こうや@四谷 「雲呑麺」

 ま、「立秋なのに猛暑」なんてのは例年のことではありますが、それにしても暑い……こんな日こそ、アツアツのスープがナミナミ注がれた一杯を。移転リニューアルした四谷「こうや」へ。
こうや@四谷・店舗
 前回訪れたのは四年前。厨房2箇所で丼を沢山並べ、ガンガン量産する活気あふれる光景に、圧倒されたものでした。リニューアルされた店内は、大型の厨房に一本カウンター、テーブル席も充実しています。
こうや@四谷・メニュー
 この店の名物は雲呑麺ですが、前回はやや茹でが足りない印象でした。もちろん再挑戦で「雲呑麺」(900円)を注文。

 結構厨房の様子が面白く、ご主人以外は中国系の方やインド・スリランカ系の方など国際的なフォーメーション。製造の合間には言葉を交わしていますが、製造中は目と目で無言の「コンタクト」。私の一杯が完成して配膳場所に押し出し、スリランカ系の方がフロア係の中国系の方に「アイ・コンタクト」を送りますが……これがうまく通らない。結局30秒以上放置されたのち、約7分で丼到着。
こうや@四谷・雲呑麺
 スープは、透明感あふれる野菜の旨みに豚骨・鶏ガラにジンワリとニジむような味わいで、塩分も控えめ。昨今の派手な味のスープを飲み慣れた方には、インパクト的に「モノ足りない」かも知れません。
こうや@四谷・麺上げ
 麺は細めの中細ストレートで、非常に柔らかめのゆで加減。この柔らかさは「放置プレイ」のせいではなく、もともとこういうセッティング。これも昨今なんでも「麺カタ」で頼む方には、全く「モノ足りない」かも知れません。
 具材は、大型の雲呑5個と、チャーシュー、メンマ、そして海苔に万能ネギ。今回の雲呑はゆで加減も完璧で、インスパイヤ系某店で瞠目したものと同じ、いやそれ以上の出来。ホクホクとした肉の旨みに、微かに漢方的な独特のコクが加わっており、いやぁ……これは美味い! メンマもやや醤油強めの味付けですが、コリコリ感がシッカリ残って最上級。プリプリッとしたバラ肉チャーシューも見逃せません。


こうや@四谷・カウンター 実は私は、どちらかと言うと「スープ至上主義」だったのですが、この「こうや」とその系統店を食べ歩くうち、考えを改めました。もしラーメンの主役が麺や具材だとしたら、スープの役割とは何か……その昔、光や電波がなぜ伝わるのかを説明するために、この全宇宙空間に「エーテル」という物質が充満していると考えられていました。ラーメンの本質が、麺や雲呑の味を理想的な姿で客の下に伝えることであるとしたら、理想的な伝送媒体として「エーテル」的なスープが必要で、そういう「角度」から突き詰めると、こういうスープになる可能性もある。具材に焦点を絞るなら、こういう麺になる可能性も大いにありますな……ある意味「哲学」的な一杯、機会がありましたら是非。

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Author:miles
 千葉南西部や都心のラーメンを食べ歩きながら、某サイトへ5年にわたりアレコレ書いてきましたが、都心に引越し連載も1,000回を越えたあたりでこちらへシフト。他の話題についても「So What?」な気分で、アレコレ書いていこうと思います。
 とはいえ、ほとんどラーメンの話題になってしまうのか……

年齢:オッサン
仕事:新橋系サラリーマン
オッサンゆえの自己ルール:
 ・6人以上の店外行列はパス
 ・週4杯、日1杯以内
 ・連食・副食・大中盛NG
 ・移動は電車&徒歩
 ・移動時間30分以内
 ・飲み後のシメNG

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