麺屋 我龍 新橋店@内幸町 「極上桜姫」

我龍@内幸町・20170427・交差点
 朝鮮半島ではキナ臭い雰囲気、ミサイル飛んでくるならこの日だと言われていたまさにその日、ドーセ死ぬならラーメン食べながら死にたいもの。国政中枢に近いあたりで食べていれば、ラーメン丼片手に一瞬で蒸発できるでしょう……というわけで、内幸町の新店「我龍」へ。
我龍@内幸町・20170427・店舗
我龍@内幸町・20170427・券売機
 4月オープンのこのお店、場所は「おらが」跡地でほぼ居抜き、ネット情報では北坂戸のお店が移転したモノだとか。メニューは「極上桜姫」系ラーメンと「濃厚魚介つけめん」の2系統、券売機にはすでに「限定」コーナーも用意され、今後が楽しみ。まずは、筆頭系の「極上桜姫」(780円)をポチッとな。
我龍@内幸町・20170427・極上桜姫我龍@内幸町・20170427・スープ
 カウンターのお洒落なポップ(写真は下掲)に目を奪われているうち丼到着。まずは、スープを一口……コイツぁ「硬派」、ポップの雰囲気とはまるで違う、骨太な美味さが印象的。「桜姫」というのは宮崎のブランド鶏、おそらくその肉付きのよいガラ使って、トロリとするまでジックリ炊き込んであり、鶏の風味と旨味が驚くほどに力強い。さらに、そのトロミを損ねない程度に魚介出汁が仕込んであり、サバ・カツオの節系が鶏の風味をギュッと引き締め、さらに力強く感じさせます……いやぁ、コイツは美味い。
我龍@内幸町・20170427・麺
 麺は、中太ストレート。低加水の麺を固めにゆで上げ、パツッとした口あたりとポクポクとした歯切れ、全体的に食感に重みがあり、それでいて麺量は160gほどとやや多め、コイツは食べ応えがありますな。粉もおそらく国産系主体で、クセがないのに力強い。コイツが、トロリとしたスープをタップリ持ち上げて……グン、グン、グンッと、味わいが口の中で暴れる感じ。もとは北坂戸の店だというのがよくわかる、郊外店特有の「野趣」を楽しめます。
我龍@内幸町・20170427・具材
 具材は、鶏チャーシュー2枚にメンマ、薬味のネギと糸唐辛子。鶏チャーシューは、ムネ肉を低温調理で仕上げたモノ、超大判でしかも超厚切り、この日はたまたまか切り落とし部分も入っており、ここにも郊外店特有の「野趣」プンプン。しかし、シンプルな味付けながら塩麹を使っているのか味に深みがあって、その食べ応えには大満足。多めに入る糸唐辛子も、イイ感じでキレを絡ませてきます。

我龍@内幸町・20170427・ポップ
 スープ・麺・具材、全てが味わい深く、すべてに食べ応えもボリュームもあって、このご時世これで780円とは……ついに新橋に、「期待の新星」が現れましたな。こういう「分かりやすい価値」を作り出す店は必ず伸びる、普段仕事でベンチャーさんなどを多く見ているので分かります。行列店になる前に、つけ麺も食べておかねば……この店の丼抱えながら、北朝鮮のミサイルで蒸発するなら、それはそれで本望です。

