めじろ@代々木 「冷やしサワーらーめん」

 初夏の眩しい日差しが降り注ぐ月曜昼(4日)、新宿方面の用事を済ませ、溜息一つ。すでに夏バテ気味ですなぁ……ここはひとつ、「爽やか」なラーメンで一発喝を。

めじろ@代々木・店舗外観

 狙い目は、代々木「めじろ」の今夏限定「冷やしサワーらーめん」(850円)、1日10食の提供です。貼り紙にもある通り、なんと「炭酸」の魚介出汁を使うという、画期的というか無謀というか……でも、こういう耳を疑うようなチャレンジこそ、「ラーメン」の醍醐味ですな。

めじろ@代々木・限定告知

 券売機は入口右手、右下隅の「限定2」ボタンをポチッとな。食券を渡しますと、塩か醤油かを聞かれますので、今日のところは「醤油」で。涼しげなガラス製の丼に、キンキンに冷えた煮干し出汁をはり、氷水で慎重にシメた麺を泳がせてトッピングを整えれば、いよいよショータイム。丼を高台の上において、やおら取り出す小型消火器の様な「ボンベ」。引き金を引くと強烈な炭酸とともにカツオ出汁が「噴出」するという趣向で、シュワワァァァ~~と泡立つ丼が、なんとも涼しげ。

めじろ@代々木・冷やしサワー

 では、スープを一口……ショーの派手さからキワモノかと思いきや、そこはさすが「めじろ」、味の方もキッチリまとめています。ベースはカツオと煮干しの合わせ出汁ですが、冷やすと旨みより風味が先に弱まってしまうところを、煮干粉をタップリ使いキッチリとカバー、カツオも実に香り高い。さらに炭酸のほのかな酸味がサッパリ感をアップして、「微炭酸」的な舌への刺激も面白い。炭酸を使うと、どうしてもトニック・ウォーター的な味の固さが出てしまうものですが……それを、揚げネギのフンワリとした甘さでしっかりカバーしてあり、こういう芸当を見るにつけ、さすが「ネギの魔術師」と唸らせます。

 麺は、中太ストレートで当然自家製。多加水麺を固めにゆで上げキッチリとシメてあり、シコシコとした食感。多少固すぎに感じられ、もう少し歯切れ重視でもよいかと思いますが、「冷やしで炭酸」という限界ギリギリのチャレンジですから、多少の「安全率」を見込んでおられるのでしょう。

 具材は、チャーシュー、メンマ、揚げネギ・ネギに、大判の海苔。「めじろ」といえば炙りチャーシューですが、この肩ロース・チャーシューは冷製で、ハムのようにサクッとした食感。もちろん、この方が「冷やし」には断然合います。ただし、メンマは他メニューと同じなのか、冷やしスープではやや固く感じられますが……すべてを冷やし用に揃えることは、さすがに無理でしょう。

 断じて、「モノ珍しさ」だけを狙った一品ではなく、「めじろ」流にキッチリと細部を詰めた上で、「2011年夏の『涼』」を問いかけた一品。特に、衆目の集まる「炭酸スープ」は、「完璧」と言ってよい出来だと思いますが、麺・具材の相性には、「完璧」とは言えない部分も……そこは「めじろ」のこと、この夏の間にチューンされることでしょう。

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Author:miles
 千葉南西部や都心のラーメンを食べ歩きながら、某サイトへ5年にわたりアレコレ書いてきましたが、都心に引越し連載も1,000回を越えたあたりでこちらへシフト。他の話題についても「So What?」な気分で、アレコレ書いていこうと思います。
 とはいえ、ほとんどラーメンの話題になってしまうのか……

年齢:オッサン
仕事:新橋系サラリーマン
オッサンゆえの自己ルール:
 ・6人以上の店外行列はパス
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 ・連食・副食・大中盛NG
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