ら~めん 孝@秋葉原・岩本町 「鶏白湯ら~めん」

孝@秋葉原・20160829・万世橋
 台風の影響もあり、土曜午前中は猛烈なゲリラ豪雨。午後も不穏な雲行きですが……雨が止んでいるうちにと、休日出社のランチタイムに出撃。目指すは神田の新店「孝」で、場所は秋葉原・岩本町・神田・小川町のどの駅からも、ほぼ等距離。かつて「おんぱと」が店を構えて以来、「基」「けくう」など実力店が入れ替わってきた、鬼門の地ですな。
孝@秋葉原・20160829・店舗
孝@秋葉原・20160829・券売機
 オープンは8月、メニューは「鶏白湯ら~めん」と「つけ麺」の2系統で、「鶏白湯ら~めん」(750円)の方は「タンメン風」仕立てというのがウリの模様。まずはコイツと、「煮玉子」(100円)をポチッとな。店内は内装が微調整されている以外ほぼ居抜きで、固定スツールとカウンターの間隔が狭く居心地が悪い点も、そのまんま。そこはかとなく漂うゴマ油の香りが、グングン食欲をそそります。
孝@秋葉原・20160829・鶏白湯孝@秋葉原・20160829・スープ
 中央部にコンモリと野菜が積み上げられた、タンメン的な丼景色。まずは、スープを一口……うん、個人的には好きなタイプ。ベースは旨味がよく出た鶏白湯、これに野菜の甘味と旨味が加わって、透明感のある上品な味。しかし、これでは美味しくはあっても、タンメンのスープとしては優しくなり過ぎそうなところを、ゴマ油の香ばしさとタレの絶妙な引き締めによって、タンメン的なリズム感を加えています。
孝@秋葉原・20160829・麺
 麺は、能書きによれば羽田製麺製で、細麺といってよい太さの弱縮れ麺。羽田製麺とは都心ではあまり聞かない名ですが、公式HPによれば福島の会社で、栃木や茨城のラーメン店にも卸している模様。小麦も内麦「ゆきちから」使用で、福島や岩手では多く作られている品種とか。加水率高めでスッキリ感の強い味ですが、「タンメン」という観点からすれば多少ヤワめのゆで加減で、内麦の上品な甘みを活かしています。
孝@秋葉原・20160829・チャーシュー
 具材は、チャーシューに、モヤシ・ニンジン・キャベツなどのゆで野菜と水菜、そして追加の味玉。チャーシューは肩ロース使用で、肉汁をいかした薄めの味付け。味玉も、黄身の風味を活かしながら、ネットリとイイ感じに仕上がっています。
孝@秋葉原・20160829・野菜
 しかし、やはり主役は野菜類で、コイツを上品な味わいのスープ・麺に絡め、ワシワシと口に放り込めば……ゴマ油の香りが鼻腔から抜け、透明感あふれる豊かな旨味が、フンワリと柔らかに口腔に広がります。いやぁ、コイツは完全に「タンメン」ですな。
孝@秋葉原・20160829・卓上
 なので後半は、卓上の粗挽き胡椒や辣油も投入。特に辣油は効果テキメン、本来の胡麻油の風味と、辣油の風味が見事にシナジー、さらに胡椒がビートを刻んで、タンメン的なリズム感がドンドン強まり……いやぁ、個人的には好みだなぁ。

孝@秋葉原・20160829・能書き なぜか、実力店ばかりを呼び寄せてしまう「鬼門の地」……そして、この「孝」のコンセプトも、なかなかイイ線イッていると思います。都心で主流のタンメンといえば、超ハード濃厚系の「トナリ」とか、タンギョウ系オーソドクスな「タンメンしゃきしゃき」とかですが……これらに対して、「スマート&ソフト」系タンメンと捉えれば、非常にユニークなチャレンジとも思われ。しかし惜しむらくは、この一品を「鶏白湯ら~めん」と名付けてしまう、そのマーケティング・センスですな……コイツは少なくとも、「鶏タンメン」でしょう。修飾子に何をつけるかはともかくとして、世に氾濫する「鶏白湯」「タンメン」とは何が違うのか、キッチリ名前でアピールする必要があろうかと。今度こそ永く続いてほしいと思うあまり、アレコレ考えてしまうオジサンなのでした。

