麺屋 りゅう@錦糸町 「つけめん」

りゅう@錦糸町・20140105・オリナス近辺
【まだ師走の頃の食べ歩き】
 雨雲の「波状攻撃」で、降ったり止んだりの土曜日。丸ノ内に立ち寄るべく移動中、飛び込んできたのは「東京駅100周年記念Suica」で駅大混乱とのニュース。直ちに予定を変更し、錦糸町の新店でランチすることに。場所は、オリナスがある一角と、太平四丁目交差点を挟んでハス向かいの住宅地。このオリナス横のマンション、買いたかったんだけどなぁ……
りゅう@錦糸町・20140105・店舗
りゅう@錦糸町・20140105・券売機
 12月オープンで、ご主人はあの「つけめんTETSU」出身とのこと。当然と言っていいのかメニューも「つけめん」一本で、並盛・大盛が同料金。とりあえず「つけめん 並盛」(800円)を、ポチッとな。お店はご夫婦で切り盛りされているようで、奥さんが丁寧に接客してくださいます。13時半入店で先客1名のみでしたが、次々と後客が続いてすぐ満員、このロケーションでこの客入りは結構凄い。
りゅう@錦糸町・20140105・つけめん
りゅう@錦糸町・20140105・つけ汁
 では、つけ汁を一口……コイツはなんとも、独創的。サラッとした粘度のこのスープ、魚介系がガツンときますが鮮魚を使っているとか。それにしては独特の臭みもなく、もちろん節系・煮干とも全く違う、不思議なインパクトを感じさせます。ベースの動物系もシッカリしたコク、さらに生姜がホンノリ効いて、全体がなんとも独特の風味に仕上がっています……いやぁ、初めてだなぁ、こんな味わい。
りゅう@錦糸町・20140105・麺
 麺は、太麺ストレート。少し全粒粉が混じるのか、麺肌に浮くまばらな粒々、つけ麺用に加水率を上げプリプリの食感、長さもつけ麺用に短く調整されています。アッサリした味わいからもなんとなく……「TETSU」と同系列の麺か、同じ製麺工程のものでしょう。
りゅう@錦糸町・20140105・麺あげ
 コイツをつけ汁につけ、ズバァ~~ッ!といきますと……かなりクセのあるコク・風味のつけ汁が、麺のクリアな味の上で見事に「発色」し、さらに麺を噛むほどに広がる甘みが、全体をフンワリ包み込むようで、なんというか……缶に入った状態では、ちょっと変わった色合いに見えたペンキでも、真っ白なキャンパスに塗ると驚くほど見事に発色し、さらに照明をあてることで鮮やかさがグンと増すような、そんなイメージ。
りゅう@錦糸町・20140105・チャーシュー
 具材は、チャーシュー、メンマ、ネギで、いずれもつけ汁に沈んでいます。肩ロース・チャーシューは、厚切りですが平凡な味付け、この独創的なつけ汁に何をどう合わせるべきか、まだ模索中といった印象です。りゅう@錦糸町・20140105・焼き石

 少しつけ汁が冷めてきたなと思っていたら、ベストなタイミングで「焼き石いかがですか」。さっそく投入すると、つけ汁の独特な香りが湯気とともにブワッと立ち上り、提供時よりもアツアツの状態に。コイツに麺をひたして食べれば、香り・味・温度のコンビネーションが一新されて、最後まで飽きさせません。カツオ出汁によるスープ割も、またグッド。

りゅう@錦糸町・20140105・能書き 最近食べた「独創的鮮魚系」の代表は、汐留「カシムラ」になりますが、アレとも全く違う「独創的鮮魚系」つけ麺。おそらくその印象の差は、「カシムラ」のベースが鶏白湯なのに対し、こちらのベースはもっと複雑な構成だからでしょう……細かいことは、バカ舌の私にはわかりませんが。一昨年の今頃も、鮮魚系の独創的な作品に出合いましたが……歴史は繰り返すようですな。今年の歳末にも、面白い出会いがあるかもしれません。