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ふるめん@六本木一丁目 「担々麺」

ふるめん@六本木一丁目・20170425・坂道
 先日「煮干し醤油」をいただいて、その美味さに驚いた「ふるめん」。その時見かけた路上看板では、メニュー人気第2位は「担々麺」……コイツは気になる。週末、またテレ東横の坂を六本木通りへ下り、お店へ向かいました。
ふるめん@六本木一丁目・20170425・店舗
ふるめん@六本木一丁目・20170425・メニュー
 相変わらず小ざっぱりとしたお洒落な店内、禁煙ではありませんが、吸う方もiQOS使ってまわりに気配り……チョイと「六本木」チックな雰囲気ですな。メニューはご覧の通りで「担々麺」(950円)を注文、薬味はネギかパクチーを選べますが、とりあえずパクチーで。湯煎したボウルの中でスープと芝麻醤を合わせるなど、結構丁寧な調理工程。
ふるめん@六本木一丁目・20170425・担々麺ふるめん@六本木一丁目・20170425・スープ
 相変わらず、華麗な色合いの丼景色。辛味ダレはパクチーの下に隠れていますが、まずはコイツを混ぜ込まず、スープを一口……いきなりガツンと来る「和山椒」。ベース・スープに魚介系が効いているせいか透明感が強く、おかげで芝麻醤もさほど濃くは感じませんが、その大人しくクリアな空間にキンキン響く、和山椒独特の青っぽい風味。辛味ダレを溶かし込んでも、辛味とコクがグッと強まりはしますがやや単調で、山椒の「キンキン」は目立ったまま……これは、賛否分かれますな。ネット情報にあった別添えの辣油も、この日はありませんでした。
ふるめん@六本木一丁目・20170425・麺
 麺は、他メニューと同じで、やや太めの中太ストレート。ゆで加減も「煮干し醤油」と同様にカタめにゆで上げ、多少ヘビーな食べ心地。これでも、スープが濃厚ならある程度噛み合うんでしょうが、和山椒でクリア感が強調されたこのスープとの相性は、どうもチグハグ。
ふるめん@六本木一丁目・20170425・具材
 具材は、蒸し鶏に搾菜、福神漬け(?)に薬味のパクチーなど。蒸し鶏にはキチンとした味がついており、芝麻醤との相性も抜群、パクチーが加える鮮烈な風味も、和山椒のクリア感と上手く呼号、これらのコンビネーションは悪くありません。福神漬けで紫蘇風味と酸味を加えようという演出も、和山椒と見事にマッチ。

ふるめん@六本木一丁目・20170425・卓上
 「担々麺には花椒」という既成概念から一歩踏み出した、勇気ある試み。ただ、その試みをサポートするには、もっとベース・スープの動物系に「個性」が必要な気が……たとえば鰻蒲焼では、本来クサミのある鰻を強烈なタレで仕上げるからこそ、和山椒の「キンキン」感が効いてくるように、クセのある動物系に濃厚な芝麻醤が絡んでこそ、和山椒も活きてくるな……そんな印象。今後の改良に期待します。

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内埜勝覚@神谷町 「醤油らぁめん」

内埜勝覚@神谷町・20170403・神谷町
 2月に仮オープンした「内埜勝覚」、てっきりこの地の老舗「めん蔵」の場所にできたのかと思い一度訪店しましたが、「めん蔵」健在。一応、周囲を見回ったのですが、ラーメン店らしい店もなく……結局、「めん蔵」で食べて首をひねりながら帰りました。
内埜勝覚@神谷町・20170403・店舗
内埜勝覚@神谷町・20170403・券売機
 その時はブティックか何かだと思ったこの店が、実はラーメン店で隣が「めん蔵」……勘弁してください。メニューは「醤油らぁめん」と「塩らぁめん」で、違う麺を使っているとか。とりあえずは、筆頭ボタンの「醤油らぁめん」(800円)を、ポチッとな。内埜勝覚@神谷町・20170403・内装

 内装は非常にお洒落で、ちょっと60~70年代のSFドラマのセットのよう。ランチタイム真っ只中でしたが、ほぼ満席の「めん蔵」に対し、5割ほどの客入りなのが、やや不思議。
内埜勝覚@神谷町・20170403・醤油内埜勝覚@神谷町・20170403・スープ
 レトロなチャーシューと伊達巻のとりあわせが、不思議な雰囲気を醸す丼景色。それでは、スープを一口……ごま油がデデンッと主役。レンゲを口に近づけただけで、フワッと鼻孔をくすぐるごま油の香り、口に含んでも舌を支配するのはごま油の風味で、なにからなにまでごま油でグイグイ引っ張る感じ。ベース・スープはスッキリとした鶏白湯で、クセもなくスマートな味わいですが、それゆえごま油の個性的な風味に押され気味。ひと昔ならいざ知らず、最近では非常に珍しいスタイル。
内埜勝覚@神谷町・20170403・麺
 麺は、平打ちの太縮れ。多加水で、喜多方麺のようなピロピロ感、甘味も上質で結構強く、なかなかの麺だと思いますが……このスープに合うかというと、やや微妙。圧倒的に麺が勝っているのですが、ひとりごま油だけが懸命に反撃しているという、そんなバランス。
内埜勝覚@神谷町・20170403・チャーシュー
 具材は、チャーシュー、メンマ、伊達巻に海苔。チャーシューは店内の釜で作っているとか、表面に食紅をつけ焼きを加えながら手間をかけて仕上げる伝統的な製法のモノと思われ、ジックリ味がしみてます。こんな上モノが3枚も入って、これなら800円も多少納得。伊達巻も、アクセントとしてはアリな感じ、しかしこのメンマが……食感はともかく明らかに風味がアレしており、コイツはいただけませんなぁ。