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神田 勝本@神保町 「清湯つけそば」

勝本@神保町・20160828・路地
 盆休み真っ只中ですが、今日も今日とて休日出社。ランチタイム、神保町駅から明治大学方向に路地を歩きますが……太陽が真上から照りつけるため、日陰がない。日光にジリジリ焼かれながら、「勝本」へ再び。
勝本@神保町・20160828・店舗
勝本@神保町・20160828・券売機
 ご存じ水道橋「勝本」の2号店、しかし本店とは路線を変え「清湯」スープがメインで、暖簾・看板でも打ち出す通り「つけそば」がウリ。ただ、前回はついつい「清湯そば」をいただいてしまい……だって、「つけそば」並盛で麺量280gは、オジサンにはちとキビシイ(大盛りはなんと420g)。しかし、休日出社も連続2カ月、完全にバテてきたこともあり、ここはドドンと280gで魂注入、「清湯つけそば」(830円)を、ポチッとな。
勝本@神保町・20160828・つけそば勝本@神保町・20160828・つけ汁
 深い琥珀色の透明スープが、何とも涼しげな丼景色。まずは、つけ汁を一口……お、好みの方向に味が変わった印象。メインは魚介系で、カツオ節がキリリと立って凛々しいスタイル。ベースの動物系も、鶏ガラに豚骨を合わせているのか、コクにカタくシャープなニュアンスが加わり、スッキリ感もアップ。そして、かなり気になっていた醤油ダレのザラメ的な甘さも調整され、柚子の風味も加わって、以前よりまして「蕎麦つゆ」的な「和風」で潔い味に仕上がっています。
勝本@神保町・20160828・麺
 麺は、中細(写真手前)とかなり太めの中太平打ち(写真奥)の2種混合。そのまま一口いただきますと……加水率をかなり上げた上で、相当柔らかめのゆで上がり、水でシッカリしめられて、涼しげでスッキリとした甘みが、ヒュッ!と舌の上を吹き渡ります。
勝本@神保町・20160828・麺上げ
 2種の麺を箸に絡め、つけ汁にくぐらせてズバァ~~ッとイキますと……いやぁ、コイツは夏に持って来い。麺のスッキリした甘味が、つけ汁の動物系の硬質なコクの上で、多少ドライな醤油ダレとカッチリ噛み合い、カツオでキリリと引き締まる。老若男女、日本人なら誰でも「美味い!」と感じる、「和」の神髄がここにあります。
勝本@神保町・20160828・チャーシュー
 具材は、チャーシュー、メンマ、ナルトに海苔、そして薬味は三つ葉とネギ。チャーシューは、敢えて「和」の雰囲気に一石を投じる、少し厚めのバラ肉。シッカリと味付られていますが、それがさらにつけ汁で引き締まって、絶品の味わい。三つ葉の涼やかな風味も、この季節にはタマリマセン。
勝本@神保町・20160828・スープ割
 スープ割をお願いすると、薬味類を調整して返す芸の細かさ。割スープは魚介出汁で、さらにカツオがキリリと効いて後味サッパリ、まさにこれしかないという、ラストシーンですな。

勝本@神保町・20160828・卓上 見事に息の合った厨房、フロア係の女性も2名もおられサービス満点、まるで築地の鮨屋のような、くつろぎの空間……そして、絶品の「清湯つけそば」、言うことありませんな。ま、強いて難を言えば、やはり280gの麺量で、実際には300g程度に感じました。若者にはありがたいのでしょうが、オジサンには相当キツい。この辺りを散策される古書好きには、私よりもさらにご高齢の方もおられますので、「麺小(200~220g程度)」の設定は是非欲しいところ。さすれば、近所の行列うどん屋の客を、さらに奪えることでしょう。

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プロフィール

miles

Author:miles
 千葉南西部や都心のラーメンを食べ歩きながら、某サイトへ5年にわたりアレコレ書いてきましたが、都心に引越し連載も1,000回を越えたあたりでこちらへシフト。他の話題についても「So What?」な気分で、アレコレ書いていこうと思います。
 とはいえ、ほとんどラーメンの話題になってしまうのか……

年齢:オッサン
仕事:新橋系サラリーマン
オッサンゆえの自己ルール:
 ・6人以上の店外行列はパス
 ・週4杯、日1杯以内
 ・連食・副食・大中盛NG
 ・移動は電車&徒歩
 ・移動時間30分以内
 ・飲み後のシメNG

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