つけ麺 ななやま@小川町 「ラーメン」

ななやま@小川町・淡路町交差点
 そろそろ仕事も年末進行的になってきて、超激忙しかった一週間。会社に居れば居るほど仕事が舞い込む状態でしたので、頃合いを見て脱出。小川町の新店「ななやま」へ、今日は淡路町駅から向かいました(写真は淡路町交差点)。
ななやま@小川町・店舗
ななやま@小川町・メニュー
 場所は「きび」のすぐ近く、メニューは「ラーメン」と「つけ麺」のみで、中盛無料。とりあえず「ラーメン」(650円)の並盛と、「味玉」(100円)を注文。厨房は二人で切り盛り、寸胴から手鍋にスープをあけて、魚粉・カエシなどなどを投入し混ぜ込んでから加熱に入るという、ややマイナーな製造手法。ご主人以外は、業界経験の浅い方のようです。丼は、約6分で到着。
ななやま@小川町・ラーメン
ななやま@小川町・スープ
 では、スープを一口……ちょっと、甘いかな。「鶏魚介」だそうで、ベースはトロリとした粘度の鶏スープ、鶏特有のクセもクドさもない、主張を抑えたスマートな味わいです。これに絡む魚介系はサバ節主体ですが、こちらも特に「攻め」を感じさせない大人しい味。そして、調味料的な甘さを強めに加えて、全体のまとまりを強く意識した仕上がりになっていますが……まとまりが良い分、主張も弱く、キレや旨味を甘味が丸めてしまって、多少バランスが崩れ気味。
ななやま@小川町・麺
 麺は自家製で、中太丸麺のストレート。サクッとした歯切れと、軽快なノド越し、コシは少し弱めですが、こういう食べ応えも個人的にはアリですな。スープ粘度のお陰で持ち上げもまずまず、スッキリとした味で甘味はちょっと弱めですが、スープの甘味が強いため、この程度の方がバランスが良い。
ななやま@小川町・チャーシュー
 具材は、チャーシュー、メンマ、刻みタマネギとカイワレ・海苔に、追加の味玉。注目はチャーシューで、低温調理したようなシットリとした仕上がり、シッカリとした歯応えを楽しむうちに、上品な味わいが口に広がっていきます。味玉もキッチリ半熟の仕上がりで味付けシッカリ、甘味が強くやや単調なスープに対して、刻みタマネギやカイワレがアクセントを加え、なんとか食べ飽きを防いでくれます。

ななやま@小川町・卓上 よく言われることですが、目標達成を強く意識し、優等生ばかりを集めてチームを組むと、そのプロジェクトは大失敗もしないかわりに、目覚ましい大成功も納めない。前人未到の高い目標を意識するなら、むしろチーム人材の「多様性」が重要になると……鶏魚介の先達といえば「づゅる麺」ですが、とにかくそのレベルに近づくあたりが「目標」にあって、その達成のためバランスにリスクをもたらす食材を排し、日本人の好きな甘味でまとめて、無難に仕上げた……そんな印象の一杯。「豚骨魚介」「鶏魚介」が飽きられつつある昨今、敢えてこのスタイルで打って出るなら、是非「前人未到」の地平を目指してほしい、そんな気がした一杯でした。

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Author:miles
 千葉南西部や都心のラーメンを食べ歩きながら、某サイトへ5年にわたりアレコレ書いてきましたが、都心に引越し連載も1,000回を越えたあたりでこちらへシフト。他の話題についても「So What?」な気分で、アレコレ書いていこうと思います。
 とはいえ、ほとんどラーメンの話題になってしまうのか……

年齢:オッサン
仕事:新橋系サラリーマン
オッサンゆえの自己ルール:
 ・6人以上の店外行列はパス
 ・週4杯、日1杯以内
 ・連食・副食・大中盛NG
 ・移動は電車&徒歩
 ・移動時間30分以内
 ・飲み後のシメNG

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