 店舗情報は、こちら

【記事ご参考になりましたら、こちら(↓)の方をポチッとな】
FC2 Blog Ranking

宮崎らーめん 鶏三郎@錦糸町 「宮崎醤油ラーメン」

鶏三郎@錦糸町・20140413・錦糸公園
 先日「大分佐伯ラーメン」をいただいて、博多や久留米とは全く違うスタイルに驚きました。九州とはいっても、ラーメンには大別して二つの「文化圏」があるといわれており、熊本ラーメンは博多・久留米の影響下にありますが、鹿児島のラーメンは別系譜、さて宮崎は……ということで興味が湧いて、「錦糸公園桜祭り」を横目に見ながら「鶏三郎」へ。
鶏三郎@錦糸町・20140413・店舗
鶏三郎@錦糸町・20140413・メニュー
 昨年9月に小岩にできた「鶏三郎」が、今年1月から錦糸町の居酒屋「和家」を昼間借りてランチ営業。お店は四ツ目通りから西に一本入った通りにあって、夜はアジアン&エスニック系のお店で賑やかな場所ですが、昼間はノンビリと人影もまばら。メニューは「鶏三郎ラーメン」(塩)、「宮崎醤油ラーメン」、「宮崎つけ麺」の3種類、あとは限定で「宮崎そーめん」を出しておられました。味噌が入るというつけ麺も気になりますが、思うところあって「宮崎醤油ラーメン」(700円)で。鶏三郎@錦糸町・20140413・刺身

 席に着くと、なんと突出しでブリのお刺身が2きれ。鹿児島ではラーメンに突出し(主に漬物)が出るそうですが、そういうノリかしら……今が旬で活きも上々、プリプリの食感で脂もタンマリのっており、突出しとは思えぬクォリティ。丼も5分ほどで到着。
鶏三郎@錦糸町・20140413・宮崎醤油
鶏三郎@錦糸町・20140413・スープ
 では、スープを一口……なんとも、優しく穏やかな味。ベースは、野菜と鶏を炊き出したスッキリ系の鶏白湯、カエシには宮崎醤油が使われているそうで、ホンノリとした甘みとコク、コイツに焦がしネギが香ばしさとコッテリ感を軽く添えるという構成ですが……どこか「家庭料理」的な落ち着きのある味で、さりげなく美味い。
鶏三郎@錦糸町・20140413・麺
 麺は、多少細めの中太ストレート。かん水少な目で中加水の麺をしなやかにゆで上げてあり、ソフトな口あたりとスムーズなノド越し、もちろんモヤシと一緒に頬張る前提のセッティングであることは、言うまでもありません。味わいも派手さのない大人しいもの、落ち着いた味わいのスープと一緒に頬張ると、ますますシットリと心が落ち着くような、そんな雰囲気。
鶏三郎@錦糸町・20140413・チャーシュー
 具材は、チャーシュー、モヤシと、万能ネギに焦がしネギ。バラ肉チャーシューは、脂身の多い部位を濃く味付けたもので肉汁タップリ、穏やかな雰囲気の麺・スープですので、いいアクセントになってます。鶏三郎@錦糸町・20140413・モヤシ

 でも、やはり白眉はこのモヤシ&焦がしネギ。味薄めの麺・スープに対してモヤシがタップリ、インパクト重視ならタブー的なやり方ですが……実際には、野菜の優しい味わいが基調のスープに対して、モヤシと揚げネギが透明感とアクセントの両極端な演出を同時に加えるという方法論で、意表を突かれましたがコイツが美味い。しなやかな麺とモヤシのシャッキリ感も、ベストマッチといえましょう。

鶏三郎@錦糸町・20140413・店内 私も宮崎には何回か行きラーメンも食べていますが、豚骨系が多いと思っておりました……都心部だと、赤坂「ひょっとこ」なんかも豚骨だったし。一方、鹿児島ラーメンは豚骨の他に鶏も使うアッサリ・スープで、モヤシなど野菜類や焦がしネギを使うのが特徴。そしてこの一杯は……「博多・久留米」vs「鹿児島」の二元文化論でいえば、「鹿児島」系になりそう。ま、そんなことはともかくも、「インパクト」的な派手さはないものの、いつの間にかランチ・ローテーションにスルリと入ってきそうな、家庭的で素朴な美味さ……宮崎ラーメン、侮りがたし。

