鯛塩そば 灯花@曙橋 「鯛塩つけ麺~みぞれ仕立て~」

灯花@曙橋・20150726・交差点
 今年、曙橋近辺では、「鯛塩そば 灯花」「麺庵 ちとせ」と実力店が相次いでオープンしましたが、2店舗とも7月よりつけ麺を提供開始。どちらにするか迷いながら電車で移動してきましたが……現地は予想外の雨。傘もないので仕方なく、駅から比較的近い「灯花」へ向かうことに。
灯花@曙橋・20150726・店舗
灯花@曙橋・20150726・券売機
 テレビメディアにも紹介されましたので、行列ではないかと危惧しましたが、先客は4人ほど。まずは券売機で、「鯛塩つけ麺~みぞれ仕立て~」(880円)をポチッとな。オープン時は「鯛茶仕立て」と予告されていましたので、その後試行錯誤があったのでしょう。なお、麺量は「大・中・小」から選べ、大は2玉、中は1.5玉。今回は「鯛めし」をオミットするかわり、麺量は中でお願いしました。
灯花@曙橋・20150726・鯛塩つけ麺灯花@曙橋・20150726・つけ汁
 おぉ、梅肉や三つ葉、菊の花びらが何とも涼しげ。まずは、つけ汁を一口……う~~ん、かなり「複雑」な味に思えたり。ベース・塩ダレは、おそらく「鯛塩そば」と共通で、鯛独特の上品な旨味を、鮮魚独特の風味がシッカリ持ち上げフックラ広げる感じで、実に見事。そして「みぞれ仕立て」の名の通り、おそらく大根おろしを使ってトロミとサッパリ感をプラスしていますが……「みぞれ」の香りと鮮魚系の風味が融合し、何か「別物」に変化、さらにサッパリ感が鯛の旨味を弱めている感じで……なんか「鯛塩」というイメージからは、すこし離れてしまったような。
灯花@曙橋・20150726・麺
 麺は三河屋製麺製で、やや細めの中太ストレート、ビシッと揃えられた潔い風情も、どこか涼しげ。全粒粉を使っているのか、麺肌に浮く粒々模様が目立ちますが、これはオープン時の「鯛塩そば」とは違う表情。そのまま一口いただきますと、甘味がハキハキ訴えかける感じで、実に明瞭な味わい。
灯花@曙橋・20150726・麺上げ
 コイツをつけ汁につけ、ズバァ~~ッとイキますと……どうしても「鯛塩そば」と比べてしまいますが、麺がよりクッキリと主張する反面、つけ汁の旨味が弱まっていますので、確かに麺が主役の「つけ麺」っぽくはありますが、ますます「鯛塩」っぽくはないような。
灯花@曙橋・20150726・具材
 具材も、「鯛塩そば」と共通なのかもしれませんが、刻んである分、穂先メンマも低温調理チャーシューも、ボリューム感イマイチ。梅肉の効果も、上滑り気味かな……
灯花@曙橋・20150726・スープ割
 スープ割をお願いすると、まさに「鯛茶仕立て」に大変身。これで「鯛めし」をいただけば、その味わいたるや絶品だとおもわれますが……むしろ麺なら、当初構想通りこの「鯛茶仕立て」でつけ汁を構成してもよかったのでは。

灯花@曙橋・20150726・卓上 四谷三丁目「塩つけ麺 灯花」もこの店も、「鶏」「鯛」という素材の持ち味を、歪みを加えず最大限にふくらませ描き切るところが、大きな魅力。そうした自らのスタイルから、勇気をもって大きく踏み出してみた一品。まぁ、結果については賛否あるでしょうが、「みぞれ仕立て」にするなら、塩ダレも強弱だけでなく味まで変えてみた方が、より面白かったかも。しかし、そこは天才・川瀬店主のこと、こちらの浅知恵をはるかに超えて、今後さらに大きく踏み出して行かれることでしょう。

