桂花 末広店@新宿三丁目 「太肉麺」

桂花@新宿三丁目・新宿三丁目
 某新店を探して新宿三丁目をさまよい、諦めて宿題店に向かうと夜営業になっていたり、諦めて馴染みの店に行ったら臨休だったり……ようやく某新店を探し当てましたが、なんだか興味が失せてしまいました。ふと、その店の隣を見ると「桂花」、急に懐かしさがこみ上げて入店。
桂花@新宿三丁目・店舗
桂花@新宿三丁目・メニュー
 もう30年近く前、東京で初めてラーメンを食べたのが、この「桂花 末広店」でした。たしか、中古レコードを探しに新宿に来たはず……当時はまだ、CDではなくLPでしたが。店構えや内装も、当時の雰囲気が残っているような気がしますが、ちょっと記憶が定かではありません。入口右手のタッチパネル式券売機で、あの時と同じ「太肉麺」(950円)を、ポチッとな。丼とは約5分で、感激のご対面。
桂花@新宿三丁目・太肉麺
桂花@新宿三丁目・スープ
 では、スープを一口……うん、これこれ。見た目は豚骨スープですが、鶏ガラでサポートしながら完全乳化させており、塩ダレも優しいタッチで、たおやかなコクと風味に仕上がっています。この優しいスープに、マー油を(当時としては)ガツンと効かせるのが(当時東京では)「サプライズ」でしたが、今となっては「程よいアグレッシブ感」で、上品な部類。
桂花@新宿三丁目・麺上げ
 麺は中太ストレート。加水率低めの丸麺を、結構固めにゆで上げており、適度なポキポキ感が伝わってきます。密度の高い小麦の風味が、スープの程よい野趣に盛り立てられて、今となっては華奢な味にも感じられますが、当時は「豪快」に感じられたものです。
桂花@新宿三丁目・太肉
 具材は、太肉(ターロー:角煮のようなブロック・チャーシュー)、メンマ・茎ワカメに、キャベツがドッサリ。この名物「太肉(ターロー)」ですが、三枚肉を煮込んで表面をカリッと仕上げてあり、コイツをスープに浸していただきますと、豚骨・鶏ガラに肉汁がタップリ混ざり、さらにマー油のニンニクでグッと太いコクが加わって……いやぁ、30年前と変わらぬ「感動」。ラフなキャベツの使い方も、当時は「アヴァンギャルド」に感じられたもんです。

桂花@新宿三丁目・テレビ放映
 サッと入って、サッと食べる。かつてラーメンは典型的な「実用食」でしたが……それが今、驚くような「マシマシ」系や、カルボナーラのような「濃厚」系など、一部のラーメンは「嗜好食」と化してしまいましたな。40年以上前(桂花は68年に末広店を皮切りに東京進出)、この「実用食」と「嗜好食」の境界あたりの面白さを、熊本ラーメンの魅力とともに東京の方々に伝えたのが、「桂花」の功績かもしれません。とはいえ、21世紀にあらためて食べた「太肉麺」は、かなり「実用食」寄りに感じられましたが……まだまだ、その「輝き」は失われていませんな。

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プロフィール

miles

Author:miles
 千葉南西部や都心のラーメンを食べ歩きながら、某サイトへ5年にわたりアレコレ書いてきましたが、都心に引越し連載も1,000回を越えたあたりでこちらへシフト。他の話題についても「So What?」な気分で、アレコレ書いていこうと思います。
 とはいえ、ほとんどラーメンの話題になってしまうのか……

年齢:オッサン
仕事:新橋系サラリーマン
オッサンゆえの自己ルール:
 ・6人以上の店外行列はパス
 ・週4杯、日1杯以内
 ・連食・副食・大中盛NG
 ・移動は電車&徒歩
 ・移動時間30分以内
 ・飲み後のシメNG

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