一真軒@国立競技場 「ラーメン」

 信濃町方面で用事を済ませ、太陽を覆う雲を見上げながら、「これなら『一真軒』まで歩けるかな」などと思えはじめました……7月オープンのこのお店、「千駄ヶ谷・国立競技場」「外苑前」「北参道」といった駅のちょうど中間、それなりに歩きが必要ですが、真夏の炎天下ではちと辛い。秋になるまで待っておりましたが、チャンス到来のようです。
一真軒@千駄ヶ谷・霞ヶ丘アパート
 しかし歩いてみると、「信濃町」駅からはやや遠く、おまけに道を間違えグルリと遠回りしてしまうわ、途中から日照りとなってしまうわで、「霞ヶ丘アパート」に着いた頃には、結構な汗。
一真軒@千駄ヶ谷・商店街
 団地あるところ商店街ありということで、「一真軒」もアパート近くの商店街路地奥に潜んでおり、「ラーメン」提灯とノボリが目印です。
一真軒@千駄ヶ谷・店舗
一真軒@千駄ヶ谷・メニュー
 4人掛けテーブル2席とカウンター3席のみのこじんまりとした店内、豚骨専門店ですので、メニューも「ラーメン」とそのバリエーションのみです。汗をふきふき、「ラーメン」注文。

 厨房はご主人の一人で切り盛り、寸胴で沸き立つお湯に、博多麺をパラパラと慎重に投入、平笊さばきも見事なもので、湯切りも非常に丁寧です。北九州の名店のご出身との噂もありますが、さもありなん。丼は、約4分で到着。
一真軒@千駄ヶ谷・ラーメン
 では、スープを一口……いやぁ、実に「伸びやか」な美味さ。昨今の「濃厚豚骨」に汚された舌には一瞬薄く感じてしまいますが、すぐに豚骨の風味・旨みがふくよかに舌の上に広がって、それでいてクドさ・重みを一切感じさせないところが、逆に新鮮。カエシの塩梅も絶妙で、塩加減で適度なキレを加えつつ、繊細なタッチで豚骨の風味に輪郭線を加えていきます。一真軒@千駄ヶ谷・半替玉

 麺がまたいい。注文時に麺の固さは聞かれませんが、極細の博多麺をバリカタ程度にゆで上げており、ポリポリと軽快な歯応えもさることながら、落ち着きのあるシッカリとした甘みがあって、本場の「凄味」を感じさせます。あまりのクォリティに、思わず「半替玉」(100円)してしまいました。
 具材は、薄いチャーシューが3枚と海苔・ネギのみと、潔い構成。しかし、チャーシューの味や食感・量は実に吟味されたもので、スープ・麺による珠玉のコンビネーションを盛り立てつつ、麺の軽快な食感をそっと「補完」しています。
一真軒@千駄ヶ谷・卓上
 久留米系の濃厚な豚骨が「油彩画」とするならば、長浜系の軽快な豚骨は「水彩画」とでもいうべきもので、どちらも「豚骨の美味さ」を伝える一手法。この一品は、どちらかと言えば長浜系なのかもしれませんが、やや深く炊き出しながら油分を抑え、ストレートに豚骨の味を打ち出す手法で、表現力として「軽快」というより「伸びやか」と評した方がピッタリかも。「水彩画」の名品に出会ったような、清々しい気持ちにさせてくれた一杯でした。

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Author:miles
 千葉南西部や都心のラーメンを食べ歩きながら、某サイトへ5年にわたりアレコレ書いてきましたが、都心に引越し連載も1,000回を越えたあたりでこちらへシフト。他の話題についても「So What?」な気分で、アレコレ書いていこうと思います。
 とはいえ、ほとんどラーメンの話題になってしまうのか……

年齢:オッサン
仕事:新橋系サラリーマン
オッサンゆえの自己ルール:
 ・6人以上の店外行列はパス
 ・週4杯、日1杯以内
 ・連食・副食・大中盛NG
 ・移動は電車&徒歩
 ・移動時間30分以内
 ・飲み後のシメNG

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