支那そば きび@小川町 「支那竹そば(醤油)」

きび@小川町・淡路町交差点
 日本の会社には妙な共同体意識があり、社員が会社の外のお仕事で、会社の外の方々に評価されたりすると、社内で妙な「やっかみ」にあったりするもの。そんな寂しさを引き連れた雨の夜、淡路町の某新店を再訪するも20時前にしてスープ切れ、それではどこか「ホッ」とできるお店ということで、小川町の「きび」に雨宿りしました。
きび@小川町・店舗
きび@小川町・メニュー
 民芸調でくつろいだ雰囲気の店内、常連さんとご主人の軽妙なやり取りが響きます。土曜の別ブランド営業(「土曜の牛の日」)は別として、このお店に来るのは久しぶりですが、シットリと落ち着いた雰囲気は昔のまま。今夜は変わり種ではなく、シンミリ基本系をいただきたい気分でしたので、「支那竹そば(醤油)」(750円)で。丼は約5分で到着。
きび@小川町・支那竹そば
きび@小川町・スープ
 では、スープを一口……おぉ、一回りもふた回りも「恰幅」がよくなって、円熟した味になってます。ベースの動物系は豚ガラ・鶏ガラで、以前はやや鶏強めに感じましたが、今やいずれの味もふっくらと大きく膨らみ混然一体、溢れる風味と旨みで口の中を満たします。また、以前は醤油のキレをシャキッと効かせていましたが、今回は円やかな味に仕上がっており、タレに使ったチャーシュー煮汁がベースの豚ガラと呼応して、味の一体感が素晴らしい。
きび@小川町・麺上げ 麺は中太縮れで、多少固めのゆで上がり。特に小細工せず、中華麺本来の甘さを素直に訴えかけてくるタイプで、オーソドクスなタイプのスープと、ノスタルジックなハーモニーを奏でます。きび@小川町・幅広麺

 さらに、ワンタンの皮のような幅広(というかほとんど正方形)の麺が添えられており、このフンワカ・ツルリとした食感が、麺のプリプリ・ポクポクした食感と好対照、最後まで食べ飽きさせません。
きび@小川町・メンマ
 具材は、チャーシュー、青菜、海苔・ネギに、増量したメンマ。メンマは醤油でシットリと味付けられ、シャクシャクと軽快な歯応えで麺と上手く絡みます。チャーシューも実に柔らかで美味、煮汁が使われたスープに合わないはずがありません。箸休めの小梅で味覚をリセットしながら、繰り返しふくよかな味空間に没入してゆけ、なんか温泉に入っているような「極楽」気分。

きび@小川町・卓上 以前は、修業先である飯田橋の名店「びぜん亭」の味を、少しシャープに研ぎ澄まし、ピュアに純化させたような印象でしたが、今回なぜか「びぜん亭」の味に大きく回帰しているように感じられ、少し驚かされました……結局、どんなに自分のワザを磨いても、自分を育ててくれた存在の影響は消せないもの。私のワザが社外で認められたとしても、それは社内の師匠達のお陰であるわけですが……その辺、分かってくれないもんでしょうか。

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Author:miles
 千葉南西部や都心のラーメンを食べ歩きながら、某サイトへ5年にわたりアレコレ書いてきましたが、都心に引越し連載も1,000回を越えたあたりでこちらへシフト。他の話題についても「So What?」な気分で、アレコレ書いていこうと思います。
 とはいえ、ほとんどラーメンの話題になってしまうのか……

年齢:オッサン
仕事:新橋系サラリーマン
オッサンゆえの自己ルール:
 ・6人以上の店外行列はパス
 ・週4杯、日1杯以内
 ・連食・副食・大中盛NG
 ・移動は電車&徒歩
 ・移動時間30分以内
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