つけ麺 結心@自由が丘 「つけ麺」

結心@自由が丘・20180108・通り
(まだ師走の頃の食べ歩き)
 今日は朝から自由が丘で打ち合わせ、この街に前回来たのは、もう思い出せないほど昔のこと。久々に、マリクレール通りあたりをブラブラしてみましたが……昔に比べ、人もお店も「高密度」になった印象、もう少しゆったりした街でしたが……引き上げ途中に、「結心」で一杯。
結心@自由が丘・20180108・店舗
結心@自由が丘・20180108・券売機
 2012年オープンのこのお店、目黒「づゅる麺」的な鶏魚介を出すと聞いております。メニューは、「つけ麺」「中華そば」系とそれぞれに「辛い」バージョン、それに「味噌つけ麺」というラインナップ。ちょっと「味噌」も気になりますが、今日のところは店名の冠にもなっている「つけ麺」(780円)で。食券を渡すと「あつもり・大盛り」可能ということで、とりあえず「あつもり」でお願いしました。
結心@自由が丘・20180108・つけ麺結心@自由が丘・20180108・つけ汁
 出汁がナミナミと張られた麺皿から、勢いよく立ち上る湯気を見るだけで、冬場は心から温まりそうな丼景色。まずは、つけ汁をひと口……お、なんともスマートな味わい。鶏ガラ・モミジに香味野菜を加えて16時間煮込み、煮干し・カツオなどを加えたというこのスープ、世の鶏魚介系は濃厚なものが多い中、香味野菜により味に透明感が強く出ており、濃厚なのにどこかスッキリ感が漂います。一方では、背脂により適度にコッテリ感も加えてあって……スッキリ過ぎずクドくもなく、実にスマートな仕上がりです。
結心@自由が丘・20180108・麺
 麺は村上朝日製麺所製で、やや太めの中太ストレート。非常にシッカリとしたコシと歯ごたえ、甘みもかなり力強くて、つけ汁に対してやや勝ち気味のバランス。ただ、タップリとかけられたカツオ出汁も旨味が非常に力強く、これをまとった麺をつけ汁にくぐらせると、つけ汁側も少しパワーアップしますので、いい塩梅でバランスがとれます。
結心@自由が丘・20180108・具材
 具材は、つけ汁側はチャーシュー、メンマにネギ、麺皿側が水菜に海苔。細切れにされたバラ肉・チャーシューは、味付けもシッカリしており、脂をまとった肉汁も、スマートなつけ汁に対していいアクセントになっていますが……やや量が少ないかな。これなら、(メニュー写真では)麺皿にチャーシューが6枚ものって200円増しの「肉つけ麺」が、若い人にはお得かも(トッピング「チャーシュー」は250円)。
結心@自由が丘・20180108・スープ割り
 スープ割りは卓上のポットから。基本的に「あつもり」用の出汁と同じものと見ましたが、やはりこのつけ汁とは相性がいい。実にスッキリ・サッパリといただけます。

結心@自由が丘・20180108・卓上
 いかにも自由が丘らしい、スマートなタッチが印象的な鶏魚介。特に、香味野菜による「間のとり方」が絶妙ですな……それを活かすなら、もう少し優しい麺でもよい気もしますが。この店の近くにあるマリクレール通りも、昔も人は多かったものの、小さくお洒落な店が絶妙の「間」を保って並ぶ、どこかヨーロッパの街の裏通り的な、スマートな雰囲気がありましたが……今はお店が所狭しとギッチリならぶ、どこか渋谷や池袋のような雰囲気も漂っています。ま、同じ日本人が集う街ですので、同じ方向性になるのもムベなるかな。