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ソラノイロ・NIPPON@東京 「味玉中華そば」

ソラノイロNIPPON@東京・20150723・一番街
 八重洲地下街の一画、「東京駅一番街」の「東京ラーメンストリート」で一部店舗が入れ替わり、「ソラノイロ・NIPPON」と「ちよがみ」が新たにオープン。ま、超有名店なら行列必至ですので近寄りませんが、「ソラノイロ」はまだ全国区とは言い難く、「ちよがみ」があの「斑鳩」の別ブランドというのも、事前に予習しないとわかりにくい。チャンスありとみて地下街をテクテク、どちらも行列なしで入れそうでしたが、まずは「ソラノイロ・NIPPON」から。
ソラノイロNIPPON@東京・20150723・店舗
ソラノイロNIPPON@東京・20150723・券売機
 意外にメニューはバリエーション豊富、それに看板の「ベジソバ」が筆頭かと思いきや、「江戸式中華そば」が筆頭とは、これまた意外。筆頭メニューに味玉つけて「味玉中華そば」(920円)を、ポチッとな。ま、全体的にお高めなのは、このロケーションのテナント料を考えれば無理からぬところか。
ソラノイロNIPPON@東京・20150723・江戸式中華そばソラノイロNIPPON@東京・20150723・スープ
 では、スープを一口……いやぁ、すんごく「昭和」感が伝わってきますなぁ。黒さつま鶏をメインに、モミジ・豚などで仕上げたベーススープ、さらに油にも鶏油・背脂・牛脂などが使われており、モワッと口に広がる「動物」感がなんとも古風。さらに、煮干し・鯖節など魚介系により旨味もさりげなく強化されており、とても無化調とは思えぬ充実したバランス、醤油も東京風にキレ重視の使い方で……この全く隙のない仕上がりは、さすが「ソラノイロ」。
ソラノイロNIPPON@東京・20150723・麺
 麺は中細ストレート、切刃24番とのことですので東京ラーメンとしてもかなり細め、久留米・熊本ラーメンあたりの細さですな。加水率低めの麺を硬めにゆで上げ、ポリポリ・ポキポキ軽快な歯応え。スープを吸ってキュッと引き締まった小麦の甘味が、舌へダイレクトに伝わって、いやぁコイツは美味い。食感・味が充実しているせいもあるのでしょうが、麺量も標準よりは多少多めに感じます。
ソラノイロNIPPON@東京・20150723・チャーシュー
 具材は、チャーシュー、海苔、ナルトに、追加の味玉。チャーシューは薄切りの肩ロース、こちらも「古風」でシッカリとした味付けゆえ、麺・スープとも絶妙のコンビネーション。ソラノイロNIPPON@東京・20150723・味玉

 味玉は120円もしますので、多少期待はしましたが……もちろん単体では標準以上の仕上がりですが、鶏主体ながらラード的な脂のニュアンスも強い複雑なスープですので、どうもシックリ合わない感じ。味付けでは醤油のコクを強め、単体で主張させた方がよかったかも。

ソラノイロNIPPON@東京・20150723・卓上 「高度成長期」を支えたお父さんたちのスタミナ元、あの昭和の「中華そば」を、「ソラノイロ」ならではの完璧な技巧でリメークした、見事なまでに庶民的な一杯(値段は「庶民的」ではありませんが)。またこれを、東京駅の地下で出すという「演出」にも、グッとくるものがありますなぁ……私の右も左も、そして後ろの席もみなワイシャツ着た「働き人」、仕事帰りにラーメン食べて、満員電車で家路につく、これぞ日本の「伝統」ですな……家族持ってまでそれを貫くことには、多少疑問が残りますが。

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プロフィール

miles

Author:miles
 千葉南西部や都心のラーメンを食べ歩きながら、某サイトへ5年にわたりアレコレ書いてきましたが、都心に引越し連載も1,000回を越えたあたりでこちらへシフト。他の話題についても「So What?」な気分で、アレコレ書いていこうと思います。
 とはいえ、ほとんどラーメンの話題になってしまうのか……

年齢:オッサン
仕事:新橋系サラリーマン
オッサンゆえの自己ルール:
 ・6人以上の店外行列はパス
 ・週4杯、日1杯以内
 ・連食・副食・大中盛NG
 ・移動は電車&徒歩
 ・移動時間30分以内
 ・飲み後のシメNG

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