横浜とんこつラーメン 大黒家@勝どき 「醤油ラーメン」

大黒家@勝どき・勝どき交差点
 何とも憂鬱な連休明け、気晴らしに勝どきあたりをウォーキングすることにして、地下鉄駅出口から晴海通りを東へ。腹ごしらえは、通り沿いの新店「大黒家」。
大黒家@勝どき・店舗
大黒家@勝どき・券売機
 場所は、トリトンスクエアと勝どき駅の中間くらい、店前の通りはトリトンに入るオフィスからの帰宅リーマンで大混雑。ここは以前「らーめん元気」という店があった場所ですが、居抜きではなく内装・厨房とも一新してあります。メニューは「醤油」「塩」「味噌」の三系統、とりあえず筆頭ボタンの「醤油ラーメン 並」(650円)を、ポチッとな。例によって「固め・少なめ」でお願いしました。丼は、約6分で到着。
大黒家@勝どき・醤油ラーメン
大黒家@勝どき・スープ
 では、スープを一口……う~~ん、いわゆる「家系」のバランスとはちょっと違いますな。豚骨はかなりジックリ炊き出してありますが、背脂が少し加えられているのか少しボンヤリ感があって、おかげで豚骨特有のコクが弱めに感じられます。同じ理由でカエシの効きも弱まって、キレ・旨み共にかなり弱い。コッテリ感だけが突出した、不思議なバランス。
大黒家@勝どき・麺上げ
 麺は長多屋製麺製で、多少細めの太麺ストレート。キッチリと固めのゆで加減で、ムチムチのシコシコ、ズシッとした歯応えで食べ応えもあり、なかなかの麺です。ただ、せっかく甘味もシッカリした麺なのに、ボンヤリしたスープがその良さを盛り立ててやれないところが、かなり残念。
大黒家@勝どき・豆板醤投入
 具材は、チャーシュー、ウズラ、ホウレン草に、海苔三枚とネギがパラリ。かなり薄めのバラロール・チャーシューにも少し萎えますが、ホウレン草の少なさにも相当萎えます。後半、例によって卓上のニンニクと豆板醤を投入(写真は混ぜ後)。コッテリ感の強いスープですので、ニンニクは少し多めに入れましたが、それでも効きはイマイチで、逆に豆板醤は他店と比べてもかなり金属的な味が強く、効きもどこか上滑り。

大黒家@勝どき・トリトン ネット情報では、「大黒家」は名店「壱六家」の血統にあたり、大久保「壱蔵家」とは兄弟関係にあたるそうですが、確かにウズラがのっているあたりが共通点ですが……「壱蔵家」のマイルドでグラマラスなスープに比べて、やや「メタボ」気味なのが気になるところ。しかし、トリトン(写真)に勤めるサラリーマンは年齢層も比較的若く、この程度のギタギタ感の方がウケるかも。私には結構ヘビーでしたが……勝どき交差点のコンビニまで戻り、「黒烏龍」片手にウォーキングをスタートしたオジさんなのでした。

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跳馬らーめん@馬喰町 「らーめん」

跳馬らーめん@馬喰町・交差点
 メッキリ秋らしくなってきた今日この頃。夏の間はどうしても運動不足となるため、背脂系のカロリアスな一杯は避けておりましたが、ようやく全開モードでウォーキングできる季節を迎えて、そんな自己ルールも解禁。小伝馬町駅近くのコンビニで黒烏龍を買って、8月オープンの新店「跳馬らーめん」へ。
跳馬らーめん@馬喰町・店舗
跳馬らーめん@馬喰町・券売機
 メニューは基本的に「らーめん」のみで、あとはトッピングのバリエーションのようです。オールドスタイルな背脂豚骨醤油と聞いており、おそらくモヤシがドンピシャ合うんでしょうが、ひとまず基本の「らーめん」(650円)で。それにしても、「もやしらーめん」は50円増しなのに、トッピングの「もやし」は100円とは、頼むとドンダケ盛られてくるのやら。1ロット見送りで、丼は約7分で到着。
跳馬らーめん@馬喰町・らーめん
跳馬らーめん@馬喰町・スープ 背脂は、チャッチャとふりかけるのではなく、丼の中で合わせるやり方、そのため背脂の「飛び散り」のない上品な丼景色。まずは、スープを一口……いやぁ、なんとも見事な「こってり」感。豚骨は、臭みもなくマイルドですがコクが深い。背脂も、一切クセや臭みのない上品なもので、この両者にカエシが絡んで押し出す味は……動物っぽさにも、脂っこさにも、味の濃さにも、いずれにも流されないピュアな「こってり」感。構成だけなら、90年代に流行った背脂豚骨醤油や、その後発展した「クサウマ」系と同じですが、余計な演出一切ヌキで、「こってり」に焦点を絞った潔いスタイル。
跳馬らーめん@馬喰町・麺
 麺はやや太めの中太弱縮れ。プリプリとした食感と、フックラとした甘味を押し出す「素直」な麺で、モヤシやチャーシュー、メンマなどを絡めるほどに、いろいろな「表情」が楽しめるという趣向です。敢えて自己主張させないこのやり方、かなり練られた「構想」ですな。
跳馬らーめん@馬喰町・チャーシュー
 具材は、チャーシュー、メンマ、モヤシにネギ。チャーシューは、「燻製」と「醤油」の2タイプあって注文時に選べますが、オススメを聞くと「初めての方は醤油の方が」ということで、そのタイプ。ホロリと柔らかいバラロールで、自然に崩れて麺に絡み、スープ・麺のコラボに対して、素敵なリズムを加えてきます。
跳馬らーめん@馬喰町・麺上げ
 モヤシも注文ごとにゆで上げてあり、パキパキとハジけるような感触が、プリプリの麺と呼応して、シャクッとハジけ出る水気が、背脂豚骨のコッテリ感と対比を成して……「環七戦争」などともてはやされた、90年代のラーメンブームを彷彿とさせます。

跳馬らーめん@馬喰町・卓上 「こってり」感を出すのは意外に難しく、背脂を入れれば自動的に出るものではありません。背脂で味蕾がコーティングされて味が伝わりにくくなるため、「むしろアッサリ」なんて意外な感想を呼ぶこともしばしば。これをカバーするのが濃いめの味付けなのですが、やり過ぎると「こってり」を通り越して「ギタギタ」に。脂分・コク・味付けのバランスをとって、ピュアに「こってり」感を打ち出した成功例はあまり思いつきませんが、そういった意味で貴重な一杯。特にバブル崩壊直後のラーメンブームに郷愁を覚える方には、その記憶を「美しく」蘇らせてくれるでしょう。

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プロフィール

miles

Author:miles
 千葉南西部や都心のラーメンを食べ歩きながら、某サイトへ5年にわたりアレコレ書いてきましたが、都心に引越し連載も1,000回を越えたあたりでこちらへシフト。他の話題についても「So What?」な気分で、アレコレ書いていこうと思います。
 とはいえ、ほとんどラーメンの話題になってしまうのか……

年齢:オッサン
仕事:新橋系サラリーマン
オッサンゆえの自己ルール:
 ・6人以上の店外行列はパス
 ・週4杯、日1杯以内
 ・連食・副食・大中盛NG
 ・移動は電車&徒歩
 ・移動時間30分以内
 ・飲み後のシメNG

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