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づゅる麺 池田@目黒 「目黒のさんま節らーめん」

池田@目黒・20170716・目黒通り
 GW明けから7月17日まで、10週連続で祝日なしの平日5日勤務が続くという死のロード。そのなかばにさしかかりましたが……すでにバテバテ。あまり、遠くの店を攻める気もせず、例によって「目黒名店めぐり」とまいりましょう。向かったのは「づゅる麺 池田」。
池田@目黒・20170716・店舗
池田@目黒・20170716・券売機
 「づゅる麺」は、むかし青山一丁目に店を出していた時代にずいぶんと通っており、名店めぐりでも後回しにしておりましたが、結構面白い限定をやっているというので、さっそく券売機をチェックすると……全部売り切れ。名物の「つけ麺」は何回も食べたし、ここは未食の「目黒のさんま節らーめん」(780円)に「味玉」(100円)つけて。
池田@目黒・20170716・さんま節池田@目黒・20170716・スープ
 では、スープを一口……あの「つけ麺」を知る人には、ちょっと信じられないほど「淡麗」な味わい。サンマ節を適度に効かせた魚介出汁に、鶏油と揚げネギでコクと旨味をプラスするという基本構成。私もサンマ節を使ったことがありますが、さほど味は強くなく、むしろ硬質なキレが出汁に加わるのが特徴で、まさにその特性を活かした使い方。カエシの強さ次第では、「キレ過ぎ」に陥ってしまうところを、絶妙のバランスで仕上げています。ただし、全体としては味が淡麗な上に、鶏油でさらに味が鈍ってますので、「無化調にしても味が弱すぎ」と感じる方もおられるかも。
池田@目黒・20170716・麺
 麺は、自家製の中太ストレート。この店はメニューによって粉の配合や太さ・仕上げの異なる麺を使っていますが(能書きは下掲)、噛み応えに重さがあるところや、しなやかなのにビビッドな口あたりで、ノド越しが実にスムースなところなんかは、「つけ麺」の麺と相通じるところがありますな。国産小麦がベースですが、こちらにもデュラム粉が少し使われているのか、明快な甘みが印象的。さすが「づゅる麺」と唸らせる、超一級品です。
池田@目黒・20170716・チャーシュー
池田@目黒・20170716・味玉
 具材は、鶏チャーシュー、メンマ、カイワレに揚げネギ、そして薬味のネギと追加の味玉。鶏チャーシューは提供前にバーナーで炙りを入れたモノ、その効果たるや抜群で、なんとも香ばしく、鶏の旨味もドッパドッパ。さらに、これに揚げネギが絡むと、香ばしさと甘味がダブルでシナジー……いやぁ、コイツはなかなか。味玉も、黄身の味を最大限に活かした仕上げ、黄身がトロリとした味玉では、絶対に出せない豊かな甘みです。ただし……メンマに一部、風味の劣化がみられましたな。

池田@目黒・20170716・能書き
 あの濃厚な「つけ麺」がウリの「づゅる麺」にしては、信じられないほど淡麗な一杯。この店で清湯スープといえば、ずいぶん昔に青山店で「にぼし中華そば」をいただき、アレはアレで煮干しが濃厚でしたが……アヴァンギャルドなイメージだった「づゅる麺」も、常連層に合わせて徐々に路線変更をはかっているのかも。創業からすでに11年目、そろそろ「2週目」に入りつつあるのかも知れません。

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辛麺屋 一輪@目黒 「トマト辛麺」

一輪@目黒・20170412・目黒通り
 桜がほぼ満開、目黒駅から目黒通りにかけては、目黒川近辺のお花見に出かける方々で大変な人波(写真左下スミにチラリと)。このあたりに、宮崎名物の辛麺を出すお店ができたとか。私は、辛いもの食べるとムッチャ汗かく方ですので、まだ肌寒い今のうちにいただくことに。
一輪@目黒・20170412・店舗
一輪@目黒・20170412・券売機
 3月オープンのこのお店、なんでも宮崎「辛麺屋 輪」が立ち上げに絡んでいるとか。メニューは「辛麺」「トマト辛麺」「パクチー辛麺」(写真一部光ってしまいご容赦)の3種類、デフォで5辛まで指定可能で、それ以上は有料となり券売機には「辛さ+マグマ」(250円)なるボタンまで。なんとなく美味そうな「トマト辛麺」(850円)をポチッとな、辛さは2~3辛が標準だそうで2辛を指定、麺は「コンニャク麺」「うどん麺」「中華麺」から選べるそうで、デフォの「コンニャク麺」でお願いしました。
一輪@目黒・20170412・トマト一輪@目黒・20170412・スープ
 なにがなし、酸辣湯麺っぽい丼景色。まずは、スープを一口……なるほど、とてもシンプルな美味さ。ストレートなトマトの旨味の中から、辛味がヒネリなしでストレートに飛び出す感じ、辛みは一味と辣油で出しているのかと思っていましたが、辣油っぽくなく唐辛子を煮込んだ辛さの模様。宮崎辛麺といえばニンニクが特徴ですが、コイツは微かに感じる程度で、「なぜ?」と思ってレンゲで探索すると、入っているニンニク片は1つのみ(本場では5片程度入るとか)。しかし、そのせいでニラとニンニク風味が上手くバランス、辛味に程よい厚みを加えます。
一輪@目黒・20170412・麺
 麺は中太縮れで、韓国冷麺に使われているモノに近い。だとすれば、素材はコンニャクではなくそば粉のはずで、実際ほんのりとした甘みもあるし、熱ダレにも強い。グニグニした食感を楽しみながら咀嚼するうち、唐辛子特有の辛みと旨味が広がって、コイツはなかなかのカタルシス。「辛麺屋 輪」のHPによれば、カロリー的にも麺だけで195.6kcal、スープ具材合わせても294.8kcal程度で済むそうです(「一輪」の値ではないので参考程度)。
一輪@目黒・20170412・具材
 具材は、カキ玉にニラと挽肉が少々、そしてニンニクが1片ゴロリ。この挽肉がひとつポイントで、特に変わった味付けではありませんが、シンプルな構成のスープに実に程よいコクを加えています。ま、カキ玉は辛い麺には定番の演出で、コイツにライスをひたすと美味そうですが……それだとカロリーが急上昇。

一輪@目黒・20170412・ポップ
 シンプルにしてヘルシー、これなら女性に受けそうで、実際ラーメン店なのに女性客の方が半分ほど、女性お一人のお客様も結構おられますな。ただ、これでデフォ「辛麺」が750円というのは、相当強気じゃないかしら……スープにもっと何か秘密があるのかしら。上野あたりなら、これを真似た上に半チャーハンつきで、650円くらいで出しそうな気が。

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麺家 黒@目黒 「ラーメン」

黒@目黒・20170321・商店街
 春一番が吹き荒れた1日、仕事の方も荒れ気味で、結構疲れ切ってしまった金曜夜。心穏やかに週末を迎えるために、例によって目黒名店巡りと参りますか……宿題になっていた権之助坂「黒」へ。
黒@目黒・20170321・店舗
黒@目黒・20170321・サイン
 以前は、芸能人がよく訪れる店として有名でしたが、ま、そういう店はラヲタ的にはアレな場合が多く、名店巡りでも後回しになっておりました。噂通り、店内には芸能人の色紙がビッシリ。黒@目黒・20170321・券売機

 メニューは、「ラーメン」とそのバリエーションがメインで、あとは「中辛うま辛ラーメン」や「煮干し節系豚骨ラーメン」といったラインナップ。「どか盛り野菜」(100円)による二郎系チックな変身が名物と聞いてはおりますが、まずは基本の「ラーメン 並」(650円)を、好み指定すべてフツーでお願いしました。芸能人ご用達の店にしては、全般的に良心的なプライシングですな。
黒@目黒・20170321・ラーメン黒@目黒・20170321・スープ
 家系なのにネギが散る、やや個性的な丼景色。まずは、スープを一口……なるほど、「スマート」な美味さ。かなり炊き込んで、乳化を進めたマイルドな豚骨、しかし髄や豚頭といった「荒くれ」要素は排除して、ひたすら豚骨の旨味を抽出する方向に特化しており、コクやキレはかなり円やか。豚骨専門店ならともかく、家系店でこうした「旨味重視」のバランスをとることは、結構珍しい。
黒@目黒・20170321・麺
 麺は家系にしてはかなり細めで、一般的な中太程度。フツー指定ではかなり柔らかめのゆで加減ですが、「マイルド&リッチ」的なスープには、断然このヤワメの方が合いますな。麺から湧き出るフンワリとした甘みが、スープの旨味と溶け合う感じ。
黒@目黒・20170321・チャーシュー
 具材は、チャーシュー、ホウレン草、海苔3枚という「家系標準装備」に加えて、ネギが入るところが少し独特。肩ロース・チャーシューは最近見ないタイプで、かつて「コンビーフ系」と呼ばれたタイプ。まんべんなく味付けて濃淡がなく、食感が多少「コンビーフ」に似通う部分があって、結構賛否あるため絶滅危惧種。

黒@目黒・20170321・ポップ
 たしかに、いかにも芸能人が好みそうな、クセや下卑たところのない、家系にしてはスマートな味わい。この方向性を、万人向けにさらに突き詰め、マスプロ可能な製法に落とし込むと、現在都心部で異常増殖中の「なんちゃって家系」につながるような気もします……日本の寿司が、海外で熱帯系フルーツやタコスなんかと合体し、現地の番人の方に愛され一般名詞化するように、横浜の家系も、東京の上流から庶民まで様々な階層の方々に受け入れられるよう変化するうち、それが東京では一般名詞化するのでしょう。なんか寂しいような、それでよいような……複雑な気分。

