本格札幌らーめん 北地蔵@蔵前 「味噌ラーメン」

北地蔵@蔵前・20160308・交差点
 連日、厳しい冷え込みが続いた週の金曜夜、話題の新店を狙って蔵前の街を歩きますが……スープ切れで早仕舞い。ま、十分予想していましたし、実は蔵前には一軒、どうしても行かねばならぬ宿題店がありましたので、そちらへ移動。
北地蔵@蔵前・20160308・店舗
北地蔵@蔵前・20160308・メニュー
 外装には店名表示がありませんが、その名は「北地蔵」。札幌で生まれ修業したご主人が、本格的な札幌ラーメンを出すとかで、かれこれ10年ほど前から美味いとの評判を聞いていましたが、なかなか訪れるチャンスがありませんでした。メニューは「味噌」と「醤油」の2本立て。まずは、筆頭の「味噌ラーメン」(税込770円)をオーダー。
北地蔵@蔵前・20160308・味噌北地蔵@蔵前・20160308・スープ
 まずは、スープを一口……おおぉ、コイツはまさに評判通り。味噌ダレは、2種の合わせだそうですが、おそらく深いコクの豆味噌系と、たおやかなコクとキレが特徴的な、信州系のような味噌が合わせてあり、そのバランスが何とも絶妙。味噌濃度も濃すぎず薄すぎず、キレが立ち過ぎないように調整しながら、一方では油分を抑えてキレをクッキリ際立てて、さらに炒め野菜の旨味や香ばしさも程よく加えてあるという……さりげなくまとめていますが、まさに完璧といってよい仕上がりです。いやぁ、コイツは美味い!
北地蔵@蔵前・20160308・麺
 麺は、本場札幌のさがみや製麺製で、まっ黄色の中太縮れ。札幌系の麺にしては加水率がやや抑え気味で、玉子をタップリ加えて強めの甘味、さらに少し柔らかめにゆで上げて、甘味をさらに強調してあります。玉子のせいでフンワリ・ホッコリしたタッチの味わいですが、これがクッキリとしたコク・キレのスープで引き締められて……いやぁ、ますます美味い!
北地蔵@蔵前・20160308・チャーシュー
 具材は、チャーシュー、メンマ、モヤシ・タマネギといった炒め野菜に、ワカメとネギ。肩ロース・チャーシューは提供時には二つに折りたたんでありますが、広げてみるとかなりの大判。野菜類は、注文ごとに炒めてはいないようですが、劣化はなく程よいシンナリ感、ワカメも個人的にはウエルカム。

北地蔵@蔵前・20160308・卓上 味噌も、「濃厚」「コッテリ」「野菜ドッサリ」的な、「足し算」競争が喧しい世の中ですが……まさに、「引き算」によって成し遂げられた、予定調和。味噌本来のコク・キレを活かすため、敢えて「濃度」を引き算し、玉子麺本来の甘味と合わすため、加水率やゴワゴワ感も引き算して、スープ・麺のコンビネーションを邪魔しないよう、必要最小限の具材で仕上げる。その透徹した「引き算の美学」、約10年も地元に愛され日常に溶け込んできた理由が、ヒシヒシ感じられた一杯でした。

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Author:miles
 千葉南西部や都心のラーメンを食べ歩きながら、某サイトへ5年にわたりアレコレ書いてきましたが、都心に引越し連載も1,000回を越えたあたりでこちらへシフト。他の話題についても「So What?」な気分で、アレコレ書いていこうと思います。
 とはいえ、ほとんどラーメンの話題になってしまうのか……

年齢:オッサン
仕事:新橋系サラリーマン
オッサンゆえの自己ルール:
 ・6人以上の店外行列はパス
 ・週4杯、日1杯以内
 ・連食・副食・大中盛NG
 ・移動は電車&徒歩
 ・移動時間30分以内
 ・飲み後のシメNG

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