内埜勝覚@神谷町・20170403・卓上
 こういうごま油で強引に引っ張るタイプのラーメンは、実は昔(80年代頃まで?)はそう珍しくなく、オジさんなんかには懐かしさも感じられるスタイル。それが古風なチャーシューと組み合わさり、さらにレトロな印象を深めるのですが……この麺との組み合わせは、なぜかアヴァンギャルド。SFチックなのにレトロ感もある(STAR TREKチックな)内装を見るにつけ、これはかなり確信犯的なアプローチですな……この雰囲気とこの味、今の若い人にはどう感じられるのか、興味津々ですな。

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ふるめん@六本木一丁目 「煮干し醤油ラーメン」

ふるめん@六本木一丁目・20170314・近道
 悪夢で目が覚め、そのまま早起きしてしまった土曜日。こんな日はなんとなく、人混みや行列を避けて食べ歩きたいもの……閑散としていそうな六本木一丁目へ。このあたりは再開発も順次進んで、六本木一丁目駅がある麻布通りから、六本木通りへ抜ける近道も、ようやく開通(写真)、テクテク歩いて「ふるめん」へ。
ふるめん@六本木一丁目・20170314・店舗
ふるめん@六本木一丁目・20170314・メニュー
 昨年5月オープン、麺を淡麗な出汁に絡めていただくような、創作料理的な「塩」が印象的なお店でしたが、その後「つけ麺」や「担々麺」などメニューが増えて、昨年10月頃からは醤油系から「煮干し醤油」を前面に押し出すようになった模様、かなり評判も良いようです。以前は券売機がありましたが、後会計制になった模様、「煮干し醤油ラーメン」(850円)に「煮玉子」(100円)をつけました。
ふるめん@六本木一丁目・20170314・煮干し醤油ふるめん@六本木一丁目・20170314・スープ
 お、なかなか「攻撃的」なスープ表面。まずは、一口……これ、「真っ向勝負」してきた感じ。まず、動物系が以前の「塩」とは全く違い、(おそらく)豚骨をかなり強め、臭みを感じさせるギリギリまで攻めてます。煮干しは伊吹島産を使用しており、関東で言う背黒ではなく小型のイリコ、九段下「二階堂」などと同じアプローチですな。イリコ特有の、クセは少ないものの微妙に雑味を感じさせる風味の力強さが、アグレッシブな動物系に実によく合う。醤油ダレも、キレよりもコクを深める使い方で……世の「煮干し豚骨」の中でも、その美味さは頭2つ・3つ抜きん出ている感じ。
ふるめん@六本木一丁目・20170314・麺
 麺は昨年開業時と変わらず、かなり太めの中太ストレート。小麦ギッチリ感の強いヘビーな麺をカタめにゆで上げ、その存在感は圧倒的。「塩」では、この麺を中心に、スープを寄り添わせるようなバランスでしたが、この「煮干し醤油」ではアグレッシブなスープとガップリ四つ。シャウトするスープの横で、噛むほどに広がる力強い甘みが、重低音のビートを刻み込むようなコンビネーション、このイケイケ感も頭2つ・3つは抜けてる感じ。
ふるめん@六本木一丁目・20170314・具材
 具材は、チャーシュー2種に、メンマ・手まり麩と追加の味玉、水菜・ワケギが添えられて、薬味は白髪ネギ。もともとこの店の豚チャーシューは、信じられないほどのハイクォリティでしたが、以前の厚切りを薄切りに変えて、さらに味の魅力が伝わりやすいよう工夫。
ふるめん@六本木一丁目・20170314・メンマ
 これに、さらに鶏チャーシューもプラスされている上に、穂先メンマにもご覧のような見事な炙りが入っていて、以前より風味がさらにアップ。個々のクォリティに関しては、文句なしの「トップレベル」です。

ふるめん@六本木一丁目・20170314・卓上
 真昆布なども使い、上品な旨味と味わい深さはそのままに、ハードなパンチとアグレッシブさもアドオンされた、次世代型の「煮干し豚骨」系。創業時の「塩」を考えれば、「破壊的イノベーション」ともいえる変化ですが……具材が、「持続的イノベーション」に留まっているのが、やや残念。スープ・麺のコンビネーションは、以前の「塩」とは全く「座標軸」が変わっていますので、具材も従来の改良型ではなく、根本的な再設計が必要な気がしますが……ま、所詮ラヲタ的「重箱のスミ」系。煮玉子含めて950円の価値は、十分すぎるほどある一杯、コイツは自信満々でオススメできます。