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らーめん 田丸@目黒 「ラーメン」

田丸@目黒・20170124・権之助坂
 小春日和だった年末年始がウソのように、ガチガチに冷え込んだ金曜夜。ラーメン食べずにはおられませんな……訪店を予定していた新店が、なぜか年明け早々休業に入ってしまい、行くアテを無くして立ち尽くす渋谷駅。こうなったら、思いっ切り古風な老舗にしますか。目黒は権之助坂の近辺へ。
田丸@目黒・20170124・店舗
田丸@目黒・20170124・メニュー いやいや、私好みのフレンドリーな店構え。この目黒「田丸」はなんと創業が昭和20年、地元に愛され続けたお店です。メニューは「ラーメン」とそのバリエーションが基本で、その他に辛口系として「タンタンメン」や「もやしの辛炒めメン」など。トッピングが追加されたメニューは、カレー皿のような平皿で供されるのが、この店のチャームポイントらしいのですが(写真は下掲)、ここは基本の「ラーメン」(650円)で。田丸@目黒・20170124・卓上

 小さなL字カウンター、新年会帰りなのか酔ったオッサンがゾロゾロ並び、皆モクモク煙草を吸ってます(全面喫煙可)……タバコ嫌いな方にはタマらない環境でしょうが、なんとも昭和な雰囲気が漂って、私のようなオジサンにもタマりません。年季の入った価格表もイイ感じ。
田丸@目黒・20170124・ラーメン田丸@目黒・20170124・スープ
 では、スープを一口……あぁ、やっぱりお味も、なんとも「昭和」。プチ・ワイルドな風味の鶏ガラスープ、醤油ダレは寸胴内で合わせて一緒に煮込んであり、深く馴染んで実にマイルド。昭和40年代頃、私がイヤというほど食べた下町のラーメンは、これよりもっと鶏のクセがでていて、ケミカルによる旨味づけも露骨でしたが……イヤミを感じさせずスマートに仕上げてある所が、さすが「目黒」。
田丸@目黒・20170124・麺
 麺は、微妙に太めの中太縮れ。中加水で少し柔らかめのゆで加減、ソフトな歯ごたえも実に「昭和」。かん水量や添加物に気を遣っているのか、麺肌が白っぽく素朴な甘み、しかしコイツがノスタルジックなスープに実によく合う。麺量は、標準よりも多少多め。
田丸@目黒・20170124・チャーシュー
 具材は、チャーシュー、メンマ、煮キャベツに薬味のネギ。チャーシューは、結構厚めが3枚入り、肩ロースのようですがモモ肉のようなミッシリとした食感に仕上げてあり、これを噛み込みながら絶妙の味付けを楽しむタイプ……いやぁ、なんともノスタルジックな美味さ。
田丸@目黒・20170124・キャベツ
 一方、このキャベツはこの店のオリジナルのようで、非常に柔らかく非常に甘い。キャベツ本来の甘みを茹でで引き出しただけでなく、調味されたスープで煮込んであると見ましたが……古風に調和した世界で、ワンポイント的に味が引き立ち、しかも塩濃さでなく「甘さ」でアクセントをつけるあたりが、意外に斬新。

田丸@目黒・20170124・写真メニュー
 「高度成長期」だった1960年代、昼間汗だくで働いたオッチャンが、銭湯でひと風呂浴び鉢巻・ステテコ・腹巻姿で街の中華屋に集って、ビール片手にホルモンや餃子をつまみながら、シメに食べてたフツーのラーメン……いわゆる「カギっ子」だったため、一人でそんな中に混じってラーメンすすっていた少年にとっては、実に深い「くつろぎ」を与えてくれる一杯。当時の「くつろぎ」のなかで、タバコの煙はむしろ当然の「雰囲気」でしたが……バカボン・パパの鉢巻・ステテコ・腹巻姿が、「ネタ」にしか見えない若い人には、この「くつろぎ」はわかるまい。

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プロフィール

miles

Author:miles
 千葉南西部や都心のラーメンを食べ歩きながら、某サイトへ5年にわたりアレコレ書いてきましたが、都心に引越し連載も1,000回を越えたあたりでこちらへシフト。他の話題についても「So What?」な気分で、アレコレ書いていこうと思います。
 とはいえ、ほとんどラーメンの話題になってしまうのか……

年齢:オッサン
仕事:新橋系サラリーマン
オッサンゆえの自己ルール:
 ・6人以上の店外行列はパス
 ・週4杯、日1杯以内
 ・連食・副食・大中盛NG
 ・移動は電車&徒歩
 ・移動時間30分以内
 ・飲み後のシメNG

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