和風らーめん 金子@塩浜 「たんめん」

金子@塩浜・20151015・車庫
 雨ばかりの一週間でしたが、土曜は一転、秋の青空。自転車で、東陽町にオープンした超有名店の支店を訪れますが、ま、予想通りの大行列。天気がよくて気持ちいいので、そのままサイクリングがてら、久々に塩浜の「金子」を訪れてみました。場所は、メトロ東西線車庫のほど近く、最寄駅は強いて言うなら木場駅になります。
金子@塩浜・20151015・店舗
金子@塩浜・20151015・メニュー
 ラーメン店はおろか、飲食店すらほとんどない住宅街、しかも幅1.5mほどしかない細い路地の中ほどに隠れている「秘境」店。しかし、昭和40年創業の老舗にして、周囲の環境に似合わずコダワリの一品を出す良心的なお店で、このあたり切り盛りするご夫婦の人柄が強くニジんでいるのでしょう。しかも、奥様お手製の糠漬けサービス、さらにお子さんにはうまい棒サービスと、アットホームな雰囲気。メニューは「和風らーめん」がイチオシで、他に「たんめん」「中華そば」「赤味噌担々麺」がラインナップ。かつて「和風らーめん」はいただきましたので、今日のところは「たんめん」(800円)で。
金子@塩浜・20151015・たんめん
 では、スープを一口……うん、いかにもこの店らしい落ち着いた味。「和風らーめん」とは違う(あるいはその一部の)ベーススープを使用している模様で、シンプルながら旨味がジワジワ優しく口腔に広がるタイプ。キレより旨味重視の塩加減、炒め野菜からニジみだしたエキスとシナジーする、ゴマ油の香ばしさ……タンメン専門店のようなド派手な演出はありませんが、真摯に味と向き合う姿勢がヒシヒシ伝わる仕上がりです。
金子@塩浜・20151015・麺
 麺は、少し太めの中太麺で、丁寧な手もみで縮らせたもの。保存料・着色料無使用とのこと、高めの加水率でムッチリした口あたりとスムーズなノド越し、素直で力強い甘みが印象的で、その素性の良さは、「和風らーめん」より「たんめん」の方で引き立ちますな。
金子@塩浜・20151015・野菜類
 具材は、キャベツ・モヤシ・ニンジン・ニラなど野菜類と、少量の豚肉を炒めたもの。注目の炒め加減ですが、これが最高。ピンピンさせ過ぎずシナッともさせ過ぎず、適度に野菜にスープを吸わせて、適度に旨味を吐き出させる、そしてなおかつシャキシャキ感も確保するという、タンメン特有の「難関」を、見事にクリアするクォリティ。これには結構驚きです。

金子@塩浜・20151015・能書き
 あまり激しい競争環境にもなく、確実なニーズもあって常連も多いとなれば、その「安定感」が味のクォリティに悪く作用するのが通例ですが……一流のクォリティを維持し続ける、不毛地帯の実力店。NHKの「プロフェッショナル」という番組を見るたび痛感しますが……登場する人物は、すでに一流と認められ、引く手アマタで多忙ですが、仕事のクォリティが落ちることはない。それは、自分の環境や待遇にではなく、顧客提供価値と常に真摯に向き合っているから。そんなプロフェッショナリズムを、「金子」のご夫婦にも感じますな。

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 千葉南西部や都心のラーメンを食べ歩きながら、某サイトへ5年にわたりアレコレ書いてきましたが、都心に引越し連載も1,000回を越えたあたりでこちらへシフト。他の話題についても「So What?」な気分で、アレコレ書いていこうと思います。
 とはいえ、ほとんどラーメンの話題になってしまうのか……

年齢:オッサン
仕事:新橋系サラリーマン
オッサンゆえの自己ルール:
 ・6人以上の店外行列はパス
 ・週4杯、日1杯以内
 ・連食・副食・大中盛NG
 ・移動は電車&徒歩
 ・移動時間30分以内
 ・飲み後のシメNG

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