ソラノイロ・NIPPON@東京 「味玉中華そば」

ソラノイロNIPPON@東京・20150723・一番街
 八重洲地下街の一画、「東京駅一番街」の「東京ラーメンストリート」で一部店舗が入れ替わり、「ソラノイロ・NIPPON」と「ちよがみ」が新たにオープン。ま、超有名店なら行列必至ですので近寄りませんが、「ソラノイロ」はまだ全国区とは言い難く、「ちよがみ」があの「斑鳩」の別ブランドというのも、事前に予習しないとわかりにくい。チャンスありとみて地下街をテクテク、どちらも行列なしで入れそうでしたが、まずは「ソラノイロ・NIPPON」から。
ソラノイロNIPPON@東京・20150723・店舗
ソラノイロNIPPON@東京・20150723・券売機
 意外にメニューはバリエーション豊富、それに看板の「ベジソバ」が筆頭かと思いきや、「江戸式中華そば」が筆頭とは、これまた意外。筆頭メニューに味玉つけて「味玉中華そば」(920円)を、ポチッとな。ま、全体的にお高めなのは、このロケーションのテナント料を考えれば無理からぬところか。
ソラノイロNIPPON@東京・20150723・江戸式中華そばソラノイロNIPPON@東京・20150723・スープ
 では、スープを一口……いやぁ、すんごく「昭和」感が伝わってきますなぁ。黒さつま鶏をメインに、モミジ・豚などで仕上げたベーススープ、さらに油にも鶏油・背脂・牛脂などが使われており、モワッと口に広がる「動物」感がなんとも古風。さらに、煮干し・鯖節など魚介系により旨味もさりげなく強化されており、とても無化調とは思えぬ充実したバランス、醤油も東京風にキレ重視の使い方で……この全く隙のない仕上がりは、さすが「ソラノイロ」。
ソラノイロNIPPON@東京・20150723・麺
 麺は中細ストレート、切刃24番とのことですので東京ラーメンとしてもかなり細め、久留米・熊本ラーメンあたりの細さですな。加水率低めの麺を硬めにゆで上げ、ポリポリ・ポキポキ軽快な歯応え。スープを吸ってキュッと引き締まった小麦の甘味が、舌へダイレクトに伝わって、いやぁコイツは美味い。食感・味が充実しているせいもあるのでしょうが、麺量も標準よりは多少多めに感じます。
ソラノイロNIPPON@東京・20150723・チャーシュー
 具材は、チャーシュー、海苔、ナルトに、追加の味玉。チャーシューは薄切りの肩ロース、こちらも「古風」でシッカリとした味付けゆえ、麺・スープとも絶妙のコンビネーション。ソラノイロNIPPON@東京・20150723・味玉

 味玉は120円もしますので、多少期待はしましたが……もちろん単体では標準以上の仕上がりですが、鶏主体ながらラード的な脂のニュアンスも強い複雑なスープですので、どうもシックリ合わない感じ。味付けでは醤油のコクを強め、単体で主張させた方がよかったかも。

ソラノイロNIPPON@東京・20150723・卓上 「高度成長期」を支えたお父さんたちのスタミナ元、あの昭和の「中華そば」を、「ソラノイロ」ならではの完璧な技巧でリメークした、見事なまでに庶民的な一杯(値段は「庶民的」ではありませんが)。またこれを、東京駅の地下で出すという「演出」にも、グッとくるものがありますなぁ……私の右も左も、そして後ろの席もみなワイシャツ着た「働き人」、仕事帰りにラーメン食べて、満員電車で家路につく、これぞ日本の「伝統」ですな……家族持ってまでそれを貫くことには、多少疑問が残りますが。

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miles

Author:miles
 千葉南西部や都心のラーメンを食べ歩きながら、某サイトへ5年にわたりアレコレ書いてきましたが、都心に引越し連載も1,000回を越えたあたりでこちらへシフト。他の話題についても「So What?」な気分で、アレコレ書いていこうと思います。
 とはいえ、ほとんどラーメンの話題になってしまうのか……

年齢:オッサン
仕事:新橋系サラリーマン
オッサンゆえの自己ルール:
 ・6人以上の店外行列はパス
 ・週4杯、日1杯以内
 ・連食・副食・大中盛NG
 ・移動は電車&徒歩
 ・移動時間30分以内
 ・飲み後のシメNG

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