まごころ厨房@木場 「濃い煮干しのつけ麺」

☆★☆ みなさま、新年明けましておめでとうございます。☆★☆
まごころ厨房@木場・20130101・アーケード
 さて、2012年のラーメンもいよいよ食べ納め。一年間イロイロなラーメンをいただきましたが、最後良ければすべて良し。そのためラスト一杯は、絶対の信頼をおく「鉄板」的お店でなくてはなりません。私にとって、そんなお店の一つが木場「まごころ厨房」さん、ここ数年29日の昼に伺うのが通例でしたが、今年は都合により28日金曜の夜に訪店。
まごころ厨房@木場・20130101・店舗
まごころ厨房@木場・20130101・メニュー
 今年冬の限定は「濃い煮干しのつけ麺」(並・800円)、しかし平日夜の部5杯限定という「狭き門」で、すでに19時を過ぎており完全にあきらめていましたが、橋本店主が「まだできますよ!」とニッコリ……公私ともに、あまりロクなことがなかった一年でしたが、最後に「小さな幸せ」をいただきました。ポップには「提供時間がかかります」とありますが、8分ほどで丼到着。
まごころ厨房@木場・20130101・濃い煮干しつけ麺
まごころ厨房@木場・20130101・つけ汁 では、つけ汁を一口……ズズ~~ンッと、口腔を満たす壮大な響き、この迫力こそ、「まごころ厨房」さんならでは。ドスンとした重みと、弾けるような旨味の動物系、それを深遠なコクの醤油ダレがガッチリと抱きしめて、濃密な煮干しの風味が、全体を霧のように深く深く包み込んでいます。煮干しは素材・処理を誤ると、苦みとエグミがない交ぜとなって、舌へ叩きつけるような激しい味になりますが……天才・橋本店主の腕にかかれば、まるで良質のチョコレートのように、苦み走った深いコクが口腔を満たし、豊かな味わいが舌一杯に広がります。
まごころ厨房@木場・20130101・麺
 麺は、浅草開化楼・日清製粉共同開発の小麦粉「傾奇者」を使用した一品で、この粉特有の「黄金色」をした麺肌が、何とも麗しい。ガッシリと固めの歯応えながらスムースな歯切れ、ツルリとしたノド越し、豊かな甘味、まさに芸術品のような仕上がりです。
まごころ厨房@木場・20130101・つけ汁浸し
 コイツをつけ汁にくぐらせ、ズバァ~~ッとイキますと……麺・つけ汁・食材全ての味が昂ぶりながら、アラぶりながら、ウネりながら、壮大な響きの中でひとつの「世界観」に収斂していく……まるでベートーベン第九第四楽章「歓喜の歌」をコンサートホールで聴くような、まさに「圧巻」の味わい。
まごころ厨房@木場・20130101・チャーシュー
 具材は、チャーシュー、メンマ、水菜に海苔・ネギ。チャーシューは、この店がオープンした当初からすでに完成されたクォリティでしたが、その後さらに進化を続け、昨年のロースト・ポークのようなニュアンスに、さらに食感にしなやかさが、味に親しみやすさが加わっています。美味さに限界はないことを、この一品が明確に「実証」していますな。

まごころ厨房@木場・20130101・卓上 「まごころ厨房」さんにいつも驚かされるのは、途方もない高みに到達していながら、いつも作品に次への「可能性」が感じられること。昨年暮れに「極煮干醤油らーめん」をいただいた時、あまりの完成度に驚きつつ、「これをつけ麺にするのは不可能に近いけど、あるいは……」と微かな「可能性」を感じていましたが、その予感通り見事に実現。そして、この一杯からも「あるいは…」という可能性がいくつも感じられますな……期待に胸をふくらませながら、新たな年を迎えられそうです。

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miles

Author:miles
 千葉南西部や都心のラーメンを食べ歩きながら、某サイトへ5年にわたりアレコレ書いてきましたが、都心に引越し連載も1,000回を越えたあたりでこちらへシフト。他の話題についても「So What?」な気分で、アレコレ書いていこうと思います。
 とはいえ、ほとんどラーメンの話題になってしまうのか……

年齢:オッサン
仕事:新橋系サラリーマン
オッサンゆえの自己ルール:
 ・6人以上の店外行列はパス
 ・週4杯、日1杯以内
 ・連食・副食・大中盛NG
 ・移動は電車&徒歩
 ・移動時間30分以内
 ・飲み後のシメNG

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