東京煮干屋本舗@中野 「味玉ラーメン」

東京煮干屋本舗@中野・20130521・交差点
 4月24日、中野にオープンした「東京煮干屋本舗」。こんなストレートなネーミングでは行列必至、私のような行列アレルギーにはちょっと近寄れません。GWをはさみ、少しほとぼりが冷めたころ訪店。お店は早稲田通りと中野通りの交差点のすぐ近く。
東京煮干屋本舗@中野・20130521・店舗
東京煮干屋本舗@中野・20130521・券売機
 メニューは、実質「ラーメン」一本。トッピングの「揚げ煮干増し」(100円)なるものがやたらと気になりますが、とりあえずは「味玉ラーメン」(750円)のでっかいボタンを、ポチッとな。11時45分頃入店で先客4名、その後どんどんお客さんが増え、正午5分前には満席になりました。丼は約4分で到着。
東京煮干屋本舗@中野・20130521・味玉ラーメン
東京煮干屋本舗@中野・20130521・スープ
 では、スープを一口……なるほど、ネットでも指摘がありましたが、たしかに中野の某老舗との共通点を感じますな……でも、上手くアレンジしてあります。ベースは鶏が主体なのか柔らかなコクの白湯で、実にマイルド。某老舗のWスープも、年を経るにつれマイルド感が増していますが、それに対してさらにコクの優しさをプラスしてあります。そして煮干の「感じさせ方」が絶妙で、香りはシッカリ主張させ、エグミを排しながら風味もシッカリ、それでいて全くワザとらしさがありません。エグミを好む「煮干狂」のラヲタ向けでなく、一般向けに非常に上手く調整された風味ですな。
東京煮干屋本舗@中野・20130521・麺
 麺は、大成食品製の中太ストレート。スープの風味を意識してかかん水を抑え、加水率も微妙に調整しながらスープの吸いも意識しており、それでいてコシ・歯切れ・ノド越しをバランスよく実現させるという、非常によく考えられた麺。逆に言えば、ラヲタから見れば突出した特徴がないことになりますが、一般向けとしてよく吟味されています。
東京煮干屋本舗@中野・20130521・チャーシュー
 具材は、チャーシュー、ホウレン草、海苔・ネギに揚げ煮干がパラリ、そして追加の味玉。肩ロース・チャーシューは、まんべんなく味がしみた一品ですが、ご覧のような隠し包丁で、スープを持ち上げ絡ませようという工夫が面白い。海苔・味玉は平凡で、面白いのは揚げ煮干ですが……こういうのも「煮干狂」ラヲタには不評かもしれませんが、一般受けする演出です。

東京煮干屋本舗@中野・20130521・麺箱 ラーメンとしてではなく、「ご当地」的な商品として、非常によく構想を練り込んである一品。「ご当地」を代表する商品に対する人気をベースにして、この店なりに独自の特徴も加えながら、すべてを親しみやすく仕上げて、人気の「幅」をさらに広げ商売につなげようという「設計思想」。事実、お客さんにはラヲタ的な影は少なく、女性やご高齢の方まで様々……ドラッカー曰く、「事業とは『顧客の創造』である」。どうせ「創造」するのなら、既存の人気に「上乗せ」していくに限りますな……ラヲタにはイマイチ不評かもしれませんが、一般の方に新たな魅力を提供できるよう、慎重に設計された一杯でした。

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miles

Author:miles
 千葉南西部や都心のラーメンを食べ歩きながら、某サイトへ5年にわたりアレコレ書いてきましたが、都心に引越し連載も1,000回を越えたあたりでこちらへシフト。他の話題についても「So What?」な気分で、アレコレ書いていこうと思います。
 とはいえ、ほとんどラーメンの話題になってしまうのか……

年齢:オッサン
仕事:新橋系サラリーマン
オッサンゆえの自己ルール:
 ・6人以上の店外行列はパス
 ・週4杯、日1杯以内
 ・連食・副食・大中盛NG
 ・移動は電車&徒歩
 ・移動時間30分以内
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