すごい煮干ラーメン凪 渋谷東口店@渋谷 「すごい煮干しラーメン」

凪@渋谷・20150923・歩道橋
 突然のゲリラ豪雨に見舞われた渋谷@金曜夕刻、地下&ヒカリエでやりすごしていましたが、小ぶりになったものの雨は止まず……近場で一杯引っかけて帰りますか。首都高渋谷線の下をくぐる歩道橋を渡れば、「凪 渋谷東口店」はすぐそこです。
凪@渋谷・20150923・店舗
凪@渋谷・20150923・券売機
 もはや押しも押されもせぬ有名店ですが、最初は豚骨系のお店として新宿・立川で足場を固め、その支店を渋谷に出したのが06年(今の「豚王」)。その後「煮干し」スープを開発し、新宿で熟成させた後、初めて支店を展開したのが渋谷・駒込で、12年のことでした。そしていまや、国内 (8店舗)よりも海外(台湾・フィリピン・香港)店舗数の方が多いという……見上げたベンチャー・スピリット。メニューは潔く「すごい煮干しラーメン」(820円)一本、もちろんこいつをポチッとな。味付け・麺ゆで・濃さ・油量・辛さが選べますが、「醤油&全部フツー」でお願いしました。
凪@渋谷・20150923・すごい煮干ラーメン凪@渋谷・20150923・スープ
 では、スープを一口……うん、「凪」健在。ドンッと「衝撃波」を感じさせるほど強烈な煮干し風味、しかし慎重に味わえば、エグミ・生臭さはドッシリした動物系スープが包み込み、ほろ苦さはありますが、旨味が強すぎるがゆえのサイド・エフェクト(*)が大部分。コク重視の醤油ダレ、素材の風味を消さぬ程度のコッテリ感……まさに「これぞ『凪』」と唸らせる、One & Onlyな完成度。
凪@渋谷・20150923・麺
 麺は、ご覧の通りの太麺縮れ。見た目、佐野か喜多方かという風情ですが、加水率を調整してあり、スープもタップリ吸い込みます。ドッシリとした噛み応えと、ドッシリとした甘味、コイツをスープの旨味とコクが分厚く包み込んで……いやぁ、極上の食べ心地。美味い、美味すぎる。
凪@渋谷・20150923・具材
 具材は、チャーシュー、ネギ2種。あとは具材とは言えませんが、名物「一反木綿」と「海の幸銀ダレ」が煮干しごと。肩ロース・チャーシューは、スープとはトーンを変えたコク・旨味による調味で、豚の味わい・コッテリ感が際立ちます。凪@渋谷・20150923・一反木綿

 名物「一反木綿」には、「海の幸銀ダレ」をまぶしてカジリつきます。この辛味調味料、煮干しの風味がコンデンスされた上に、辛味がスープの輪郭線をクッキリさせる程度の塩梅で、ほんの少しピリッと感じさせる程度。そのボルテージをフルで感じるには、コイツに絡ませて頬張るのが一番ですな……あぁ。幸せ。

凪@渋谷・20150923・卓上 One & Onlyにして、文句の付けどころのない完成度、820円というプライシングも、ギリギリ納得可能なレベルですが……これで「進歩」を止めてしまうのかな。私が煮干し転換後の「凪」に出会ったのは、西新宿店が火災から再開した直後のことでしたが、その頃は煮干し系&白湯の新メニューを開発したり、新感覚の「塩」系を開発したり……常に進歩し続ける姿が、眩しく感じられたものでした。しかし、今やメニューを一本に絞り、「金のなる木」として国内店舗から絞り出した収益を元手に、「花形」たる海外展開を進めようという戦略。正しくはあっても、ラーメン好きには面白くはありませんな……この日は、先客1名・後客1名でガラガラ。進歩の止まった「金のなる木」が朽ちるとき、全体の戦略が狂いはじめることでしょう。

