塩逸品 五代目けいすけ@新宿 「塩ラーメン 白湯 大人の燻製味玉入り」

 週末からの雨が上がり切らない月曜日(22日)、新宿方面の用事を済ませ、お昼前に新宿駅に駆け込みました。もうすぐ正午だし、雨の中移動もしたくないしという訳で、ルミネエストに出店した「五代目けいすけ」へ。
五代目けいすけ@新宿・店舗
 お店は7階レストラン街にあり、以前札幌ラーメンの「さっぽろ大心」があった場所。店内レイアウトもほぼそのままで、居抜きに近い状態のようです。
五代目けいすけ@新宿・メニュー五代目けいすけ@新宿・日替わりスモーク
 メニューは「塩ラーメン」が「あっさり」と「こってり」の二種類、それに「塩つけ麺」という基本ラインナップ。さらにこの店のウリは、この「日替わりスモーク」で、なんでもスープにスモーキーなフレーバーが仕込んであるんだとか。ちなみに、月曜は「桜」のフレーバー。注文は「塩ラーメン 白湯 大人の燻製味玉入り」(980円)、丼は約10分で到着。
五代目けいすけ@新宿・丼登場 出ました、いかにも「けいすけ」的なド派手な演出。配膳の際に「蓋をあけて香りをお楽しみください」とのご案内、顔を近づけ蓋を取ると、スモークの香りがフワッと鼻腔を満たし、スッと跡形もなく引いていきます。

五代目けいすけ@新宿・塩ラーメン白湯

 ではまず、スープを一口……うん、これは結構好みの仕上がりですな。鶏白湯を、鶏油が完全に乳化するまで炊き込まず、目視できる程度の微細な油滴を残す仕上げ方。こうすると、鶏油の香りと鶏の旨み・コクの双方を、活かし切りながらバランスさせることができで、さらに鶏油のクドさも、コラーゲンでサラリとカバーできてノド越しも良い。
五代目けいすけ@新宿・麺上げ
 塩ダレも、実にマイルドな効かせ方で、これなら鶏の旨みも活きてきます。スモークの併用はかなり危険なギャンブルですが、意外に鶏の香りを邪魔せずに、シットリと穏やかな「陰影」をスープに加えて、この辺りの「美的感覚」もなかなか。

 麺は中細の弱縮れ。ツルリとした麺肌で、すすり心地の良いものですが、勢いよくススると結構汁ハネします。そういうスタイルで食べたい方は、店員さんのお薦め通り紙エプロンをされた方が。

 バラロールチャーシューに穂先メンマ、燻玉といった具材群も上々の仕上がり、しかし問題は……これでもかと入る、このネギ。加熱されていないため独特の辛さが実にウルさく、大量に入っているためどこまでもスープを邪魔する。食後は、口腔も鼻腔もネギ臭さで満たされ、あの鶏の豊潤な香りも、スモークの香ばしさもどこへやら。

五代目けいすけ@新宿・カウンター 「けいすけ」系を食べる度に思いますが……ラーメンに「メッセージ」を詰め込み過ぎる。やりたいこと、試してみたいことが山ほどあって、その中から3つも4つもアイディアを詰め込んで、さらに客が組み合わせる自由度も大幅に許して「飽き」を防いで……それが「リピーター」につながるという「理屈」。それはそれで、商売として「理論的」なのかも知れませんが……多くの人が受け入れられる「シンプル」なメッセージを「愚直」に追い求めなければ、「真」のリピーターは生まれないのでは? そんな気がした、オジさんなのでした。

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月島ロック@月島 「月島ノ汐」

 酷暑の日々から一転、午前中から大雨に見舞われた金曜日。仕事が終わってもまだ小雨が降っており、いつまたバケツをひっくり返したような雨になるかも分かりません。近場で地下鉄駅出口にも近い「月島ロック」へ。
月島ロック@月島・店舗
月島ロック@月島・品書き 夜はバー&麺といった営業形態、ラーメンのみでも注文できます。麺メニューは例によって「月島ロック(醤油)」に「6/8(ハチロク:魚介醤油)」、「つけめん」といったラインナップですが、数量限定ながら新メニュー「月島ノ汐」(900円)が加わっていることを発見。カナディアン・クラブのハイボールと一緒に注文。月島ロック@月島・ハイボール

 レギュラーメニューはすべて実食済みですが、「ハチロク」はシックな魚介系が印象的な一品で、結構お気に入り。能書きを見る限り、「月島ノ汐」は「ハチロク」の塩ダレ・バージョンのようです。丼は約6分で到着。

月島ロック@月島・月島ノ汐

 では、スープを一口……最初はちょっとオイリーに感じられ、豚骨清湯の硬質なコクも、魚介系のシックなフレーバーも弱めに感じられます。麺を半分ほど食べ終わる頃、脂がほとんど麺に拾われ本領発揮。魚介系は昆布・干し帆立・干し蝦・椎茸・煮干し・カツオ節などを使っているそうですが、椎茸の風味が全体をグッとシックに仕立て、ホタテと一緒にグアニル酸系の旨みをグッと強めて、他の旨み成分と巧みにバランス、「三位一体」的な奥深さを演出しています。豚骨の硬質なコク、塩ダレもかなりドライなタッチで、シックな魚介系と相まって、「ハード・ボイルド」な味のスタイル。
月島ロック@月島・麺上げ
 麺は細麺ストレート。開店時あの「69’N’ ROLL ONE」嶋崎氏の薫陶を仰いだというだけあって、食感・味が似ています。柔らかめのゆで加減で、サワサワと口腔を撫でるしなやかさ、上品さと力強さを兼ね備えた甘みも上々で、スルッと喉奥に消える潔さ。醤油にも塩にも合いますな……具材は、蒸した鶏ムネ肉のようなチャーシューと、この店の名物穂先メンマ。いずれもスープの風味によくマッチしております。

月島ロック@月島・オーバーカウンター カナディアン・クラブという酒も、結構シック&ドライな口あたりですので、このスープにはよく合います。惜しむらくは、ハイボールではなくロックにしておくべきでしたな……さらに残念なのは、油のせいで風味が弱められたスープ序盤戦。豚骨スープのコンディションがイマイチだったのかもしれませんが……ま、これからは秋雨の季節。次回雨宿りすることがあれば、再挑戦してみます。

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miles

Author:miles
 千葉南西部や都心のラーメンを食べ歩きながら、某サイトへ5年にわたりアレコレ書いてきましたが、都心に引越し連載も1,000回を越えたあたりでこちらへシフト。他の話題についても「So What?」な気分で、アレコレ書いていこうと思います。
 とはいえ、ほとんどラーメンの話題になってしまうのか……

年齢:オッサン
仕事:新橋系サラリーマン
オッサンゆえの自己ルール:
 ・6人以上の店外行列はパス
 ・週4杯、日1杯以内
 ・連食・副食・大中盛NG
 ・移動は電車&徒歩
 ・移動時間30分以内
 ・飲み後のシメNG

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