中華そば 時翁@神田 「煮干しそば」

時翁@神田・20140706・南口
 猛烈に天候不安定で、猛烈に蒸し暑い土曜日。雹(ひょう)でも降るんじゃないかと心配で(実は翌日都心は大変なゲリラ豪雨)、週末ウォーキングは中止の方向、カロリー的にシンプルな「冷やし」でもと考え東京駅に行きましたが……目を疑わんばかりの壮絶な人混み。這々の体で神田へ脱出、ノンビリ過ごせそうな「時翁」へ。
時翁@神田・20140706・店舗
時翁@神田・20140706・メニュー
 いつものように券売機を撮影していると、ためらいがちに「券売機はやめて下さい……」とのご主人の声。振り返ると、先客はゼロでご主人は厨房に座って休憩中、換気扇は停止、おそらく麺茹機も火が落ちていますな……ひと目でシチュエーションは理解できますが、いろいろ神経質になっておられるのかな。改めて「ラーメンは撮っていいんですか?」と尋ねると、それはOKとのことでしたので、狙い目だった「煮干しそば」(750円)をポチッとな。
時翁@神田・20140706・煮干そば
時翁@神田・20140706・スープ
 では、スープを一口……いやぁ~~、期待通りの美味さ。以前「中華そば」をいただいた時も、その京料理のような繊細な味に驚きましたが、この煮干もお店が「清明淡麗出汁」とうたうそのままに、淡麗かつクリアな透明感の、すがすがしい味。煮干しは雑味を一切廃した、和食そのままの出汁のとり方、しかしラーメンですから、多少強めに風味を出す必要がありますが、その「加減」が実に見事。コイツに、ネギに載せてある煮干し粉が徐々に絡んで、「和」の世界をハミ出さないギリギリの線で、野趣を演出します。
時翁@神田・20140706・麺
 麺は「中華そば」同様、三河屋製麺製と思われる中細ストレート。かんすい控えめ、加水率高めでギュッと小麦が詰まった感じ、そこから広がる素朴な甘みが、何とも豊かで……「和」のスープにまさにピッタリ。
時翁@神田・20140706・チャーシュー
 具材はかなり豪華で、チャーシュー2種にメンマがタップリ、三つ葉・海苔にネギ2種と、なんかメニュー写真より多い感じ。ひとモンチャクあったので、少し増量してくださったのかしら……ただしチャーシューは、バラロールはともかく肩ロースは豚本来の味がシッカリしすぎて、ちょっと全体とは馴染まない感じ。それ以外は、メンマ、三つ葉含めて、キチッと「和」の世界に収まっています。

時翁@神田・20140706・南口2 いやぁ、美味い。淡麗系の煮干しとしては、都心では「最良の一つ」と言える完成度。なのになぜ、ご主人がナーバスになるシチュエーションなのかといえば……それは「神田」だからですな。夜の神田を放浪しても、昔よりはなんか若返った感じで、駅外観も未来的にリニューアルして「神田」じゃないみたい。若い客の多い街では、もっとコッテリしたアグレッシブな一杯が好まれるでしょう。「芸術」ではなく「ビジネス」であるからには、ラーメンも市場とのマッチングが重要になる訳ですが……これがたとえば神楽坂なら、長寿店間違いなしのクォリティ。なんかもったいないと思いつつも、心で「ご主人、がんばって!」と声をかけるしかない、オジさんなのでした。

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Author:miles
 千葉南西部や都心のラーメンを食べ歩きながら、某サイトへ5年にわたりアレコレ書いてきましたが、都心に引越し連載も1,000回を越えたあたりでこちらへシフト。他の話題についても「So What?」な気分で、アレコレ書いていこうと思います。
 とはいえ、ほとんどラーメンの話題になってしまうのか……

年齢:オッサン
仕事:新橋系サラリーマン
オッサンゆえの自己ルール:
 ・6人以上の店外行列はパス
 ・週4杯、日1杯以内
 ・連食・副食・大中盛NG
 ・移動は電車&徒歩
 ・移動時間30分以内
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