鈴蘭@新宿三丁目 「煮干しそば」

鈴蘭@新宿三丁目・20130613・交差点
 梅雨特有の蒸し暑さ、汗をぬぐいながら午前中の仕事を片付け、新宿三丁目へ。しかし、お目当ての某店は臨休、「鈴蘭」へまわってみましたが開店前の到着となって、久々のシャッター待ち(行列同様、シャッター待ちも大嫌い)。暖簾がかかり店内に入ろうとすると、横からスッと地元リーマンが割り込んで一番乗り、さすが生き馬の目を抜く街ですな……
鈴蘭@新宿三丁目・20130613・店舗
鈴蘭@新宿三丁目・20130613・メニュー
 すでに「中華そば」「海老つけめん」などをいただいておりますが、お目当ては、2月よりレギュラーメニューとなった「煮干しそば」(750円)。14日当日限定の「サバ煮干しそば」も面白そうですな……ちょっと味が想像できませんが。入店すると、奥から詰めて座るように指示されますが、それもそのはず、開店後15分程度でほぼ満席になっていました。味が良いせいもあるんでしょうが、ここはホントに場所がイイ……丼は約4分で到着。
鈴蘭@新宿三丁目・20130613・煮干し
鈴蘭@新宿三丁目・20130613・スープ
 では、スープを一口……こりゃまた、随分「狭い」ところを狙ってますな。口にした瞬間、ドッと押し寄せてくるような、煮干しの苦み・エグミ。ベーススープも煮干しがガツンと効いた豚骨で、豚骨のハードなコクに、荒れ狂うような煮干しのハード&ビターな風味が叩きつけられ、カエシも甘味を抑えたハードテイストという……これぞまさに「ハードボイルド」。敢えて名付けるなら、「煮干しエスプレッソ」とでもいいましょうか。
鈴蘭@新宿三丁目・20130613・麺
 麺は、細麺ストレート。加水量低めの麺を「ハリガネ」的な固さにゆで上げて、スープ量に対して麺量タップリ。ゴンと重い響きのある甘味を、「煮干しエスプレッソ」に叩きつけるこの感覚、「伊藤」あたりを意識していると思われ。ただ、明らかに雑味が多過ぎだなぁ……「ジャンクな伊藤」といった風情。
鈴蘭@新宿三丁目・20130613・チャーシュー
 具材は、チャーシュー、メンマ、ナルトに海苔、そして薬味の刻みタマネギとネギ。チャーシューは流行りの低温調理、分厚く切り分けられてミッシリとした歯応え、もちろん食べ応えは十分ですが……味として、このスープ・麺には合いませんな。もっとも、このスープ・麺に合う具材は、想像するのがなかなか難しい。そこを具材ゼロから二代にわたって調整し続けた、「伊藤」の偉大さが改めて感じられますな。

鈴蘭@新宿三丁目・20130613・卓上 先日も書きましたが、こうした「煮干し」の強調のしかたは、ラーメンの世界で極端に「記号化」された、独特のモノ。コーヒーに「エスプレッソ」があるように、そしてお茶に「抹茶」があるように、食材の魅力の一部に「キャッチライト」をシャープに当ててデフォルメする、そういうアプローチは否定しません。ただ、問題はそのアングルが「シャープ」であるかであって……雑味が加わるほど、選択したアプローチのデメリットが雪だるま式に増えていく、そんな危険性をハラんでいますな。そういう意味で、チャレンジングではありますが評価の分かれる一杯。先人(「伊藤」)を越えるのは、容易なことではありませんな。

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 千葉南西部や都心のラーメンを食べ歩きながら、某サイトへ5年にわたりアレコレ書いてきましたが、都心に引越し連載も1,000回を越えたあたりでこちらへシフト。他の話題についても「So What?」な気分で、アレコレ書いていこうと思います。
 とはいえ、ほとんどラーメンの話題になってしまうのか……

年齢:オッサン
仕事:新橋系サラリーマン
オッサンゆえの自己ルール:
 ・6人以上の店外行列はパス
 ・週4杯、日1杯以内
 ・連食・副食・大中盛NG
 ・移動は電車&徒歩
 ・移動時間30分以内
 ・飲み後のシメNG

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