富白@御徒町 「鶏塩タンメン」

富白@御徒町・昭和通り 快晴の土曜日、例によって週末ウォーキングへ。スタート前の腹ごしらえは、御徒町「富白」へ。
富白@御徒町・店舗
富白@御徒町・メニュー
 何とも地味な店構え。店名だけを記した白テントと無地の暖簾、その他はメニューが小さく掲示されているだけでノボリ類もなく、通りがかっただけではラーメン屋だとは気付かないかも。富白@御徒町・券売機

 メニューは、清湯系の「鶏塩拉麺」と白湯系の「鶏塩タンメン」の2系統、あとは辛味や具材のバリエーションです。ネット情報では白湯系が先に売り切れるとのことで、それだけ人気があるのでしょう。そこで、「鶏塩タンメン」(700円)をポチッとな。
 8席は詰め込める広さのカウンターに、6席のみをゆったりとレイアウト。厨房の切り盛りはご主人のお一人のみですので、この程度の席数でよいのかも。既に店内4人待ち、ご主人は1ロット2杯ずつを、ジックリ丁寧に作っておられますので、あまり回転は良くありません。店内待ち含め約25分で、ようやく丼にありつきました。
富白@御徒町・鶏塩タンメン2
富白@御徒町・スープ2
 では、スープを一口……いやぁ、これは素晴らしい。鶏の風味・旨みが、ストレートに舌に訴えかけるこのスープ。そのくせ白湯特有のクドサやモタツキも一切なく、塩ダレも敢えて強めにきかせて、キッチリと味わい・キレを「両立」しています。こういうスタイルは、シンプルであるが故に小細工もゴマカシもきかない難しさがありますが、キッチリといい仕事をされています。ま、こういうレベルのスープには、まず滅多にお目にかかれませんな。
富白@御徒町・麺上げ2 そして、麺もいい。浅草開化楼製の屈曲した太麺、ミッシリとした歯応えとガッシリとしたコシで、食べ応え十分。微妙にザラつきのある麺肌で、スープ持ち上げとノド越しを上手く「両立」しています。甘みも実に豊かで……汁ハネを気にせず、思い切り「ズズズズ~~ッ」とススりたくなる太麺、こういう上出来の麺にも、あまりお目にかかれません。

 具材は、キャベツ・モヤシ・白キクラゲなど野菜類と、鶏ツクネが5、6個。この野菜類がまた秀逸で、中華鍋で軽く炒めてスープと少し煮込んであり、モヤシのシャキシャキ感を保ちながらも、キャベツは葉脈部分が柔らかく……鶏ツクネはキリッと生姜がきいており、実にシャープなアクセント。

富白@御徒町・卓上
 高機能なのに低価格、高品質なのに量産可能……こうした矛盾する命題を、なんとか「両立」して見せるのが、技術・技能者の「腕」というもの。しかも、「両立」で得られた結論がシンプルであればあるほど、「腕」の確かさの証と言えましょう。それはラーメン屋の世界でも、私のような技術者の世界でも、そして科学者の世界でも同じですな。高度な技から繰り出される、美しいほどにシンプルなメッセージ、絶対に見逃せない一杯ですぞ。

 店舗情報は、こちら

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コメント

今年の目玉のひとつ

タンメンを語るに
外せないお店が
シレッと登場した感がありますね

No title

一人での営業で
かなりハードみたいですね・・・。

でも
一気にメジャーなお店になる予感
非公開コメント

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 千葉南西部や都心のラーメンを食べ歩きながら、某サイトへ5年にわたりアレコレ書いてきましたが、都心に引越し連載も1,000回を越えたあたりでこちらへシフト。他の話題についても「So What?」な気分で、アレコレ書いていこうと思います。
 とはいえ、ほとんどラーメンの話題になってしまうのか……

年齢:オッサン
仕事:新橋系サラリーマン
オッサンゆえの自己ルール:
 ・6人以上の店外行列はパス
 ・週4杯、日1杯以内
 ・連食・副食・大中盛NG
 ・移動は電車&徒歩
 ・移動時間30分以内
 ・飲み後のシメNG

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