芝蘭@豊洲 「タンタン麺」

芝蘭@豊洲・20150926・フォレシア
 あれだけ準備・計画に労力を要した夏休みから約1カ月、またシルバーウィークだ五連休だと言われても、とくに何をやるアテもなく、さりとて家族サービスもせねばならず……例によって、ららぽーと豊洲にでも連れて行きお茶を濁すことに……ディナーはフォレシアに入っている「芝蘭」で。フォレシア入口を写真に撮ると、なんかCGみたいになってしまいました。
芝蘭@豊洲・20150926・店舗
芝蘭@豊洲・20150926・よだれ鶏
 神楽坂にある本格四川料理のお店、豊洲店はその支店第一号になります。各自ランダムに注文開始、私はまず点心と「よだれ鶏」からスタート。口腔を満たす唐辛子の爽やかなキレ、そして鼻腔を抜ける四川料理特有の「香(シャン)」、軽快にして味わい深い一品です。芝蘭@豊洲・20150926・酢豚

 辛さに弱いメンバーは「黒酢スブタ」を注文。コチラは一転、黒酢と甘味でグッとコク深い味付け、カリッと上がった豚肉の軽快な肉汁と混ざって、おもわずニヤリとする美味さ。
芝蘭@豊洲・20150926・メニュー
 ま、そんなこんなでシメの麺は、ご覧のメニューから「タンタン麺」(1,080円)をチョイス。「ライス」を一緒にオーダーする私を、家族が不思議そうに見ていましたが……そうか、「担々オジヤ」狙いなんて、ラヲタ特有の文化なのかな。ま、今に見ておれ。
芝蘭@豊洲・20150926・担々麺
芝蘭@豊洲・20150926・スープ
 では、スープを一口……なるほど、どこか「爽やか」さ漂う味わいで、そのトーンが「よだれ鶏」とも通じますな。ベースは単なる丸鶏ではないようで、野菜の甘味とスッキリ感を前面に出し、ホノカな酸味もある軽快な味わい。芝麻醤によるコクは非常に控えめで、辛味も「麻(マー)」を抑えて「辣(ラー)」を程よく効かせる感じ、スキッとしたベースにキリッとした辛味が駆け抜ける、そんなライト感覚のスープです。
芝蘭@豊洲・20150926・麺
 また麺が非常に面白く、かん水を使わない白い素肌の中細ストレート。ソフトな口あたりと、軽くモチッと歯に余韻を感じさせながら、スルリとノド奥に消えていく潔さ。甘みも実に「清純」な響きで……四川あたりは美人が多いと聞きますが、まさに中国美人を思わせるような、たおやかな麺。
芝蘭@豊洲・20150926・具材
 具材は、挽肉に青梗菜、そしてネギがパラリ。スープの動物成分や、芝麻醤のコクが弱い一品ですので、いきおい甘辛く炒めた挽肉の独壇場、スープに絡んでも麺に絡んでも、強烈な印象を残します。青梗菜による「箸休め」も、必要にして十分。芝蘭@豊洲・20150926・オジヤ

 最後は、各自ライスを取り分け「担々オジヤ」。サッパリとした味わいのスープですので、担々オジヤもお茶漬け感覚。その味わいは、家族にとっては衝撃だったようで、少量のライスとスープが奪い合いになりました。

芝蘭@豊洲・20150926・ビール 担々麺も日本の蕎麦も、もとは天秤棒を担いで歩く、屋台とも言えぬ「売り歩き」により広まった一品。チョイと立ち寄りサッと食う、アト引かせぬ潔さの中にも、「次回」へと誘う引っ掛かりを残す……そんな、担々麺本来の「潔さ」と魅力が詰まった一品。ランチに単体で食べて良し、ディナーのシメにさらに良し、「一杯入魂」の担々麺専門店にはない独特の「潔さ」が、なんとも心地よいですな……もともと、「売り歩き」の担々麺は汁なしだったとか。次回はコイツでランチなぞひとつ。

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miles

Author:miles
 千葉南西部や都心のラーメンを食べ歩きながら、某サイトへ5年にわたりアレコレ書いてきましたが、都心に引越し連載も1,000回を越えたあたりでこちらへシフト。他の話題についても「So What?」な気分で、アレコレ書いていこうと思います。
 とはいえ、ほとんどラーメンの話題になってしまうのか……

年齢:オッサン
仕事:新橋系サラリーマン
オッサンゆえの自己ルール:
 ・6人以上の店外行列はパス
 ・週4杯、日1杯以内
 ・連食・副食・大中盛NG
 ・移動は電車&徒歩
 ・移動時間30分以内
 ・飲み後のシメNG

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