過門香@銀座一丁目 「まろやか担々麺」

過門香@銀座一丁目・東京駅
 「すべておまかせ」モードのVIPが上京、予約に次ぐ予約に加え、変更に次ぐ変更、4日間の悪戦苦闘の末、ようやくお帰りに。走り去る新幹線を見送りながら、ドッと疲れが吹き出して……そんな自分へのご褒美に、銀座一丁目「過門香」へ。
過門香@銀座一丁目・店舗
過門香@銀座一丁目・メニュー過門香@銀座一丁目・ビール
 狙い目は、9月から実施中の「担々麺フェア」。ただでさえ定評ある「過門香」の担々麺を、さらに5種の中から選べるとあって、ちょっと楽しみにしておりました。ビール片手にくつろぎながら、体調も考慮して「まろやか担々麺」(1,400円)をチョイス。丼は、約10分後に到着。
過門香@銀座一丁目・まろやか担々麺
 なんとも「風格」が漂う丼姿、まずはスープを一口……白胡麻ベースの芝麻醤に辣油、そしてグッと濃く味付けた肉みそと、いわゆる「日式担々麺」の王道を行く味ですが、素材一つひとつのグレードが全く違う。ナッツも加えてコクを増しつつ、下卑た甘みとは一切無縁の芝麻醤、自家製の辣油も素直な辛さながら風味に品格が漂い、肉みそのコクも濃い味の中に豊かな旨みが潜んでおり、噛むほどにスープの表情に深い「彫り」を与えていきます。
過門香@銀座一丁目・麺上げ
 麺は中太で、ほぼストレート。アツアツのスープに対して加水率を高めてダレを防ぎ、プリプリとした弾力を保持しながら小麦の「ギッシリ」感も感じられて、スープの胡麻風味との相性も理想的。練り込まれたこのバランスには、感心するほかありません。
過門香@銀座一丁目・担々おじや
 ランチには「御飯・お粥・本日のデザート」のいずれか一品をつけることができますが、もちろん「御飯」を指定。これでいただく「担々おじや」がまた格別で、ご飯の甘みと芝麻醤の甘みが辣油で引き立てられて、それはもう気絶モノ。

過門香@銀座一丁目・洗面所 1400円というプライシングの中で、各素材の「クォリティ」を高めれば、自ずと美味くなるはずというご指摘はあるでしょう。ラーメンのプライシングに対する、「500~700円台」という社会的コンセンサスの中で、素材の「構成」に奇を衒って美味さを競う世界に慣れた身には、やや「反則気味」の一杯かも知れませんが……しかし、「美味くなるはず」というのは不確実性を伴う推断であって、かのWBC最終戦・最終打席のイチローのように、それを「確実」に現実化する力量には、素直に感心してよいのではないかと思われます。
 店舗情報は、こちら

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コメント

No title

「すべておまかせ」モードのVIP

「おまかせ」ゆえに逆に考えてしまい面倒な感じも^^;
本当にお疲れ様でした。

写真の担担麺も店内も「高級感」がありますねー
(新橋のしょぼいリーマンは行きづらいなぁw)
味も価格に見合った内容で実に美味しそうです。
〆の 「担々おじや」もいいですなぁ^^

Re: No title

> 写真の担担麺も店内も「高級感」がありますねー
> (新橋のしょぼいリーマンは行きづらいなぁw)

ラーメンの世界では、作り手にも食べ手にも、一定の「値ごろ感」が暗黙のうちに合意されていますが、
一部の店では、その「価格制約」が味の「言い訳」にされているような気も。

素材を自由に吟味し、原価を素直に価格に転嫁できるのなら、本当の美味さを表現できるのか。
このごまかしのきかない領域で、純粋に料理人の腕が試される……たまにはそんな一杯もいいですよ。
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プロフィール

miles

Author:miles
 千葉南西部や都心のラーメンを食べ歩きながら、某サイトへ5年にわたりアレコレ書いてきましたが、都心に引越し連載も1,000回を越えたあたりでこちらへシフト。他の話題についても「So What?」な気分で、アレコレ書いていこうと思います。
 とはいえ、ほとんどラーメンの話題になってしまうのか……

年齢:オッサン
仕事:新橋系サラリーマン
オッサンゆえの自己ルール:
 ・6人以上の店外行列はパス
 ・週4杯、日1杯以内
 ・連食・副食・大中盛NG
 ・移動は電車&徒歩
 ・移動時間30分以内
 ・飲み後のシメNG

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