 店舗情報は、こちら

【記事ご参考になりましたら、こちら(↓)の方をポチッとな】
FC2 Blog Ranking

博多ラーメン ガツン@両国 「ラーメン」

ガツン@両国・20140105・京葉道路
【まだ師走の頃の食べ歩き】
 一応今日で仕事納め、職場は夕方から「納会」に突入、軽く飲んで2、3つまみましたが……非常に中途半端。このまま空きっ腹で飲み続けると悪酔い必至ですので、早々に引き揚げ「軽く一杯」引っかけることに。博多豚骨なら麺量少な目、両国の新店「ガツン」へ、お店は京葉道路沿い。
ガツン@両国・20140105・店舗
ガツン@両国・20140105・券売機
 昨夏、本所にオープンしたお店の2号店、「多田製麺所直営」とのことですが、あの「紫匠乃」なんかと同じ母体ということかしら……メニューは「ラーメン」に、「黒ラーメン」が加わっているようです。そして、この店のウリ「替え玉1玉無料」「200円で替え玉放題」も依然健在、「辛高菜」が卓上になく、別注文(100円)というのも1号店と同システム。今日はサックリと「ラーメン」(500円)のみで。
ガツン@両国・20140105・ラーメン
ガツン@両国・20140105・スープ
 では、スープを一口……うん、去年からは少し調味を変えてきているかも。豚骨は、完全乳化の2歩手前ほど、豚骨臭とワイルドな風味が多少プラスされて、イイ感じに仕上がっています。そして、カエシを結構強めにきかすのがこの店の特徴ですが、塩分でメリハリとキレを際立たせるスタイルから、旨味をグッと強調するスタイルに少し変化。まぁ、ケミカルによる演出ですので賛否あるでしょうが、下町のラーメンっぽくていいんじゃないかな。
ガツン@両国・20140105・麺
 麺はもちろん細ストレート。カタさは指定できますが、無指定ですと「バリカタ」程度で仕上げてきます。昨年はちょっと歯切れにクセがあるように感じましたが、これも調整したのかイイ感じ。風味・甘みにコレといった特徴はありませんが、メリハリのあるスープですので、麺の甘みが際立って、結構美味しくいただけます。
ガツン@両国・20140105・チャーシュー
 具材は、チャーシュー、キクラゲと、薬味のネギ。肩ロース・チャーシューは信じられないほどの薄切りですが、この方が麺に絡めやすいし、キッチリ濃く味付けられて、なかなか美味い。キクラゲもたっぷり入っており、替え玉1つくらいならカバーできそう。仕上げに卓上のニンニクをクラッシュ、1号店と同様に、結構辛味のつよいニンニクで、スープにガツンとインパクト。

ガツン@両国・20140105・卓上 久々に、軽くビールを飲んだ後に、「豚骨注入」してみましたが……いやぁ~~五臓六腑にシミ渡りますなぁ。特に「凄み」のある豚骨ではありませんが、シュアな仕上がりでワンコイン、しかも「替え玉放題」といった独特なサービスで、多店舗展開の豚骨店とはキッチリ差別化できているという……商売のツボの押さえ方が、実に上手い。しかも長時間営業で無休とコンビニエント、こういう店が近所にあると、とっても重宝しますな……その分体重も増えそうで、ちょっと怖くもありますが。

 店舗情報は、こちら

【記事ご参考になりましたら、こちら(↓)の方をポチッとな】
FC2 Blog Ranking

シマシマトム@両国 「正油らーめん」

シマシマトム@両国・20131126・交差点
 両国にひっそりと(?)、新店がオープンしていたとのネット情報。いくら両国によく通うとはいえ、地元のラーメン・フリークの方が気づかなかったくらいですから、私なんぞが気づくわけありません。遅い時間までやっているとのことでしたので、残業疲れの日に訪店。
シマシマトム@両国・20131126・店舗
シマシマトム@両国・20131126・メニュー
 看板に照明がついていないため、夜は写真のような闇の中、店内はカフェのように洒落た空間。麺メニューは「塩」「正油」「つけめん」の三種類、おつまみや酒のメニューも結構豊富です。牛スジがのっているというのに、「塩」が筆頭メニューとは相当気になりますが……とりあえず、牛スジとの相性からみて常識的な線で、「正油らーめん」(700円)に「半熟玉子」(100円)をつけてオーダー。
シマシマトム@両国・20131126・正油
シマシマトム@両国・20131126・スープ
 では、スープを一口……うん、「牛スジ」系としては珍しいタイプですが、非常にまとまりのよいお味。私の経験では、「牛スジ」をフィーチャーするラーメンのスープは、牛骨や牛肉(牛スジ)がベースになる例が多い(例1例2例3)と感じますが、少数派ながら牛以外のソフトなコクの動物系をベースにする場合があって(例4)、こちらは後者。しかし、煮込んだ牛スジの風味がスープ全体にシッカリといきわたり、ベースと渾然一体となって訴えかけるスタイルは、個人的には初めてかも。
シマシマトム@両国・20131126・麺
 麺は、中太ストレート。結構コシがあってモチモチ感のある食べ応え、滑らかな麺肌としてスープ持ち上げを調整してあるのは、牛スジと絡めて食べた時に「牛スジ風味」がクドくならないための工夫と思われ、その意図はドンピシャ上手くハマっています。
シマシマトム@両国・20131126・牛スジ 具材は、煮込んだ牛スジにメンマ、薬味のネギと追加の味玉。牛スジはシッカリ煮込んだ上にスジを丁寧につぶしてあり、コンビーフ的な食感に近いもの。シマシマトム@両国・20131126・麺上げ

 それだけに麺と絡めやすく、一緒にズズズッとイキますと……麺と牛スジの味の「距離感」を、スープが上手く補完する形となって、なだらかで実にスムーズな味の「流れ」。スジ肉のクセ対策としてネギが多めに入っていますが、それが多少邪魔に感じるくらいです。味玉も、単独で突出しないよう味を調整してありますが、逆に存在感が希薄になってしまったかも。

