タンタンタイガー@蔵前 「汁なし担々麺」

タンタンタイガー@蔵前・20160920・交差点
 台風が何発も通り過ぎ、さすがに夜は秋の気配が漂い始めた今日この頃。汗っかきゆえ、今年は盛夏に辛いモノは極力避けてきましたが、いよいよ注目の新店「タンタンタイガー」に挑戦できる季節が訪れたようです。
タンタンタイガー@蔵前・20160920・店舗
タンタンタイガー@蔵前・20160920・券売機
 8月オープンのこのお店、実は土曜に一度訪れフラれておりまして……この店、「土曜定休」という少し変わった営業パターン。ご主人は、出版社で飲食分野の編集者をしていたという面白い経歴、また料理を科学的な視点で考察するブログの主催者でもあるとか。当然、味造りも科学的で、試作数は1,000を超え、その後の試食会も40回200人以上の意見を聞くという強烈なコダワリよう。もちろんメニューは熟成に熟成を重ねた「汁なし担々麺」(850円)一本で、あとは麺量やトッピングのバリエーション。
タンタンタイガー@蔵前・20160920・汁なし担々麺タンタンタイガー@蔵前・20160920・まぜ後
 「辛さ・シビレとも、当店スタンダードでのご提供となります」とのご紹介とともに丼到着。おぉ~、各種具材がなかなか豪華な丼景色。店主さんのアドバイス通り、よくよくかき混ぜますと、ご覧のようなアグレッシブな姿に。
タンタンタイガー@蔵前・20160920・麺上げ
 太麺をガッツリ持ち上げて、思い切りジュルリとイキますと……おおぉぉ、コイツは最近食べた中ではトップクラス、いや「ベスト」ですな。まず驚くのは花椒とタレの相性で、花椒の豊かな香りやほどよい痺れに加え、タレのコクと味わいを、花椒がギュギュっと凝縮して絞り出すようなコンビネーション、コレは高度なワザを体得した店でしか味わえない「一体感」です。

 さらに驚くのはタレを構成する芝麻醤+スープの「スマート」感で、これは能書きによれば、使う丸鶏スープから脂肪分を徹底してとり除いていることに起因する模様。芝麻醤の甘味・コクを妨げる脂が少ない分、味がストレートに伝わってくるのかも。

 さらにさらに感心するのはこの太麺で、驚くほどの「モチモチ」感。甘味も実に素直で力強く、コイツがスマートなタレと絡んで豊かに広がり、花椒でギュギュっと引き締められて……イヤァ、まさに極楽。ちなみに麺量も200gと、食べ応え十分。
タンタンタイガー@蔵前・20160920・具材
 具材は、肉味噌、干しエビ、四川芽菜に水菜。挽肉も、赤身肉を炒めて油分をシッカリ濾したものとか、コイツがタレ+スープを適度に吸い、噛めば極上のコクを放出します。干しエビも、甲殻系の香ばしさを敢えて排して、旨味メインで発揮するようチューンされたもの。そしてトドメが四川芽菜で、微妙な酸味で全体をソフトにまとめつつ、旨味の幅をグッと広げます。

タンタンタイガー@蔵前・20160920・卓上
 何から何まで計算し尽くされた、驚くべきクォリティの逸品。「神は細部に宿る」という言葉がありますが……本当の意味は、「『神は細部に宿る』というが、その細部が全体に統合されて、全体として価値を発揮しなければならない」といった意味だとか。そして、この一杯にこそ、この言葉がふさわしい……コダワリ抜かれた細部が統合されて発揮する、驚くべき「全体の価値」。これを体験しない手はありませんな。

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miles

Author:miles
 千葉南西部や都心のラーメンを食べ歩きながら、某サイトへ5年にわたりアレコレ書いてきましたが、都心に引越し連載も1,000回を越えたあたりでこちらへシフト。他の話題についても「So What?」な気分で、アレコレ書いていこうと思います。
 とはいえ、ほとんどラーメンの話題になってしまうのか……

年齢:オッサン
仕事:新橋系サラリーマン
オッサンゆえの自己ルール:
 ・6人以上の店外行列はパス
 ・週4杯、日1杯以内
 ・連食・副食・大中盛NG
 ・移動は電車&徒歩
 ・移動時間30分以内
 ・飲み後のシメNG

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