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新橋 煮干麺 月と鼈@新橋(移転) 「辛つけ麺」

月と鼈@新橋・20170307・路地
 家族がノロで倒れてしまい、私が倒れるのも時間の問題……どうせ絶食となるのなら、その前に濃厚な一杯をキメて、思い残すことがないようにしておきますか。かといって、いつ発症するか分からないため遠出はキケン、職場近くの新橋で12月移転再オープンした「月と鼈」へ。
月と鼈@新橋・20170307・店舗
月と鼈@新橋・20170307・券売機
 2010年に西新橋にオープンしましたが、当時の最寄駅は御成門。それが、新橋駅にもほど近い路地に移転してきたのですから、「ご出世」ということになるのでしょう。メニューは「濃厚煮干つけ麺」と「辛つけ麺」、それに「煮干そば」「濃厚煮干そば」といったラインナップで、移転前とさほど変わりません。とりあえず、まだ未食だった「辛つけ麺」(880円)を、ポチッとな。大盛り無料ですが、もちろん「並盛」で。
月と鼈@新橋・20170307・辛つけ麺月と鼈@新橋・20170307・つけ汁
 まずは、つけ汁を一口……ふむ、少しジャンクなタッチは相変わらず。鶏主体の動物系、かなり荒々しく炊き上げて、敢えてまとまりを排したパワフルな味わい。これに、おそらく煮干し粉によりアトヅケで風味をつけてあり、こちらもベースとのまとまりを敢えてあまり考えない、荒々しいタッチ。さらに、粒状の細かい薬味が数種ザラザラと入っており、いろいろな味がバラバラに伝わってくるような感じがユニークですが……辛味調味料が、一本「筋を通す」役割を演じて、面白い。この辛味、舌の上ではどこか「重み」を感じさせ、ノド越しに近いあたりでキリッとキレて、全体にリズムを与えています。
月と鼈@新橋・20170307・麺
 麺は、かなり太めの中太ストレート。以前はカネジン食品製でしたが、(ちょっと記憶が曖昧ですが)おそらく麺に変更はない模様。弾力が強く、歯切れも結構重厚で、甘味もこのタイプにしてはやや強め。つけ汁がかなり濃厚ですので、麺は完全に浸さず、この程度の纏わせ方で、ジュルリとイキますと……う~~ん、味は悪くありませんが、ヘビーな味に重厚な食感が合わさる感じで、ちょっと食べ心地に「重さ」がありますな。レモンなんかが添えられていると、多少雰囲気が変わるかも。
月と鼈@新橋・20170307・具材
月と鼈@新橋・20170307・汁内具材
 具材は、麺皿にチャーシュー・水菜、つけ汁には細切れのチャーシューやメンマ・ネギ、それになにやらアレコレ小さな粒状の薬味が入っており……時々、タピオカのような歯応えも感じられたり。月と鼈@新橋・20170307・スープ割

 割りスープはカウンター上のポットに用意されており、中身は薄めの煮干し出汁。これを加えれば、サッパリ感の強いスープ割となりますが、期待したほど旨味は加わらず、終始「旨味不足」感は変わりません。

月と鼈@新橋・20170307・卓上
 オープン当初から、「売れ線」の味に徹して余計なバリエーション展開をせず、「つけ麺」重視で利益率を追求してきた、「セブンイレブン」的なクレバー運営。そうした努力が、今回の移転という「ご出世」につながったのでしょうが……味にSomething Newを求めて食べ歩くラヲタには、どうしてもモノ足りなさが残ってしまう一杯。しかし、この「クレバー路線」を堅持されれば、商売としては今後ますますご繁栄されることでしょう。

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#幸いにも、結局私は発症しませんでした。

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プロフィール

miles

Author:miles
 千葉南西部や都心のラーメンを食べ歩きながら、某サイトへ5年にわたりアレコレ書いてきましたが、都心に引越し連載も1,000回を越えたあたりでこちらへシフト。他の話題についても「So What?」な気分で、アレコレ書いていこうと思います。
 とはいえ、ほとんどラーメンの話題になってしまうのか……

年齢:オッサン
仕事:新橋系サラリーマン
オッサンゆえの自己ルール:
 ・6人以上の店外行列はパス
 ・週4杯、日1杯以内
 ・連食・副食・大中盛NG
 ・移動は電車&徒歩
 ・移動時間30分以内
 ・飲み後のシメNG

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