ふるめん@六本木一丁目 「塩ラーメン」

ふるめん@六本木・20160626・分岐点
 梅雨入りと同時に気温も急上昇、今週初めて週末道行く人が皆、夏服になりましたな……なんかこう、サッパリした一杯がいただきたいところ。和食のようなラーメンを出すという、六本木の新店「ふるめん」へ。
ふるめん@六本木・20160626・店舗
ふるめん@六本木・20160626・券売機
 西麻布の割烹「ふるけん」の関連店、それゆえか小料理屋のような粋な外装。メニューは「しょう油」「塩」の2系統で、この日「タンタンメン」は提供なし。かなり繊細な出汁だとの事前情報、それだと「しょう油」より「塩」かしら……「塩ラーメン」(850円)を、ポチッとな。ふるめん@六本木・20160626・卓上

 洒落た箸置きと、水差しだけが置かれた純白のカウンター、差し出された湯呑も、なかなか趣のある器です。これとほぼ同じ絵柄の見事な丼が、約5分で登場。
ふるめん@六本木・20160626・塩ふるめん@六本木・20160626・スープ
 では、スープを一口……「ラーメン・スープ」とは別物ですが、なかなか美味い。ふっくらとした昆布の旨味を押し出して、これに透き通るような味わいの魚介や鶏が滑らかに連なり、その上から野菜のホノ甘さが、全体をフワッと包み込むような……外連味を排し、味の「美しさ」にとことんコダわる、まさに和食の方法論。派手な演出を競うラーメンの世界とは、対極的なアプローチですな。
ふるめん@六本木・20160626・麺
 麺もさぞかし繊細かと思いきや、かなり太めの中太を、結構カタめにゆで上げた「武骨」な一品。加水率低めで、ギッチリと「密度」を感じさせる重めの歯切れ、当然甘みも力強く……強いて例えれば、「ハードに仕上げた『ちゃんぽん』麺」。「ラーメン」として見れば、スープに対して勝ち過ぎのバランスでしょうが、この麺を出汁に絡めていただく「和食」と思えば、また違った趣を感じ取れます。
ふるめん@六本木・20160626・チャーシュー
 具材は、チャーシュー、メンマ、手まり麩に、水菜とネギ。驚きなのはチャーシューで、こんな巨大なモノに加えて、さらに小型1枚とほぐしたモノが添えられています。低温調理でフックラとした肉質に仕上げ、肉本来の旨味を活かした上に、強く深く塩主体で味付けて……いやはや、驚きの美味さ。これも、ラーメンの世界の「チャーシュー」とは全く異なる「肉料理」、麺と並ぶ主役ですな。
ふるめん@六本木・20160626・メンマ
 メンマも、大型で最上級の穂先が2本入り。こちらはスープとの馴染みを重視した味付けで、まるで両者は溶け合うよう。麺・チャーシューを「主役」に押し立てるため脇役に徹していますが、驚くべきクォリティの風味・調味で、なんとも見逃せない「名脇役」。

ふるめん@六本木・20160626・ソース
 例えば、関西や関東の「うどん」を基準にすれば、「讃岐うどん」は麺が勝ち過ぎで、ぶっかけに至っては「うどん」の範疇に入らぬ別料理。それと全く同様に、強烈な個性の麺とチャーシューを、最上の出汁に絡めていただく「『ふるめん』のラーメン」という、「ラーメン」とは別物の創作料理。そう思って食べるかで、評価が大きく分かれそうな一杯ですが……それにしてもこのチャーシュー、いろんな料理に使えそうだし、単体で売って下さらないかしら……それがかなわぬとしても、次回は是非「チャーシューメン」にしたいと思う、オジサンでした。

 店舗情報は、こちら

【記事ご参考になりましたら、こちら(↓)の方をポチッとな】
FC2 Blog Ranking
関連記事
スポンサーサイト

コメント

非公開コメント

プロフィール

miles

Author:miles
 千葉南西部や都心のラーメンを食べ歩きながら、某サイトへ5年にわたりアレコレ書いてきましたが、都心に引越し連載も1,000回を越えたあたりでこちらへシフト。他の話題についても「So What?」な気分で、アレコレ書いていこうと思います。
 とはいえ、ほとんどラーメンの話題になってしまうのか……

年齢:オッサン
仕事:新橋系サラリーマン
オッサンゆえの自己ルール:
 ・6人以上の店外行列はパス
 ・週4杯、日1杯以内
 ・連食・副食・大中盛NG
 ・移動は電車&徒歩
 ・移動時間30分以内
 ・飲み後のシメNG

カレンダー

05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -

検索フォーム

Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR