海老だしの哲 御徒町店@御徒町 「海老だしの味噌らーめん」

海老だしの哲@御徒町・20140519・御徒町
 孤軍奮闘的な仕事の連続で、なんとなく疲れ果ててしまった金曜夜。こういう夜は泣き面にハチにならぬよう、「地雷」店は避け無難な一杯にありつきたいものですな……疲れをおして御徒町まで足を延ばし、4月オープンの「海老だしの哲」へ。
海老だしの哲@御徒町・20140519・店舗
海老だしの哲@御徒町・20140519・券売機
 「海老だしの哲」は、「きみはん」などと同様に「つけめんTETSU」系列のブランドで、戸越店の閉店で一時実店舗が途絶えていましたが、このほど御徒町にて復活しました。メニューは「味噌らーめん」と「味噌つけめん」の2系統と「ピリ辛」バージョン、そして「中華そば」といったラインナップ。個人的にはこのブランドは初めてですので、まずはデフォの「海老だしの味噌らーめん」(850円)を、ポチッとな。
海老だしの哲@御徒町・20140519・海老だし味噌
海老だしの哲@御徒町・20140519・スープ
 では、スープを一口……いやぁ、「さりげなく」美味い。ベースの味噌ダレは赤味噌主体、これに絡む海老出汁は、クッキリとした甲殻の風味と旨味が出ていますが、たまに見かける「海老頭入れ過ぎ」的なイヤラシサやエグミが一切なく、パンチをきかせながらマイルドに仕上げています。この海老出汁が、赤味噌特有の平坦な味をケバ立てながら全体を包み込むような感じで、キッチリ計算通りにまとめられている、そんな印象。
海老だしの哲@御徒町・20140519・麺
 麺は、カネジン食品製の太麺で、平打ち縮れ。口あたりがプリッとした多加水麺で、ピロピロと喜多方麺のような食べ心地。スッキリと穏やかな甘みですが、「海老+味噌」という押し出しの強いスープですので、こうしたシレッとした麺の方がよく合いますな。これで味を主張する麺だと、かなりウルサイ一杯になっていたと思われ。
海老だしの哲@御徒町・20140519・チャーシュー
 具材は、チャーシュー、挽肉、モヤシにメンマ・ワカメ、そして糸唐辛子と生姜がひとつまみ。チャーシューは小型ですが分厚いバラ肉、ただ肉の臭みがちょっと抑え切れていない印象でイマイチ。白眉は挽肉とワカメで、スープに挽肉が動物的なコクをグッと加え、ワカメが麺にサッパリ感をプラスして、美味く両者がバランスします。生姜で軽くキレを加えるあたりも、キッチリ計算通りの演出ですな。

海老だしの哲@御徒町・20140519・卓上 例えて言えば、特に球速もなく球種も直球しかない投手が、スイスイとストライクゾーンぎりぎりにボールをキッチリ散らして、こともなげに三振の山を築いていく、そんな凄みのある「さりげなさ」。「海老」も「赤味噌」も主張が強い食材で、これを組み合わせながら万人受けする味に仕上げるには、針の穴を通すほどキビシイ精度のコントロールが必要なはず。しかし、それをブレなくスイスイ量産してしまうところに、「空恐ろしさ」すら……ま、多少課題はあるものの、具材による演出も次元が高く、接客・声掛けなどオペレーションも言うことなし。キッチリと細部を詰めながら、それを微塵を感じさせないプロの仕事の「さりげなさ」に、仕事疲れの私も、少し元気をもらった夜でした。

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 千葉南西部や都心のラーメンを食べ歩きながら、某サイトへ5年にわたりアレコレ書いてきましたが、都心に引越し連載も1,000回を越えたあたりでこちらへシフト。他の話題についても「So What?」な気分で、アレコレ書いていこうと思います。
 とはいえ、ほとんどラーメンの話題になってしまうのか……

年齢:オッサン
仕事:新橋系サラリーマン
オッサンゆえの自己ルール:
 ・6人以上の店外行列はパス
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 ・連食・副食・大中盛NG
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