海老そば専門店 築地 えび金@築地 「海老そば」

えび金@築地・20140225・波除神社
 築地・波除神社前に新店「えび金」がプレオープンするとか。行列嫌いゆえ、プレオープン初日なんかに訪店することなどまずないのですが……あそこは場外市場といってもほとんど店が途切れるあたりで、夜(深夜・早朝除く)は人通りも少ない。ひょっとしてイケるんじゃないかと、初日夜におそるおそるのぞいてみました。
えび金@築地・20140225・店舗
えび金@築地・20140225・券売機
 正式オープンは3月1日で、2月24日から28日まではプレオープン。予想通り店外待ち4名と、なんとか許容範囲内。開店祝いのお花は山梨方面の会社からが多いようで、そちらにゆかりのお店なのかな。麺メニューは「海老そば」一本で、サイドメニューに「手作りおにぎり」や「たまごかけご飯」があるのが、ちょっとユニーク。まずは、基本の「海老そば」をポチッとな。正規料金は780円ですが、プレオープン中は200円引きでいただけます(卓上にあった正規メニューは後掲)。
えび金@築地・20140225・海老そば
えび金@築地・20140225・スープ
 では、スープを一口……おっ、予想したよりイイ感じ。一杯あたり約50匹分の甘海老の頭を使用して、長時間煮込んだというこのスープ、どうしてもミソ特有のエグミが残るんじゃないかと心配していましたが、それは全くの杞憂。濃厚な甲殻系の風味の中で、ミソがヤンワリとコクを伝えるバランスで、ベーススープやカエシを主張させずに、ドンッと「海老」を前面に押し立てています。ただ、キレを加える意図なのか塩味はかなり強めで、終盤はややウルサく感じますな。
えび金@築地・20140225・麺
 さて、注目はこの自家製麺。なんと海老粉(甘海老頭の出汁ガラを粉末にしたものとか)を練り込んだ中細ストレートで、こういう趣向は個人的には初めて。能書き通り、噛むほどにフワリと軽く甲殻系風味が広がって、小麦の甘みと融合したその美味しさは、「かっぱえびせん」などで実証済みのテッパン系。コイツは実に、分かりやすい美味さ……券売機に「麺増量」(120円)ボタンを4つも並べるその自信も、ムベなるかな。
えび金@築地・20140225・チャーシュー
 具材は、鶏チャーシュー3枚と味玉半個、あとは桜海老・揚げネギにカイワレ・ネギ2種といった薬味類。スープも麺も「海老一色」ですので、当然食べ飽き対策が必要ですが、小物・薬味でキッチリとフォローしてあるところが、ナカナカ。特に揚げネギが加える甘み・コッテリ感が海老風味と実によく合い、コイツは結構「イノベーション」かも。

えび金@築地・20140225・卓上メニュー 「風味」を英訳すると「flavor」や「taste」になるんでしょうが、「flavor」と「taste」が両方備わって「風味」になるというのが、日本的感覚。これまでいただいてきた「海老」系は、白湯担々スープの「taste」に海老の「flaver」という組み合わせでしたが……「flavor」も「taste」も、すべて「海老」でやってしまおうという、意欲作。たしかに強烈な印象ですが、旨味はどうするのか、コクやコッテリ感はどうするのか……そういった懸案を、塩味と揚げネギでサックリ「ショートカット」しようとしている気がして、多少強引さも感じた一杯。でも、コイツは結構面白い、機会がありましたら是非。

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 千葉南西部や都心のラーメンを食べ歩きながら、某サイトへ5年にわたりアレコレ書いてきましたが、都心に引越し連載も1,000回を越えたあたりでこちらへシフト。他の話題についても「So What?」な気分で、アレコレ書いていこうと思います。
 とはいえ、ほとんどラーメンの話題になってしまうのか……

年齢:オッサン
仕事:新橋系サラリーマン
オッサンゆえの自己ルール:
 ・6人以上の店外行列はパス
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 ・連食・副食・大中盛NG
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