味噌や 魚らん坂@末広町 「味噌ラーメン」

魚らん坂@末広町・20130526・妻恋坂交差点
 春の健康診断を前にして、5日間ラーメンを断っておりましたが……はやくも禁断症状。健診も済んだし、まだ夜は涼しいし、いっちょ味噌でもイキますか。末広町の新店「魚らん坂」へ。
魚らん坂@末広町・20130526・店舗
魚らん坂@末広町・20130526・券売機
 お店は、妻恋坂交差点近くで、「いち」というお店があった場所、店内もほぼ居抜きです。「いち」は結構美味しいお店だったのですが……人通りの多いエリアからは微妙に離れており、やっぱ商売には難しいロケーションなのかしら。「北海道らーめん 魚らん坂」は都心部にもアチコチあるのですが、おそらくその系統なのかな……とりあえず、筆頭ボタンの「味噌ラーメン」(700円)を、ポチッとな。
魚らん坂@末広町・20130526・味噌ラーメン
魚らん坂@末広町・20130526・スープ
 では、スープを一口……見た目は白味噌っぽく、それっぽい甘みも強いのですが、それにしてはコクに力強さがあり、それなりのパンチ力。一方で、野菜のスッキリ感が強いベーススープを使い、味噌とはクッキリとしたコントラスト。お陰で、塩カドが立つほど味噌を濃く使わなくても相対的に濃厚に感じられ、味噌本来の風味をシッカリ主張しながら、同時にスッキリした飲み口を実現しています。ラードの風味が多少気になりますが、かなり手馴れたバランスとソツのなさ。
魚らん坂@末広町・20130526・麺
 麺は、やや太めの中太弱縮れ。加水率高めでプリッとした口あたり、弾力もそれなりに強いのですが、歯応えに微妙な柔らかさを残してあり、いわゆる札幌系の麺としては、食べやすさにもかなり配慮されています。このあたりも、かなり手馴れたチューニング。
魚らん坂@末広町・20130526・チャーシュー
 具材は、チャーシュー、メンマ、モヤシ・ニラなど野菜類と味玉半個、そして薬味の細切り白ネギ。野菜は一杯ごとにキチンと炒めてあり、モヤシ・プリプリでニラ・シンナリ、ほぼベストな仕上がりですな。味玉も半熟で丁寧な仕事、メンマのコリコリ感が加える食感の変化もナカナカですが、チャーシューはやや平凡かも。

魚らん坂@末広町・20130526・卓上 ベーススープと味噌ダレのメリハリ、チャーシューとそれ以外の具材のメリハリ、これらを上手く調整しながら総合的に原価を抑え、パンチ力を最大限に感じさせようという、非常に「クレバー」な一品。まるで、ストレートはさほど速くないものの、チェンジアップとスローカーブを織り交ぜながら、コンスタントに打者をうち取り数字を残す、ベテランピッチャーのような「老獪さ」。こういう一杯も、たまにはいいんじゃないでしょうか。

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麺処 晴@入谷 「味玉そば」

晴@入谷・20130528・交差点
 昨年7月にオープンしたこのお店、鎌ヶ谷「目黒屋」出身のご主人ということで、かつて千葉で食べ歩いていた私には、とても親近感があったのですが……入谷はギリギリ行動圏外。かといって、週末訪れようとしても土曜が定休、結局宿題店のままになっておりました。今週は必ず行こうと、数日前から仕事を調整、なんとか訪店かないました。
晴@入谷・20130528・店舗
晴@入谷・20130528・券売機
 メニューは「濃厚つけ麺」「中華そば」「塩そば」の3系統、さすが「目黒屋」出身、やはりつけ麺が筆頭ですか……それだけに、むしろ「中華そば」あたりに独自性を出して来ている気もします。とりあえず「味玉そば」(800円)を、ポチッとな。座席は満員で店内待ち2名、それでも20分後には丼にありつけました。
晴@入谷・20130528・味玉そば
晴@入谷・20130528・スープ
 フワッと立ち上る、鯵干し独特のワイルドな香り。まずは、スープを一口……口に含むと、今度は口腔から鼻腔に鯵独特の香りが駆け抜け、思わずウットリ。ベースは鶏主体のようですが、カエシのせいかカチッとシャープなコク。こいつで下支えしながら、魚介系の旨味と風味を前面に打ち出すという……外見・構成は全く違っても、永福系 → 津田沼「必勝軒」 → 鎌ヶ谷「目黒屋」という血脈が、確かに感じられる仕上がりですな。
晴@入谷・20130528・麺
 麺は、細麺ストレート。パツッとした口あたりに、小麦ギッチリ感のあるポクポクとした歯切れ、もちろん甘味も実に豊かです。コイツをスープと調和させるのではなく、鯵干しスープにぶつけるように、ガンガン自己主張させるやり方で、麺のタイプといい、どこか「伊藤」に通じる方法論。
晴@入谷・20130528・チャーシュー
 具材は、チャーシュー、メンマ、ネギ2種に、追加の味玉。チャーシューは大判2種2枚、穂先メンマも超大型が2本入りと、圧巻のラインナップ。チャーシューは、ローストポーク的な低温調理の肩ロースと、もう一枚はかなり味のしみたモモ肉のよう。個人的には後者が好みで、コイツをシッカリ噛み込むと、スープにジワジワ味が馴染む感じで、「古風」な感じがタマリません。メンマ、味玉のクォリティも非常に高く、圧倒されるほどの充実ぶり。

晴@入谷・20130528・麺景色 差し出された丼の、チャーシューを少し動かすと、ビシッと揃えられた細麺が現れる。もうそれだけで、ご主人の「求道心」がダイレクトに伝わってきて、食べる前から結果は約束されたようなもの。カチッと仕上がったスープを舞台に、麺・具材が存分に個性を発揮する、整然としながらも躍動感あふれる、この一杯のドラマ。今でも千葉のラーメンに強く郷愁を覚える私にとって、なんだか誇らしく思えるほどの一杯でした。

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プロフィール

miles

Author:miles
 千葉南西部や都心のラーメンを食べ歩きながら、某サイトへ5年にわたりアレコレ書いてきましたが、都心に引越し連載も1,000回を越えたあたりでこちらへシフト。他の話題についても「So What?」な気分で、アレコレ書いていこうと思います。
 とはいえ、ほとんどラーメンの話題になってしまうのか……

年齢:オッサン
仕事:新橋系サラリーマン
オッサンゆえの自己ルール:
 ・6人以上の店外行列はパス
 ・週4杯、日1杯以内
 ・連食・副食・大中盛NG
 ・移動は電車&徒歩
 ・移動時間30分以内
 ・飲み後のシメNG

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