つけ麺専門店 紫匠乃@門前仲町 「らーめん」(『白昼夢』編)

紫匠乃@門前仲町・20121227・富岡八幡宮
 先週に引き続いての週末出社、仕事も勝負ドコロにさしかかり、ゲンを担いで「大勝軒」あたりで一杯やりたかったのですが、2週連続でフラレてしまって、しばし呆然。それでも何とかゲンを担ぐべく、富岡八幡宮近くに移動、「深川めし」に激しく惹かれますが……久々に、「紫匠乃」に入って見ることに。
紫匠乃@門前仲町・20121227・店舗
紫匠乃@門前仲町・20121227・券売機 本店は亀有で、その後森下や門前仲町に支店を出し、当時(2006年頃)メニューは「紫つけ麺」一本。それからしばらくして「三田製麺所」など似たスタイルのつけ麺専門チェーンが生まれましたが、当時としては珍しい業態でした。その後森下からは撤退されましたが、門前仲町店はなんとか残っているようです。メニューには「カレーつけ麺」が加わっており、期間限定で「らーめん」も。「つけ麺専門店のラーメンは意外に美味い」という都市伝説もありますので、今日のところは「らーめん」(750円)で。丼は約8分で到着。
紫匠乃@門前仲町・20121227・らーめん
紫匠乃@門前仲町・20121227・スープ テラテラと妖しく光るスープ表面、丼から乱雑にハミ出すメンマ、なにか嫌な予感がします。まずは一口……私の過去の経験でも、まず間違いなく最も「異様」なモノの一つ。アレコレ書いても仕方ありませんが……太古の採集生活時代のなごりで、人が「苦味」「酸味」には本能的な拒否反応を示すことはよく知られていますが、さらに深く本能的に刻み込まれているのが、「闇」への恐怖。そして、このスープは「闇」そのもの……ドップリと浮かぶ油は無味に近く、そのぶ厚いヴェールの向こうに動物系スープの「気配」がしますが、微かに漂う獣臭以外、ほとんど何も感じられません。まるで闇の中で手探りするも、時折生温かい何かに指先が触れるだけのような……そんな「恐怖」。残念ながら、ふた匙以上はレンゲが進みませんでした。
紫匠乃@門前仲町・20121227・麺
 麺は自家製の太麺平打ちで、強く縮れ・捩じれがついたもの。これがドップリと油をまとい、持ち上げなくてもよいのにスープをシッカリ持ち上げて、ヌメッとした感触を残しながらノド奥に消えていきます……コシや弾力はキッチリしていますので、きっとよい麺なんだと思いますが、あまりにもスープのインパクトが大きすぎますな。
紫匠乃@門前仲町・20121227・チャーシュー
 具材は、チャーシュー、メンマ、味玉1個にナルト、そして海苔にネギ。その昔、この店の大きな特徴は、注文ごとに鉄板で焼きを入れて出すチャーシューでしたが、今は作り置きのモノ。しかし、味は意外にシッカリしており、表面と中身のメリハリもキッチリついて、食感もマズマズ。これを口にして「ハッ」と我にかえりましたが、残ったスープと麺を恨めしく眺めるだけでした……

紫匠乃@門前仲町・20121227・卓上 店内はほぼ満員、「らーめん」の注文もいくつか入っており、何気ない家族の会話も聞こえる、ごく当たり前のラーメン屋の光景ですが……私にだけ、見えてはならないものが見えてしまったような、そんな「恐怖」。きっと大きくブレた一杯なんだと自分に言い聞かせ、気持ちを切り替えて席を立つ際、ふと見た隣客のつけ汁は、テラテラと妖しい光をたたえていたのでした……

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Author:miles
 千葉南西部や都心のラーメンを食べ歩きながら、某サイトへ5年にわたりアレコレ書いてきましたが、都心に引越し連載も1,000回を越えたあたりでこちらへシフト。他の話題についても「So What?」な気分で、アレコレ書いていこうと思います。
 とはいえ、ほとんどラーメンの話題になってしまうのか……

年齢:オッサン
仕事:新橋系サラリーマン
オッサンゆえの自己ルール:
 ・6人以上の店外行列はパス
 ・週4杯、日1杯以内
 ・連食・副食・大中盛NG
 ・移動は電車&徒歩
 ・移動時間30分以内
 ・飲み後のシメNG

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