麺屋 百式 権之助坂店@目黒 「渡り蟹のつけ麺」

百式@目黒・20160121・商店街
 最近、目黒で食べ歩くことがままありますが、目黒における「ラーメン震源地」といえばこの「権之助坂商店街」、あの「づゅる麺 池田」を輩出した、由緒正しき商店街です。目黒で食べ歩くなら、「聖地巡礼」しておくのが礼儀でしょうな。
百式@目黒・20160121・店舗
百式@目黒・20160121・券売機
 訪れたのは「麺屋 百式」、西小山にある同名店が進出したもので、12年オープン。ご主人は商品開発がお得意との噂で、メニューもご覧の通り盛り沢山、しかも数種のスープを別々にとって、メニューごとにブレンドを変えているとのこと。初訪ゆえ、筆頭メニューをいただくのがスジでしょうが、どうしても気になる「渡り蟹のつけ麺」(880円)を、寒かったので「熱盛」で。麺量は並・中・大が選べますが、例によって並でお願いしました。
百式@目黒・20160121・渡り蟹つけ麺百式@目黒・20160121・つけ汁
 丼の質感・色合いが、つけ汁・麺とよく合って、落ち着いた「和」の雰囲気が素敵な丼姿。まずは、つけ汁を一口……いやぁ、実に「シャープ」な味わい。能書きによれば、渡り蟹をハンマーで細かく砕いて、鶏白湯と煮込んであるそうで、蟹肉や蟹みそも溶け込んでるとか。しかし、驚きなのはつけ汁としての味の「濃さ」で、通常カエシや調味料を強めて「濃さ」を出しますが、コイツはスープの配合で旨味をシャープに突出させて、蟹風味の強さとともに「濃さ」を演出。おかげで、クドさやモタつきのない、実にキレのよい味の「立ち上がり」を楽しめます。
百式@目黒・20160121・麺
 麺は、多少太めの中太で、強く屈曲したモノ。かなりカタめにゆで上がっており、歯切れ・歯応えにも「重量感」が漂います。そのまま一口いただきますと、甘味の輪郭がかなりハッキリ出ており、しかも風味に微妙なクセがありますな。
百式@目黒・20160121・麺上げ
 コイツをつけ汁につけ、ズバァ~~ッとイキますと……図太い麺の甘味に、シャープなつけ汁が次々と切り込んでいくようなダイナミズム。つけ汁は比較的サラリとしたモノですが、麺肌に微妙なザラつきがあるため持ち上げは問題なく、絶妙のバランスで両者が絡みます。いやぁ、コイツは美味い。
百式@目黒・20160121・具材
 具材は、チャーシュー、メンマに、海苔とネギ。面白いのはメンマで、風味良好な穂先が2本入り、コイツがやや重めの食感の麺に絡み、シャクシャクと軽妙なリズムを加えます。スープ割をお願いすると、当店自慢の「和式XO醤」式製法の魚介出汁と思わしきスープが加えられ、シャープな旨味がさらにシャープになりながら、クライマックスとして「サッパリ感」が突如広がるという……なんとも見事なエンディング。

百式@目黒・20160121・口上
 「和式XO醤」が何を意味するのかは、口上書(写真)を見ても謎ですが、よくある魚介出汁とは、旨味の「鋭さ」が格段に上であることはよく分かります。おそらく、つけ汁にも最初から多少入っていると推測しますが……こういう「濃さ」の感じさせ方は、初体験かも。食べている間にも後客が続々、店舗が次々入れ替わる「聖地」において、しかもあの「づゅる麺 池田」の至近で営業しながら、3年以上も客を引き付けるその実力。つけ麺の常識を覆す、常人とは思えぬ発想力、この「百式」を切り盛りするご主人もまた、「赤い彗星」のような「ニュータイプ」なのかも知れません。

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Author:miles
 千葉南西部や都心のラーメンを食べ歩きながら、某サイトへ5年にわたりアレコレ書いてきましたが、都心に引越し連載も1,000回を越えたあたりでこちらへシフト。他の話題についても「So What?」な気分で、アレコレ書いていこうと思います。
 とはいえ、ほとんどラーメンの話題になってしまうのか……

年齢:オッサン
仕事:新橋系サラリーマン
オッサンゆえの自己ルール:
 ・6人以上の店外行列はパス
 ・週4杯、日1杯以内
 ・連食・副食・大中盛NG
 ・移動は電車&徒歩
 ・移動時間30分以内
 ・飲み後のシメNG

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