五ノ神製作所@新宿南口 「海老トマトつけ麺」

五ノ神製作所@新宿南口・路地 台風15号の影響で、サエない天気の火曜昼、午後の会議までに帰社すべく、出先近くの「五ノ神製作所」へ。

 新宿御苑脇のグラウンドに沿った裏通り、開店当初は客足もイマイチでしたが、今や押しも押されもせぬ有名店です。
五ノ神製作所@新宿南口・店舗
 これまで、「海老つけ麺」「海老味噌つけ麺」といただいてきましたが……ネットでは、濃厚豚骨と濃厚海老風味による「超絶」濃厚つけ汁に、賛否あるようです。確かに、「海老つけ」は生姜でキレを加えて「飽き」を防いでいましたが、さすがに「海老味噌」ともなると味も「音割れ」。それでも私としては、濃厚に濃厚を重ねる「冥府魔道」を突き進む潔さを買いますが、商売的には自ずと客層を選ぶ結果に。
五ノ神製作所@新宿南口・券売機
 そして、次の展開を期待していたところへ、この「海老トマトつけ麺」(850円)がお目見え。他には目もくれず、入口左手の券売機で、ポチッとな。丼は約8分で到着。
五ノ神製作所@新宿南口・海老トマトつけ麺
 では、つけ汁を一口……これですよ、これ、ついに待望の「真打」登場。ベースは例によって髄まで炊き出す濃厚豚骨ですが、コイツにかなり多めのトマトソースを合わせています。トマトソースは、ホールトマトをベースにしていると思いましたが、具材として投入されたフレッシュトマトの風味も混じっており、旨みのシナジー(*)もさることながら、安定感とキレを両立させた鮮烈な酸味が印象的。ドッシリとした豚骨のおかげで過度にイタリアンっぽくもならず、濃厚豚骨が醸す「飽き」を、鮮烈な酸味がキッチリ補う。まさに「最適解」とも言えるコンビネーションですな。
五ノ神製作所@新宿南口・麺上げ
 麺は、やや太めの中太ストレート。以前は蕎麦の風味が感じられるように思いましたが、今回は小麦のニュアンスも強く、ちょっと配合が変わったのかしら。多少固めのゆで加減ですが、過度にコシを強調しない自然な仕上がり。
 コイツにチョイチョイとバジル・ソースをのせ、つけ汁に浸してズバァ~~ッとイキますと……「冥府魔道」のその先には、イタリアンでもなければ日本料理でもない、全く独自の「境地」が開けておりました。チャーシューや三角メンマ、魚介出汁によるスープ割に至るまで、文句なしの役者と演出。

 ただし、添えられた「焼きチーズパン」については、賛否あるかな……バジル・ソースとの本来的な相性の良さが、せっかくの「独自カラー」を、イタリアンなトリコローレに染めてしまいます。

五ノ神製作所@新宿南口・カウンター
 これぞ「五ノ神製作所」の「完成形」ともいえる、バランスとオリジナリティ。実際、後続した注文のほとんどが「海老トマト」で、人気の高さがうかがえますが、さもありなん。もっとも、最初から「非イタリアン」な境地を目指したのかと言えば、「チーズ」(200円)や「焼きチーズパン」(50円)といったトッピングを見るにつけ、やや疑問ですが……ま、結果オーライでしょう。

 店舗情報は、こちら
(*)トマトはグルタミン酸系の旨みを含むため、イノシン酸系の動物系と上手く合わせると、旨みが強くシナジーします。

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Author:miles
 千葉南西部や都心のラーメンを食べ歩きながら、某サイトへ5年にわたりアレコレ書いてきましたが、都心に引越し連載も1,000回を越えたあたりでこちらへシフト。他の話題についても「So What?」な気分で、アレコレ書いていこうと思います。
 とはいえ、ほとんどラーメンの話題になってしまうのか……

年齢:オッサン
仕事:新橋系サラリーマン
オッサンゆえの自己ルール:
 ・6人以上の店外行列はパス
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 ・連食・副食・大中盛NG
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