四川飯店麻辣麺荘@お台場 「四川担々麺」
GW最終日、のんびり読書でもしたかったのですが……ミーハーな家族に引きずられるように、お台場の新名所「Diver City Tokyo」へ。しかし、このガンダムも3年前にお台場で見たし、施設内のラーメン店も当然のごとく大行列だし、ただただ人混みを見物しただけというお粗末。
青海駅へ向かう帰り道、「Venus Fort」を通り抜けていると、結構フードコートが充実していることに気付きました。家族がここで食べようと言うので、付き合うことに。

陳建民氏が日本に伝えた当時の味を再現していると言うので、「四川飯店麻辣麺荘」の「四川担々麺」(800円)を注文。その場で支払いを済ませ、無線呼び出しのタグを渡されて、席でしばし待つシステム。約6分後、タグがピーピー鳴り響きました。

では、スープを一口……旨味の強いベーススープ、芝麻醤は薄めでコクもホドホドですが、ちょっとミルキィなマイルド感が面白い。タップリかかる辣油もコクよりはキレに専念させたタイプで、ミルキィな甘さの芝麻醤とコントラストが際立って、それなりにメリハリのきいた味になっています。
麺は中太ストレート。しなやかなノド越しを重視したゆで加減ですが、歯応えもシッカリしており、なかなかハイレベルな仕上がりです。さらに、甘みをはじめ味の自己主張も強く、これがスープと絶妙に合って……食べ進むほどに、スープ・麺のバランスが、慎重に考えられていることに気付いていきます。具材は肉みそと、なぜかブロッコリー。肉みそは粗びきのナッツを絡めた一品で、敢えてスープで主張を控えた「コク」を、ようやくここで出してきます。すでに、スープ・麺で独特の「予定調和」に達していますので、この「後だし演出」もまた効果的。ただ、このブロッコリーは意味不明だなぁ……店頭メニューの写真とも違うし。

観光設備のフードコートという先入観もあり、最初はスープのミルキィさに少しチープな印象も受けましたので、そのまま適当に流しながら麺、具材と進んでいったのですが……トータルな完成度には、ちょっとビックリ。小柄な丼の割には麺もマズマズの量で、食べ終わったときのトータルな満足感からすれば、この価格も辛うじて許容範囲か。これが本当に陳建民氏考案の「日本人向け四川担々麺」だとすれば、その開発に要した苦労と味のセンスに脱帽ですな……「Diver City」もしばらくは混雑するでしょうし、アブれた方はこちらへ是非。
店舗情報は、こちら。
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