高揚@東中野 「たんめん」

高揚@東中野・山手通り JR東中野駅から山手通りを南へ。「みそや林檎堂」へ向かうルートですので、2, 3回は通っているはずですが……その途中に、手打ち麺の美味い店があるというネット情報、これまで全く気付きませんでした。早速訪店。
 目指す「高揚」は、注意すれば山手通りからも看板が見えますが、写真の通り非常に地味な佇まい。節電のためか店内・看板の明かりも消えており、イチゲン客が入店するには、ちょいと気合いが必要です。
高揚@東中野・店舗
高揚@東中野・メニュー
 店頭メニューで品定め。「玉子チャーハン・からあげつき」の麺ランチにも激しく惹かれますが、もとより副食禁止の中年男、ここは大人しく「たんめん」(900円)で。

 店内は、大テーブルを中心に4, 2人掛けテーブルを配したレイアウト、どうやら御夫婦で切り盛りされている模様です。加熱した鍋から漂う、蒸気となった油の臭い、中華料理店特有の芳しい香りに包まれて、ボンヤリと山手通りを眺めるうち、丼は約6分で到着。
高揚@東中野・タンメン
高揚@東中野・具材(豚肉)
 では、スープを一口……「美しい」、その一言に尽きる味。伸びやかな旨みの鶏ガラスープ、優しくスマートな野菜の旨み、そしてラードからか具材の豚肉からか、ほのかに豚の風味が漂って……これら芳しい風味に対して、塩ダレで輪郭線を敢えて引かず、その色彩をさらに伸びやかに膨らましていくような……優しさとか癒しとか、そんなありきたりな言葉では表せない、まるでこのスープに全身がそっと抱きしめられるような、そんな「慈愛」に満ちた「包容力」が、その味わいから溢れ出ています。
高揚@東中野・麺上げ
 そして、この麺がまた素晴らしい。かなり太めの平打ちでモッチリとした歯応えですが、実にしなやかなコシに仕上げてあり、噛むほどに口腔をサワサワと摩り、スルリとノド奥に消えていきます。そして、やや重みのある麺の甘みが、あのスープと交わって……この美味さ、もはや言葉では表せません。

高揚@東中野・卓上
 「タンメン」に対して万人が抱くイメージから一歩も出ずに、その領域の中でひたすら細部を精緻に突き詰めることで、結果として万人が抱くあらゆるイメージを遥かに凌駕してしまったような、そんな「超絶」を感じさせる味わい……東中野には「十番」というタンメンの名店がありますが、さらに「別格」のお店がもうひとつ、こんなところに潜んでいました。

 店舗情報は、こちら

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miles

Author:miles
 千葉南西部や都心のラーメンを食べ歩きながら、某サイトへ5年にわたりアレコレ書いてきましたが、都心に引越し連載も1,000回を越えたあたりでこちらへシフト。他の話題についても「So What?」な気分で、アレコレ書いていこうと思います。
 とはいえ、ほとんどラーメンの話題になってしまうのか……

年齢:オッサン
仕事:新橋系サラリーマン
オッサンゆえの自己ルール:
 ・6人以上の店外行列はパス
 ・週4杯、日1杯以内
 ・連食・副食・大中盛NG
 ・移動は電車&徒歩
 ・移動時間30分以内
 ・飲み後のシメNG

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