さいころ@中野 「肉煮干し中華そば」

 あの中野「我流旨味ソバ 地雷源」がリニューアル……中野移転後ではありますが、あんな一杯こんな一杯、それにあんな限定なんかもいただいて、すっかりファンになっておりましたが……ちょっと残念な反面、興味津々。
さいころ@中野・店舗
さいころ@中野・券売機 イマイチ予習が足りませんでしたので、改めて路上看板でメニュー・ラインナップを確認、主力らしき「肉煮干し中華そば」(730円)に狙いを定め、入口右手の券売機でポチッとな。
 厨房は男性店員1名と女性店員2名で切りもり、調理は男性店員が担当ですが、1ロットずつ注文をシッカリ確認しながら呼吸を整え、ジックリ調理されるスタイルで、結構待つことになります。2ロット見送りで、16分後にようやく着丼と思いきや……ここでトラブル(*)発生。激怒した私は返金を受け帰ろうとしましたが、「お代は要りませんので食べて行ってください」と真摯に頭を下げる男性店員の顔を立て、ヤッツケながら食べることに……という訳で、さほどジックリ味わってはおりませんので、印象のみを(写真も何処かヤッツケ気味ですが、ご容赦)。
さいころ@中野・肉煮干し
 トータルな印象は、浅草「つし馬」のインスパイヤ。しかし、「そばつゆ」的なスープベースに、「うどん」の様な麺を合わせる「つし馬」の「中華そば」に対して、より一般的な「中華そば」に近付ける方向性。

 動物系は、あの「地雷源」フランキー系の丸鶏的な柔らかな味わいから一転、ゲンコツも使うのか結構「硬質」なコクがでており、煮干しのハードな風味とカッチリ噛み合う。この煮干出汁も、昨今の「ヤリスギ」的な風潮から一転、風味重視の仕上げ方、動物系・煮干しのコラボに添える醤油ダレも、定石通りキレ重視の使い方で、「和」のニュアンスに拘る「つし馬」のようなモドカシサもありません。
さいころ@中野・麺上げ
 麺は三河屋製麺から自家製に変更され、それがリニューアルの動機とか。太麺といっていい太さ、かん水少な目なあたりが「つし馬」的で、ソフトな食感と甘みの淡さも似ていますが、あそこまでは「うどん」的ではなく、ソコソコ中華麺の雰囲気が残ります。この麺に対してこのシャッキリ・メンマ、この硬質スープに対して肉汁タップリのバラ肉・チャーシューと、具材のバランスもよく考えられたもの。

さいころ@中野・リニューアル口上
 かつてクレイトン・M・クリステンセンは、イノベーションには「破壊的」なものと「持続的」なものがあると喝破しました。なんとくなく、「破壊的イノベーション」を指向してワクワクさせた「地雷源」に対して、「さいころ」は十分な完成度を誇りながらも、「持続的イノベーション」に過ぎないような……しかし、中野のこのロケーション・この客層で、「破壊的イノベーション」ばかりを指向するのも、マーケティング的にはイカガかという気もしますし、商売的な「現実路線」としては、やむを得ないのかもしれません。

店舗情報は、こちら

(*)トラブルの内容ですが、訪店時リニューアル・オープンから1週間も経っておらず、不慣れな点もあったのでしょうし、「ご祝儀」としてここでは書きません。店員のオバちゃん、これからもガンばって下さいね。

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コメント

地雷源ラインに

一巡したら
また戻ってくると思うのですが、、

どちらかというと
千葉の方に力が入っているようで
ちょっと残念かもしれません
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地雷原とサイコロを結ぶ 何かキーワードはないものかと ググッってみるとき いちめんラの花 いちめんラの花 いちめんラの花 当然といえば 当然で すでにそこには ラーメン屋が入

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 千葉南西部や都心のラーメンを食べ歩きながら、某サイトへ5年にわたりアレコレ書いてきましたが、都心に引越し連載も1,000回を越えたあたりでこちらへシフト。他の話題についても「So What?」な気分で、アレコレ書いていこうと思います。
 とはいえ、ほとんどラーメンの話題になってしまうのか……

年齢:オッサン
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