麺や 海渡@秋葉原 「らーめん」

海渡@秋葉原・20140719・駅前
 なんか煮詰まって、全く仕事が進まなくなってしまった金曜夜。こりゃまた休日出社かな……久しぶりの三連休なのに。ブルーな気持ちで向かったのは秋葉原、駅を出てすぐに雨が降り出し、コイツがケチのつき始めでした。ドンドン激しくなる雨の中、16日オープンの新店「海渡」へ。
海渡@秋葉原・20140719・店舗
海渡@秋葉原・20140719・券売機 場所は、行き止まりの小さな路地の奥、かつて「きび」系のアンテナショップが次々と入れ替わった物件で、直近では「学(SATORU)」という店が入っていました。平日の夜でしかも雨、それに暗くて分かりにくい場所だし、スムーズに入店できるかと思っていたら、目の前でアベックが入店し、券売機の前で待つことに。「つけ麺ってさぁ……」的な仲睦まじい会話を延々聞かされ待つこと数分、ようやく「らーめん」(700円)ボタンを、ポチッとな……さらに災難は続きます。やっと着席して見渡せば、アベックの他の4人の先客は全員配膳待ち、なんと3ロットも見送って、入店から25分後、ようやく丼にありつきました。
海渡@秋葉原・20140719・らーめん
海渡@秋葉原・20140719・スープ
 では、スープを一口……お、コイツはなかなか「シブい」スタイル。ベースはシッカリ炊き出した鶏白湯、コイツに魚介系が絡むわけですが、出汁で合わせるのではなく、ベースに直接馴染ませてあり、鶏白湯の濃厚さを活かしています。魚介は宗田節主体と見ましたが、旨味以上にドライな風味が印象的、微妙な渋味でベースにソリッドなコクを与え、さらに醤油カエシも甘みを抑えたドライな味わいで……ハードボイルド・テイストな鶏白湯、なかなか斬新なスタイルです。
海渡@秋葉原・20140719・麺
 麺は、かなり太めの中太で、やや屈曲したモノ。多加水麺ですがその特徴を過度に出さず、プリッとしながらもシットリ感のある口あたり、強く弾力を感じさせながらもサックリ感もある歯応え・歯切れ、そしてアッサリとしながら力強い甘みと、「イイとこどり」的な絶妙な仕上がり。
海渡@秋葉原・20140719・チャーシュー
 具材はかなりリッチで、チャーシュー2種に極太メンマ、水菜・ネギに、海苔も2枚入り。チャーシューは鶏モモ肉と豚モモ肉、豚はドライでカタメな仕上がりで、特に後者は味もソリッドに仕上がっていて、ハードボイルドなスープにバッチリよく合う。一方、鶏はジューシーに仕上がっており、スープ・豚とのコントラストが、また一興。

海渡@秋葉原・20140719・卓上 随所にシブい演出が光る、イブシ銀的な完成度の一杯。突出したキャラクターや派手な演出とは無縁ですが、スタイリッシュで統一されたデザインと、細部まで練り込んだ演出が、安定した強みをヒシヒシ感じさせるという、お手本のような作品ですな……強いて例えれば、今回のW杯で優勝したドイツのように。ソリッドなプレイスタイルにバランスのとれたフォーメーション、そして随所にベテランのシブ味が光るサッカーが、結局アルゼンチン・ブラジルという「一点豪華主義」的なチームを打ち負かしてしまいました。しかし、こういう「通」好みの一杯が、この秋葉原でウケるかしら……今度こそ長続きする店であるよう、祈っています。

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Author:miles
 千葉南西部や都心のラーメンを食べ歩きながら、某サイトへ5年にわたりアレコレ書いてきましたが、都心に引越し連載も1,000回を越えたあたりでこちらへシフト。他の話題についても「So What?」な気分で、アレコレ書いていこうと思います。
 とはいえ、ほとんどラーメンの話題になってしまうのか……

年齢:オッサン
仕事:新橋系サラリーマン
オッサンゆえの自己ルール:
 ・6人以上の店外行列はパス
 ・週4杯、日1杯以内
 ・連食・副食・大中盛NG
 ・移動は電車&徒歩
 ・移動時間30分以内
 ・飲み後のシメNG

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