旨美麺 築一@銀座 「築地直送北海道産 元祖帆立白湯らぁめん」

築一@銀座・20150426・銀座
 銀座「篝」の2階に新店とか。銀座という街は不思議なところで、他の街ではラーメン新店なら客が殺到しますが、この街では無名の新店などガン無視。しかし、少し名が売れ始めると、一転して長蛇の列という……「朧月」や「篝」もそのパターン。私のような行列嫌いにとっては、オープン直後数日が勝負です。
築一@銀座・20150426・店舗
築一@銀座・20150426・券売機
 現地に着くと、例によって「篝」(写真「Soba」の軒看板)には長蛇の列。それをスイスイ追い抜いて、階段(「築一」看板の下)を上り店内をのぞくと、先客は2名のみでガラガラ……予想通りですな。メニューは「帆立白湯」「海老赤湯」2種のラーメンと「濃厚海老つけ麺」。まずは筆頭ボタンの「帆立白湯らぁめん」(990円)をポチッとな。それにしても、あの銀座プライスの「篝」より、さらに高値設定とはチャレンジング。
築一@銀座・20150426・帆立白湯築一@銀座・20150426・スープ
 では、スープを一口……「無添加」がウリだそうですが、まぁ確かにそんな感じ。ベースは相当深く炊き込んだ鶏白湯で、それ自体はミルキーでスマート。一方、帆立の味は非常にダイレクトに伝わってきて、出汁というよりそのままペーストにでもして溶かし込んでいる感じ。結果、全体としてはなぜかヘビーな飲み応えで、風味・旨味が「重さ」の中に沈んでいるような……カエシもかなり弱めでメリハリも弱く、やや単調に感じられて賛否あるかも。
築一@銀座・20150426・麺
 麺は中細ストレート。細さの割に、シッカリとコシを感じさせる絶妙のゆで加減。国産小麦的な純朴な味わいですが甘みが強く、多少ザラついた麺肌がドップリとスープを持ち上げて……この口福感は、なかなか。
築一@銀座・20150426・帆立
 具材は、帆立、メンマ、水菜にネギ。帆立は網目に焼き色がついたもの、非常にシンプルな味付けで、素材の旨味を最大限に引き出しています。提供時、スープから5, 6個顔をのぞかせていますが、スープの中にもいくつか沈んでおり、十分なボリューム。
築一@銀座・20150426・ゆずおろし
 配膳時に提供される、柚子おろし。後半試してみましたが……濃厚スープに対して、焼け石に水的な感じで、ちょっとアレ。発想を変えて、卓上の「フランス産花塩」をカリカリふりかけますと、グイグイ味が引き締まってきて、イイ感じ。調子に乗って、ドライ・ガーリックをガリガリふりかけましたが……これは賛否あるでしょう。

築一@銀座・20150426・卓上 深く炊き込み、敢えて平坦な味に仕上げた鶏白湯に、魚介をきかせる方法論は、汐留「カシムラ」が成功させたものですが、アチラは鮮魚を使って「動的」な味に仕上げています。また、濃厚な動物系と帆立という組み合わせは、新橋「ORAGA」に見られますが、非常に凝った仕掛けで帆立の風味・香りを強調しており、あちらも「動的」な味わいですな……強いてこれらと比較すれば、どこか「静的」に感じられる一杯。せめて「無添加」ならではの瑞々しさ・透明感が、どこかに欲しい気もします。

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ソラノイロ salt & mushroom@麹町 「生玉子入り肉ソバ」

ソラノイロ2@麹町・20150423・平河町
 不安定な天気に、風向き不安定な強い風、季節の変わり目を感じますなぁ。この日は平河町の某新店を訪れるべく、永田町駅から歩きましたが……まさかの改装臨休。年に数回はこういうパターンに出合いますが、改装は定休日にやってくんないかなぁ……ソラノイロ2@麹町・20150423・イレブン