シマシマトム@両国・20131126・店内 麺・スープ・牛スジ肉の一体感が見事な、「牛スジ」系としては例外的な存在の一品。コアな食材のフィッティングが素晴らしすぎて、薬味・トッピングの設定が、逆に厳しくなっているほど。それにしても、惜しむらくは、このロケーションだなぁ……これほどのクォリティ、せめて清澄通り沿いなら「行列」もあるいは。取りあえずは遠からず「塩」にも挑戦して、ブログを通じて応援します。

 店舗情報は、こちら

【記事ご参考になりましたら、こちら(↓)の方をポチッとな】
FC2 Blog Ranking

うめちゃんキッチン@両国 「本格手作り上海ワンタン」

うめちゃん@両国・20131014・江戸東京博物館
 チョイと足を怪我してしまい、通勤・退社時のウォーキングもままならず、自動的にラーメンとも少し距離を置いていた一週間。順調に傷も治り昨日よりウォーキング再開、自動的にラーメンも再開となりました。とりあえず、手近なところで両国の新店「うめちゃんキッチン」へ。
うめちゃん@両国・20131014・店舗
 あの味噌ラーメンの老舗「やっこ」があった場所、営業時間中のはずですが、なぜか「準備中」になっており、店内で仕込みをされている女将さんを覗き込むと、「お入りください」の合図。「風で勝手に営業フダが裏返ってしまって、どおりで今日はお客さんが少ないと思った」とか……中国系の方のようですが、比較的流暢な日本語です。
うめちゃん@両国・20131014・メニュー
 店内は「やっこ」をほぼ居抜いたもの。聞けば病気の関係で「やっこ」は閉店になったとか、この店との直接の関係はないそうです。あの人情味溢れる女将さんとは、もう会えないんですな……夜の麺類メニューはご覧のように三種のみですが、ネット情報ではランチ時「醤油」「塩」「担担麺」などもあるとか。ま、最初から筆頭の「本格手作り上海ワンタン」(780円)が狙い目でしたので、問題ありません。
うめちゃん@両国・20131014・上海ワンタン
うめちゃん@両国・20131014・スープ
 パラリとニラが散るだけで、あとはスープとワンタンのみという、潔い構成。では、スープを一口……お、これは結構イイ感じ。実に豊かでフックラとした味わいの鶏スープ、そのくせ風味にイヤらしさが一切なく、「鶏」の魅力がストレートに、余すところなく引き出されています。調味は塩のみのようですが、きっちりとエッジを立てながらキレに重みがあって、ワンタン用によく吟味された「上湯スープ」といった印象。
うめちゃん@両国・20131014・餡
 ワンタンはすべて同じもの。最初は食べ飽きするんじゃないかと思っていましたが……餡は野菜たっぷり、噛みしめるうちに、野菜の旨味と肉の旨味が静かにコラボしながら、可憐な味を花開かせるようなイメージで……その味わいが、上質な「上湯」に包まれながら、穏やかに微笑みかけてきます。次々頬張り、あっという間に食べきってしまいました。

うめちゃん@両国・20131014・卓上 餃子でもそうですが、肉・ニンニクに比重を置いた餡ですと、食べ応えはあるものの、食べ飽きするしクセにもならない。大阪名物ひと口餃子しかり、卑近な例なら「餃子の王将」「亀戸餃子」もまたしかり、食べ飽きさせず思わずクセになりそな餃子の餡は、その多くが野菜中心で、独特の野菜風味を誇るもの。このお店のワンタンもまた、その王道ド真ん中をいくもので、盛り立て役のスープもまた見事、「両国名物」がまた一つ生まれましたな。

 店舗情報は、こちら

【記事ご参考になりましたら、こちら(↓)の方をポチッとな】
FC2 Blog Ranking

プロフィール

miles

Author:miles
 千葉南西部や都心のラーメンを食べ歩きながら、某サイトへ5年にわたりアレコレ書いてきましたが、都心に引越し連載も1,000回を越えたあたりでこちらへシフト。他の話題についても「So What?」な気分で、アレコレ書いていこうと思います。
 とはいえ、ほとんどラーメンの話題になってしまうのか……

年齢:オッサン
仕事:新橋系サラリーマン
オッサンゆえの自己ルール:
 ・6人以上の店外行列はパス
 ・週4杯、日1杯以内
 ・連食・副食・大中盛NG
 ・移動は電車&徒歩
 ・移動時間30分以内
 ・飲み後のシメNG

カレンダー

02 | 2017/03 | 03
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -

検索フォーム

Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR