大つけ麺博@大門 第一章「胡心房」&「花の季」

 土曜夜(1日)、自宅でマッタリしておりますと、夕食を作るのが面倒になったのか、家族が「大つけ麺博」に連れて行けと言いだして……過去、照明不足の会場で「闇鍋」状態の中食べさせられたり、平然と冷たいつけ汁が供されたり、夜に行ってロクなめにあってこなかった私としては、全く気乗りしませんが……結局、家族に引きずられるように会場へ。
大つけ麺博2011@大門・会場大つけ麺博2011@大門・各ブース
 全くの予習不足でしたので、現地のチラシで付け焼刃的に出店者をチェック。まずは、過去にも出展されていたのにご縁がなかった宇都宮「花の季」さんへ。
大つけ麺博2011@大門・花の季大つけ麺博2011@大門・花の季トッピング
 5人ほどの行列に並んでいると、「かんぴょう」「はなにら」「ねぎのコンフィ」など、面白そうなトッピングメニューを発見。店員さんのオススメに従い、「はなにら」(100円)を追加しました。
大つけ麺博2011@大門・小麦ヌーヴォー2011
 その名も「小麦ヌーヴォー2011」。小麦から自家製という全粒粉麺は、透き通るようにクリアな甘みで、なんとも優しい味わい。つけ汁は日光の水で煮出したという鶏スープで、小麦麹で風味づけしてあるそうですが……こちらはちょっと塩分過多。塩カドが立つほどではありませんが、鶏の風味をやや損ねていますな。

 しかし、特筆はなんといってもトッピングの「ヤシオマス」と「ハナニラ」。低温調理された「ヤシオマス」は、スモーク・サーモンをもっとフックラとさせたような口あたりに、もっと大らかな味わいにしたような一品、「ハナニラ」はニラとネギを合わせたような面白い味わいですが、全く青臭くなくスッキリとした甘みが印象的。
大つけ麺博2011@大門・胡心房
 さて、ノルマは果たしたのでトットと帰ろうとすると、レディース盛り(700円)だったカミさんが「モノ足りない」とのたまう。仕方なく、もう一品普通盛り(800円)を買ってシェアすることになり、今度は町田「胡心房」さんへ。
大つけ麺博2011@大門・イベリコ豚あっさりつけ麺
 その名も「イベリコ豚のあっさりつけ麺」。国産全粒粉に豆乳を加えたというこの麺、口の中にフワリと広がる、未体験ゾーンのふくよかな甘み……カミさんも思わず目を丸くしておりました。つけ汁はカッチリと昆布の風味・旨みがきいており、醤油のシックな風味がまた似合う。

 魚介出汁につかったこの麺を、さらにつけ汁にくぐらせて、ズバァ~~ッとイキますと……「全粒粉入り豆乳麺」の艶めかしい裸体に、シックなつけ汁が白蛇のようにまとわりつくような、味のイメージ。「上品・上質」といった領域から、すでに「エロティシズム」の世界に入りつつありますな……麺の上に散らされたライム、オレンジといった洒落た演出含め、さすが女性店主の作品と唸らせます。

大つけ麺博2011@大門・ステージ
 「胡心房」さんはイベント初出店のせいか、とんでもない気合いの入り方。とにかく、この一杯を食べなきゃ、今年の「第一章」は語れませんな……ステージの「トッピング・ガールズ」に見入っている場合じゃありませんぜ、旦那。さて、この「第一章」もあと1日(10月2日まで)というわけで、とりあえず速報でお伝えしました。

 イベントの公式HPは、こちら
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福の軒@秋葉原 「特製らーめん」

 せっかくの三連休でしたが、あれこれ用事や仕事でつぶされて、残るは最終の日曜のみに。アキバをブラつきがてら、今年7月にオープンした「福の軒」へ。
福の軒@秋葉原・路上看板
 JR秋葉原駅の昭和通り口南側に、昔からある公園がありますが、その公園脇の狭い路地に店はあります。かなり大型の路上看板が出ており、コイツが目印。
福の軒@秋葉原・店舗1
福の軒@秋葉原・券売機
 ここのウリは、なんといってもその「安さ」。主力の「特製らーめん」で380円、「半替え玉」が50円と、最近流行りのロープライス豚骨店に対しても十分な戦闘力です。ネット情報では「屯ちん」を擁するグループの運営だとか、さすが「資本」のなせるワザですな。注文は「特製らーめん」をバリカタで、豚骨店らしいスピード調理、丼は2分もしないうちに到着。
福の軒@秋葉原・特製ラーメン
 では、スープを一口……非常に深く乳化させた豚骨ですが、妙な濃さもクドさも感じさせず、マイルド&スムーズな飲み口で、カエシの塩梅もドンピシャリ。業務用の豚骨のようなケバい風味とは全く無縁、薄めながらふくよかなコクとまろやかな味わいで、このプライスにしてこのクォリティとは、ちょっと驚き。
福の軒@秋葉原・麺上げ
 麺はいわゆる博多麺で、低加水の極細ストレート。ゆで上がりもキッチリとバリカタで、軽快な歯切れだけでなく一定の粘りもキッチリ感じさせ、なかなか食べ応えがあります。ただし、このタイプにしては風味が力強く、この麺ならスープはもう少しコッテリさせた方がよいのかも。ちなみに「半替え玉」をハリガネで頼んでみましたが、固さもキッチリとオーダー通りで、「半」という割には量もありました。
福の軒@秋葉原・卓上 具材は、チャーシュー、キクラゲ、万能ネギ。チャーシューはモモ肉が4枚入り、キクラゲもタップリ入って「特製」感を出しており、「安かろう」的なスキを見せません。卓上のおろしニンニクも良質なもので、スープのボディをグッと強めてくれます。これで辛子高菜も卓上にあれば、コストパフォーマンスで他の追従を許さないのでしょうが……さすがにそれは無理なよう(トッピングで100円)。

福の軒@秋葉原・店舗2 大都市圏の消費者がもつ「博多豚骨」のイメージの最大公約数部分を、どこよりも的確に実現しながら、最適化された生産・販売プロセスで、どこよりも安価に提供する……まさに「コスト・リーダーシップ戦略」の最たるものですな。こういう店を見るにつけ、個人ラーメン店はどう生きるべきかと考えてしまいますが……

 かのマイケル・ポーター流に言えば、資本系には真似できない味・品質で「差別化」するか、マスを捨て特定の顧客層の需要に「集中化」するか、その両方かということになります。しかし、「コスト・リーダーシップ」を狙いながらも、これほどの味と品質を実現する「福の軒」、街の豚骨店がこういう存在と闘うのは、なかなか辛いかもしれません。

 店舗情報は、こちら

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プロフィール

miles

Author:miles
 千葉南西部や都心のラーメンを食べ歩きながら、某サイトへ5年にわたりアレコレ書いてきましたが、都心に引越し連載も1,000回を越えたあたりでこちらへシフト。他の話題についても「So What?」な気分で、アレコレ書いていこうと思います。
 とはいえ、ほとんどラーメンの話題になってしまうのか……

年齢:オッサン
仕事:新橋系サラリーマン
オッサンゆえの自己ルール:
 ・6人以上の店外行列はパス
 ・週4杯、日1杯以内
 ・連食・副食・大中盛NG
 ・移動は電車&徒歩
 ・移動時間30分以内
 ・飲み後のシメNG

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