水明亭@信濃町 「ちゃんぽん」

水明亭@信濃町・神宮外苑
 爽やかな春風が吹く月曜日。四谷方面の用事を済ませ、ちょいと神宮外苑を散策。水明亭@信濃町・看板

 首都高入口を通り過ぎたあたりで、突如として看板が出現。右手の茂みの中に隠れているのが、本日お目当ての「水明亭」。
水明亭@信濃町・店舗
水明亭@信濃町・メニュー
 何でも東京五輪の頃には、すでに営業していたとか。首都高を渡る歩道橋で慶応大学病院からのアクセスもよく、先生方の利用も結構あるそうです。この日は結構運送業系のお客さんが多く、やはり首都高の出口に近いせいなんでしょうな。メニューは「ちゃんぽん」(870円)の他は定食がメイン、入口近くのレジで先払いして番号札をもらい着席します。
水明亭@信濃町・サイン
 店内は、まんま昭和期の「大衆食堂」。私も昭和30~40年代に少年期を過ごした「三丁目の夕日」世代ですが、ホントにタイムスリップしたような気分です。神宮球場も近く野球選手がよく利用するせいか、店内にはサインが一杯、眺めているうちに丼到着。
水明亭@信濃町・ちゃんぽん
水明亭@信濃町・スープ
 スープは意外にも清湯で、手っ取り早く言えば街の中華屋の「タンメン」スープに近い。「ちゃんぽん」特有の魚介系の旨味は乏しく、動物系のコクもかなり弱めですが、ホンノリとした野菜の旨味を、ジンワリとした塩加減で仕上げたような……言葉は悪いですが、このどこかチープな「昭和」感が、店の雰囲気にピッタリ合って、なかなか味わい深いものがありますな。豚骨ベースの本格スープが出てきたら、むしろ違和感があったかも。
水明亭@信濃町・麺上げ
 麺はソフトなチャンポン麺。ザラツキのある麺肌に、サクッとした軽い歯切れ、フンワリとした噛み応えという、ステレオタイプ的な一品。しかし、下手に甘みを主張しないところが、シレッとしたスープにピッタリ合って、「昭和」感が倍増します。
水明亭@信濃町・具材
 具材は、豚肉、さつま揚げ・ちくわ・カマボコといった練りモノ系に、モヤシ・キャベツなど野菜がタップリ。魚介と呼べるのは、まばらに入るゲソ足のみで、まぁこの構成ならスープの旨味もあんなもの。

水明亭@信濃町・卓上
 値段は「平成」価格ですので、クォリティにも「平成」レベルを求めたいところですが……ま、どちらかといえば「味」よりも「ノスタルジー」を味わう一杯。実際、若い運ちゃん達には「メンチカツ定食」あたりがよく出ておりました。しかし、かつて高度成長期、こんな店でこんな「ちゃんぽん」をカッ込みながら、団塊の世代の方々はガンバっておられたのですな……あの頃のあの人たち全員に、「二郎」あたりをブチ込んでいたら、日本は未だに世界第二位の経済大国だったかも。

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 千葉南西部や都心のラーメンを食べ歩きながら、某サイトへ5年にわたりアレコレ書いてきましたが、都心に引越し連載も1,000回を越えたあたりでこちらへシフト。他の話題についても「So What?」な気分で、アレコレ書いていこうと思います。
 とはいえ、ほとんどラーメンの話題になってしまうのか……

年齢:オッサン
仕事:新橋系サラリーマン
オッサンゆえの自己ルール:
 ・6人以上の店外行列はパス
 ・週4杯、日1杯以内
 ・連食・副食・大中盛NG
 ・移動は電車&徒歩
 ・移動時間30分以内
 ・飲み後のシメNG

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