 避難すべく近くの店を久々に訪れると、土曜は業態変更した模様。さらに「ソラノイロ」へ移動すると、メディア取材のため臨休。さらに「イレブン」へ移動しましたが、こちらもなぜかシャッター全閉状態……疲れ果て、「ソラノイロ」2号店へ転がり込みました。
ソラノイロ2@麹町・20150423・店舗
ソラノイロ2@麹町・20150423・券売機
 券売機を眺めていると、「肉ソバ」が未食だったことを思いだしました。何回も来ているのになんで……記憶をたどると、この「肉ソバ」が京都「新福菜館」(以下、「本家」)のインスパイヤとの噂で、百貨店のイベント等で頻繁に食べられることが、理由だったような。最近、麻布十番に本家が進出してきましたが、ネット情報ではいつも行列だそうで近づけません(一回フラれ済み)。ここはひとつ玉子をつけて、「生玉子入り肉ソバ」(950円)を、ポチッとな。
ソラノイロ2@麹町・20150423・肉ソバ
ソラノイロ2@麹町・20150423・スープ
 おぉ~~、たしかに本家っぽい。では、スープを一口……いやいや、本家よりおそらく美味い。ベースはおそらく鶏ガラ主体だと思いますが、旨味やコクが本家とは段違い。それに、本家はカエシにチャーシュー煮汁を使って多少野趣が漂いますが、どう調整したのか実にスマートな風味に仕上がっており、まったく本家独特の野暮ったさがありません。過剰なキレを排した重層的で厚みのある味わいは、本家とは全く別物。
ソラノイロ2@麹町・20150423・麺
 麺は細ストレートで、京都の老舗「麺屋 棣鄂」製だとか。京都のラーメン店でよく使われるタイプの麺で、加水率低めの麺を固めにゆで上げてあり、シャキッと心地よい食感。強い甘みがスープの豊かな旨味の中で、実によく映えますなぁ……多加水の麺をしなやかにゆで上げる昨今の鶏白湯とは、好対照。
ソラノイロ2@麹町・20150423・肉
 具材は、チャーシュー、ネギと、追加の生玉子。薄切りのチャーシューを花弁のように並べる京都スタイル、脂身多めの部位を使ってあり、薄切りでも肉汁タップリ。ネギは九条ではないと感じましたが、切り方が工夫してあり、それなりにザクザク感を楽しめます。
ソラノイロ2@麹町・20150423・卵&麺
 さらに玉子を絡めていただきますと……ベースの鶏風味や麺の甘みが、醤油で輪郭線を引かれながらクッキリ引き立つ感じで、コイツは驚きの美味さ。卵黄が全てをつなぐ「触媒」のような役割を果たしてますな……卵白も、ランダムに絡んで味の強弱を生み、これはこれで悪くありません(ま、多少賛否あるかも)。

ソラノイロ2@麹町・20150423・カウンター 世に「インスパイヤ」と呼ばれる作品は数知れず、中には店ごと○○インスパイヤなんて例もかなり多く存在しますが……まず、その店ならではの個性が確立していて、それが有名店の個性と「共鳴」し合うから「インスパイヤ」が生まれるのであって、オリジナリティなき店が有名店の作品をなぞるのは、言葉は悪いが単なる「コピー」。そして、ナチュラル&スマートという不動のオリジナリティをもつ「ソラノイロ」だからこそ、真の「インスパイヤ」が実現したと言えるでしょう。同じ肉ソバでも「まかない肉ソバ」は、○郎インスパイヤだと聞いておりますが、こちらも間違いなさそうです。

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プロフィール

miles

Author:miles
 千葉南西部や都心のラーメンを食べ歩きながら、某サイトへ5年にわたりアレコレ書いてきましたが、都心に引越し連載も1,000回を越えたあたりでこちらへシフト。他の話題についても「So What?」な気分で、アレコレ書いていこうと思います。
 とはいえ、ほとんどラーメンの話題になってしまうのか……

年齢:オッサン
仕事:新橋系サラリーマン
オッサンゆえの自己ルール:
 ・6人以上の店外行列はパス
 ・週4杯、日1杯以内
 ・連食・副食・大中盛NG
 ・移動は電車&徒歩
 ・移動時間30分以内
 ・飲み後のシメNG

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