 店舗情報は、こちら

(*)旨みがあまりに強いと、舌の味蕾の配置上、苦みとして感じられることがあります。

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尾道ラーメン めでたい屋@茅場町 「広島つけ麺」

めでたい屋@茅場町・20159020・RC21
 9月に入り、そろそろ週末ウォーキングは昼の部に移そうかと思っていましたが、30度前後の気温と蒸し暑さ。自転車で軽く汗を流すことにして、ランチは茅場町「めでたい屋」を再訪。新川近辺の遊歩道からはご覧のような絶景で、気持ちよくサイクリングを楽しめます。
めでたい屋@茅場町・20159020・店舗
めでたい屋@茅場町・20159020・メニュー
 オープン時(昨年2月)のメニューは「尾道らーめん」一本でしたが、その後「汁なし担々麺」や「広島つけ麺」をラインナップ、夏の間にどちらかいただこうと思っておりました。ま、「汁なし」は先日某店でいただきましたので、こちらでは「広島つけ麺」(780円)をオススメの「1辛」で(0~5辛から選択で、5辛は20円増し)。
めでたい屋@茅場町・20159020・広島つけ麺めでたい屋@茅場町・20159020・つけ汁
 では、チョイとつけ汁を一口……へぇ、これは面白い。広島つけ麺のつけ汁というと、スパイシーで醤油カドが立ちまくった味を連想しますが、このつけ汁は「旨味重視」。魚介(イリコ?)の旨味と風味が実に豊かで、それを追うように、辛味とゴマ風味、そして醤油のコクが立ち上がってきます。
めでたい屋@茅場町・20159020・麺
 麺は、平打ちの中細ストレート。ゆで加減は柔らかめで、多加水麺ゆえ透き通るように淡い甘み、コイツをつけ汁にくぐらせ、ズバァ~~ッとイキますと……まるで、画用紙につけた水彩絵具を筆でのばすように、つけ汁の旨味・風味がスゥ~~ッと口腔に広がって、辛味やキレが追いかけます。広島つけ麺については個人的に、口内に入れると同時に「発火」するようなモノしか食べたことがなかったので、この味わいはとても新鮮。箸が止まらぬ美味さです。
めでたい屋@茅場町・20159020・具材
 具材は、チャーシュー、メンマ、茹でキャベツに味玉一個、そして薬味のネギとつけ汁の白胡麻。チャーシューは、セオリ通り薄味の肩ロースですが、味はともかく、ちょっとスジの処理に問題アリかな……特筆はキャベツで、茹でによって引き出された独特の強い甘みが、塩味強めのつけ汁と、見事なコントラストを描き出します。

めでたい屋@茅場町・20159020・店内 「広島つけ麺」といえば、辛さ弾けるパンクな食べ物と思っておりましたが……瀬戸ののどかな潮風を感じさせる、ナチュラルな旨味が印象的な広島つけ麺。味の構成としては、低加水麺で麦の甘味とコラボさせるのも一興かと思いましたが、多加水麺の透明感で、「ナチュラル」感をノビノビ表現するのも、また一興。隅田川のほとりで、瀬戸の「風」が感じられた一杯でした。

 店舗情報は、こちら

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プロフィール

miles

Author:miles
 千葉南西部や都心のラーメンを食べ歩きながら、某サイトへ5年にわたりアレコレ書いてきましたが、都心に引越し連載も1,000回を越えたあたりでこちらへシフト。他の話題についても「So What?」な気分で、アレコレ書いていこうと思います。
 とはいえ、ほとんどラーメンの話題になってしまうのか……

年齢:オッサン
仕事:新橋系サラリーマン
オッサンゆえの自己ルール:
 ・6人以上の店外行列はパス
 ・週4杯、日1杯以内
 ・連食・副食・大中盛NG
 ・移動は電車&徒歩
 ・移動時間30分以内
 ・飲み後のシメNG

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