ラーメン屋 トイ・ボックス@三ノ輪 「味玉醤油ラーメン」

トイ・ボックス@三ノ輪・20140112・ガード
 食べ歩きの自己ルールでは、三ノ輪はギリギリ行動圏外。しかし、隣の芝生はなんとやら、気になるお店が次々生まれる地でもありまして……12月、どうしても気になる店ができまして、ほぼ5年ぶりに常磐線のガードを見上げることになりました。お店の名前は「トイ・ボックス」。
トイ・ボックス@三ノ輪・20140112・店舗
トイ・ボックス@三ノ輪・20140112・券売機
 あの「69'N'ROLL ONE」(以下「69」)など有名店で修業を積まれたご主人は、業界ではかなり名の知れた方とか。メニューは今のところ「醤油ラーメン」一本、寸動に入れられているのはほぼガラのみのようで、鶏油の取り去り方が実に慎重。その他、丼の温め方、2回に分けた鶏油の入れ方、スープ分量の調整の仕方、麺湯切りなどなど……仕事っぷりを見るだけで、出てくるラーメンの質の高さが容易に予想できますな。見とれているうちに、「味玉醤油ラーメン」(800円)が到着。
トイ・ボックス@三ノ輪・20140112・醤油
トイ・ボックス@三ノ輪・20140112・スープ
 では、スープを一口……うん、「ラーメンの本質」を感じさせる味。鶏主体で風味豊かなスープに醤油ダレというシンプルな構成、しかし非常に深みのある味わいです。味の構成としては「69」に通じるものがありますが、鶏油の風味がさらにふくよか、醤油ダレはキレよりもコクを重視したもので、これが鶏油に包み込まれて実にマイルド。「69」が「キレ」なら、こちらは「丸さと分厚さ」、そんな対比になろうかと。
トイ・ボックス@三ノ輪・20140112・麺
 麺は中太ストレート。こちらも、スープのキレで麺の甘みを引き立てる「69」とはスタイルが異なり、加水率低めの麺を気持ち柔らかめにゆで上げて、適度にスープを吸わせながら、スープと麺の味をジックリ馴染ませていくような、そんなスタイル。後半に向け、トータルな味わいがグングンと深まっていくこの感じ、感動的ですらありますな。
トイ・ボックス@三ノ輪・20140112・チャーシュー
 具材は、チャーシュー2種とメンマ、ネギ、そして追加の味玉。チャーシューは、鶏と豚の二種ですが、印象的なのはこの豚バラロールの一品。スープの入った寸動に生肉の状態のまま入れ仕上げたもので、ちょうどいい塩梅の「低温調理」、プリッとした食感を楽しむうち、スープがしみ込んだ肉汁がジワジワと口腔に広がって……ウットリするほどの美味さ。味玉もキッチリ半熟の仕上がりで、ねっとりした黄身が濃厚な風味・甘みを振りまいて、分厚い味わいの鶏スープをさらに盛り上げます。

トイ・ボックス@三ノ輪・20140112・卓上 ラーメンの味に最適解はなく、表現の地平は日々広がり続ける……そんなラーメンファンの「希望」が、「現実」であることをシミジミ思い知らせてくれる一品。しかも、これ以上はないというほどシンプルなスタイルのラーメンでも、「本質」は全く同じであることを示した点で、非常に価値ある一品と言えましょう。それにしても、入谷「晴」といい、三河島「にゃがにゃが亭」といい、この店といい……行動圏よりやや遠めの「芝生」は、なぜこうも青いのでしょうか。

 店舗情報は、こちら

【記事ご参考になりましたら、こちら(↓)の方をポチッとな】
FC2 Blog Ranking
スポンサーサイト

プロフィール

miles

Author:miles
 千葉南西部や都心のラーメンを食べ歩きながら、某サイトへ5年にわたりアレコレ書いてきましたが、都心に引越し連載も1,000回を越えたあたりでこちらへシフト。他の話題についても「So What?」な気分で、アレコレ書いていこうと思います。
 とはいえ、ほとんどラーメンの話題になってしまうのか……

年齢:オッサン
仕事:新橋系サラリーマン
オッサンゆえの自己ルール:
 ・6人以上の店外行列はパス
 ・週4杯、日1杯以内
 ・連食・副食・大中盛NG
 ・移動は電車&徒歩
 ・移動時間30分以内
 ・飲み後のシメNG

カレンダー

12 | 2014/01 | 02
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -

検索フォーム

Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR