むろや@新宿御苑 「冷やしら~めん」

むろや@新宿御苑・冷やし・四谷二丁目
 梅雨明けも近づき、「炎天下」に近いピーカンのお昼時。四谷三丁目の某店をのぞいてみましたが、5席程度の小さな店に、5名の団体客が店外待ち、まともに待てば40分コースですな……踵を返し、汗をぬぐいながら四谷二丁目まで移動、いつもの避難場所「むろや」へ。
むろや@新宿御苑・冷やし・店舗
むろや@新宿御苑・冷やし・券売機
 「さて今日の限定は?」と券売機を見れば、「冷やしら~めん」(800円)とは天の恵み、ソッコーで食券を購入しカウンターへ。お昼時ですので続々とお客さんが入店し、真夏日ですので続々とつけ麺の注文が入りますが、私の「冷やしら~めん」は、後客のつけ麺に続々と追い抜かれていきます……結構手がかかる一品の模様。約11分後、丼到着。
むろや@新宿御苑・冷やし・冷やしらーめん
むろや@新宿御苑・冷やし・スープ
 では、スープを一口……ヒンヤリとしたノド越しが、火照った体をクールダウン。フワッと口の中に広がり、鼻に抜けていく海老の香り。ベースは鶏ガラのようなアッサリとした動物系で、これに椎茸のようなシックな風味をからめて、「むろや」独特の醤油でフワリとまとめています。トロリとした粘度に、煮こごりのような「和」の風味、強いて例えれば、「冶部煮」の煮汁のような味のニュアンス。
むろや@新宿御苑・冷やし・麺上げ
 麺は中細ストレート、かなり固めにゆで上げて、シッカリと水で締めてあり、ややゴワつきが気になるものの、その分咀嚼を要求されて、麺の甘味が海老風味の中から立ち上がってきます。ただし、トロみのあるスープですので、中細では持ち上がりすぎの感もありますな……思い切って、やや太めの「ひやむぎ」のような麺でも面白かったかも。
むろや@新宿御苑・冷やし・チャーシュー
 具材は、鶏チャーシュー、穂先メンマ、挽肉、ミョウガ、カイワレなど。冷やし系なのに蒸し鶏など使わず、「焼鳥」のようにガツンと濃い味付けの鶏チャーシューを合わせてくるところが、いかにも「むろや」。こんな大胆な手を打っておいて、挽肉をつなぎに、メンマ、カイワレとサッパリ感のグラデーションをキッチリつけてくるあたりも、さすがは「むろや」です。

むろや@新宿御苑・冷やし・卓上 暑いから、サッパリした味付けで、茹でた夏野菜なんかをあしらって……などというのは、実は「日本人の好み」とは「真逆」かも。カツオのたたきにしろ、鰻の蒲焼にしろ、塩分を欲する暑い時こそ、濃い味に濃い味を重ねた一品を。それが日本人の「血」ならば、まさにその「血の要求」に応えた一品。海老による味の厚みの加え方、鶏チャーシューによる味の重ね方、濃さの中でこそ活きてくるミョウガ・カイワレのサッパリ感、そしてその全てを支える「むろや」独特の濃厚な醤油……これぞ、日本人の「血」が求める「夏の一杯」ですな。多少やり過ぎ感が漂うのはいつものことですが、さすが「むろや」、毎度思い切った問題提起をしてくださいます。

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 千葉南西部や都心のラーメンを食べ歩きながら、某サイトへ5年にわたりアレコレ書いてきましたが、都心に引越し連載も1,000回を越えたあたりでこちらへシフト。他の話題についても「So What?」な気分で、アレコレ書いていこうと思います。
 とはいえ、ほとんどラーメンの話題になってしまうのか……

年齢:オッサン
仕事:新橋系サラリーマン
オッサンゆえの自己ルール:
 ・6人以上の店外行列はパス
 ・週4杯、日1杯以内
 ・連食・副食・大中盛NG
 ・移動は電車&徒歩
 ・移動時間30分以内
 ・飲み後のシメNG

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