中華dining 仁@日暮里 「仁ラーメン」

仁@日暮里・駅前
 前日ちょっと飲み過ぎた土曜日、なぜか少し早起きしてしまいました。ウォーキング開始まで少し時間があったので、いつもより足を延ばして日暮里へ。仁@日暮里・某店

 お目当ては駅前の某中華料理店(右写真)でしたが……地元の方々に結構な人気のようで、2階席まで満員御礼、これは再訪の要ありですな。ま、今日のところは予め考えてあった第二候補、4月オープンの新店「仁」へ。
仁@日暮里・店舗
仁@日暮里・メニュー
 この場所は、これまで何回か店が入れ替わった「鬼門」の地。駅から少し離れ、韓国や中華の料理店が多い地域ですので、ラーメン専門店の営業は難しいのかも。メニューは、「塩」「味噌」「チゲ」系などに、つけ麺なんかもあって意外にバリエーション豊富。ま、初訪ゆえ店の名を冠した「仁ラーメン」(650円)で。丼は約7分で到着。
仁@日暮里・仁ラーメン
仁@日暮里・スープ では、スープを一口……う~~ん、ちょっとキビしいかな。豚骨と鶏ガラを炊き込んだこのスープ、魚介系の力を借りず、動物系をストレートに前面に押し出すスタイルです。味わいとしてはやや鶏ガラを強めに感じますが、旨味も風味もかなり弱め。加えて、豚骨も鶏ガラにくるまれてコクが弱まっており……双方の「弱み」が寄り添って、ややシャバい感じに。弱めのコクをカバーすべく、最初から少しニンニクを入れているようですが……ニンニクは、動物系の強いコクをさらに強化すべく使うもので、こういうやり方は逆効果。
仁@日暮里・麺上げ
 麺は中太で、細かく縮れが入ったもの。加水率とゆで加減で、コシとプリプリ感を演出していますが、縮れ麺でコレをやると、麺同士が絡まり合って取り分けにくい。味もやや素っ気ないもので、その「弱み」がスープの「弱み」にさらに寄り添う。
仁@日暮里・チャーシュー
 具材は、チャーシュー、メンマ、小松菜にキクラゲ、そして味玉半個。メンマの風味は悪くありませんが、ちょっと硬すぎ、味玉も中途半端な味付けです。一方チャーシューは味がシッカリしみており、ホロリとしながら肉汁もあって、「孤軍奮闘」しておりますな。

仁@日暮里・卓上
 どこかこう、「ボタンのかけ違い」的なものを感じた一杯。逆に言えばオセロゲームのように、どこか一つを変えることで、すべてが変わってしまうような予感も。「味噌」や「チゲ」のベーススープとしてはこれで十分、しかし一人歩きさせるとなると……魚介系とのダブルにするとか、醤油を見直してカエシを磨き込むとか。もっとも、どこか日本人向けでない味の作り方をワザとしているようにも思えたので、この地域にはこれで合っているのかもしれませんが。

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手打ら~めん ふくろたん@湯島 「しおらーめん」

ふくろたん@湯島・湯島天神
 5月の澄みきった空、降り注ぐ陽光が眩しい土曜日、本日のウォーキング前の腹ごしらえは、湯島の新店「ふくろたん」へ。湯島天神正面入口へ向かい、左折したところにお店はあります。
ふくろたん@湯島・店舗
ふくろたん@湯島・メニュー
 4月オープンのこのお店、独特の手打麺を出すことで話題になりましたが、ネットの評判を見ていると、まだまだ味が揺れ動いているような気が……約一カ月が経ち、そろそろ落ち着いたかと考え、ようやく訪店。注文は「しおらーめん」(800円)、丼は約7分で到着。
ふくろたん@湯島・塩
ふくろたん@湯島・能書き
 では、スープを一口……昆布出汁に、鶏ガラ・鰹節・野菜を煮込んだというこのスープ、オープン当初は紫蘇や柚子でアクセントをつけていたようですが、それらはバッサリ取り払われて、シンプルながら深みのある味に仕上がっています。昆布の分厚い旨味に、鶏のフックラとした旨みが重なり、リンゴなど香味野菜がスッキリとした透明感を与えて……塩ダレもごく控えめで、食材の味わいをシンプルに訴えかけてくる、外連味のない素直な味です。個人的には、非常に好みのタイプですなぁ……
ふくろたん@湯島・麺上げ
 さて注目の麺ですが、全粒粉がかなり多めに配合された平打ち中太麺。能書きにある通り、包丁により切り分けられているため太さが不ぞろいですが、食感の変化もまた一興。ゴワッとした食感に賛否あったようですが、その後調整されたのか、思ったほど違和感はありません。それよりも、私が感心したのはその味で、シットリと舌に響くような落ち着いた味わいが、訥々と語りかける素直なスープに完全に融合して……思わず目を閉じて味わってしまいそうな、魅力あふれるハーモニー。
ふくろたん@湯島・味玉
 具材は、鶏チャーシュー、岩海苔、メンマ・ネギに、味玉ひとつ。ムネ肉使用の鶏チャーシューや、柔らかくスッキリとした味のメンマなど、全体のナチュラル感を損わない配役は、さすが。味玉もご覧のように極上の仕上がり、そして注目は何といっても岩海苔で、昆布の風味に磯の香りを添えながら、両者の旨みがシナジーしていき、最後は完全にスープと一体化するというクライマックス。いや、コイツはなかなかのカタルシスですぞ。

ふくろたん@湯島・店内 麺のゴワつきを入口に、ネットからはアレコレ注文がついた一品ですが、その後の調整のせいなのか、残る問題はわずかな麺のゴワつきだけになったような。そして終盤、数cmの細切れになった麺を、レンゲでスープと一緒に掬って食べていましたが……麺・スープの味が「極上」の相性ですので、麺食感の問題が消えると、ストレートに美味しさが伝わってきますな……だったら最初から、「Noodle」的な一杯にしてはいかがかな。確かに、麺の「すすり心地」はラーメンの「必須要素」の一つですが、それでこの美味さにケチをつけられるくらいなら、いっそ「ラーメン」である必要もないのでは。

 かつてSonyが「Walkman」を開発した時、社内から「録音機能の録音機能の無いテープレコーダーは絶対に売れない」と反発され、それでも音質の良さに魅かれたメンバーによって、従来の枠にとらわれない新しいジャンルが生み出されました。この一杯には、そんな「イノベーション」の可能性を感じるなぁ……今後が楽しみ。

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プロフィール

miles

Author:miles
 千葉南西部や都心のラーメンを食べ歩きながら、某サイトへ5年にわたりアレコレ書いてきましたが、都心に引越し連載も1,000回を越えたあたりでこちらへシフト。他の話題についても「So What?」な気分で、アレコレ書いていこうと思います。
 とはいえ、ほとんどラーメンの話題になってしまうのか……

年齢:オッサン
仕事:新橋系サラリーマン
オッサンゆえの自己ルール:
 ・6人以上の店外行列はパス
 ・週4杯、日1杯以内
 ・連食・副食・大中盛NG
 ・移動は電車&徒歩
 ・移動時間30分以内
 ・飲み後のシメNG

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