2013/12/24
鮮魚らーめん 五ノ神水産@淡路町・神田 「かけらーめん雲丹搾り」

忘年会シーズンもピークとなった金曜日、しかしピークに忘年会やっても割引はペケ、延長もペケ、二次会も路頭に迷う始末で、おまけに帰りは人身事故で電車ストップとか……最近はどの幹事もピークは避けるので、食べ歩きに勤しめます。神田多田町は繁華街から少し離れて人影もまばら、雨上りの路地を歩いて新店「五ノ神水産」へ。

新宿・大久保「五ノ神製作所」と同じ系列、この系列はこれまで「海老」で勝負してきましたが、「五ノ神水産」は「銀だら」「焼き鮭」「雲丹」と、いわゆる「鮮魚系」で勝負。実は、新宿店でも過去限定メニューで鮮魚系に挑戦しており、私も「銀だら絞り」(当時は『搾り』ではなかった)を食しましたが、あの系統を本格展開しようという訳でしょう。「銀だら」以外だと雲丹が面白そうなので、「かけらーめん雲丹搾り」(900円)をポチッとな。ついでに「三角メンマ」(100円)もいただきました。

では、スープを一口……う~~んっ、キタァ~~!! まさに、思い描いた通りの「雲丹豚骨」、雲丹をタップリ使ってグイグイとコクと風味を押し出しながらも、独特のエグミ・くさみはほとんどなく、コイツを受け止める豚骨も、しっかり乳化させた濃厚なタイプで、雲丹のくさみをほぼ完全に消し去っています。雲丹と豚骨、硬質なコク同士が融合し土台をシッカリ築いた上で、それを踏み台に両者の旨味がグンと高みに舞い上がるような……この美味さ、タメ息モノです。

麺は中太ストレートで、おそらく自家製。大久保店で使っているタイプに似ており、あの強烈なコクの「海老豚骨」と張り合っている麺ですので、この強烈なコクのスープともガップリ四つ。しかも、少し全粒粉の割合を増やしているのか麺肌に粒々が目立ち、甘みも一段と力強くて、その自己主張はスープを押しのけるほど。

具材はネギ、岩海苔と、追加で頼んだ別皿の三角メンマ。このコクとコクがぶつかり合う展開をある程度予想していましたので、頃合いを見てはメンマで箸休め。やや濃い味付けなので、完全には味覚をリセットできませんが、口に広がる素朴な味わいが、よいテンポを生み出します。多少量が多めですが、これはおススメ。

店舗情報は、こちら。
【記事ご参考になりましたら、こちら(↓)の方をポチッとな】
FC2 Blog Ranking
- 関連記事
-
-
横濱家系 花道家@秋葉原 「醤油らーめん」 2014/01/18
-
仙台牛タンねぎ塩ラーメン 㐂蔵@東京 「仙台牛タンねぎ塩ラーメン」 2014/01/07
-
鮮魚らーめん 五ノ神水産@淡路町・神田 「かけらーめん雲丹搾り」 2013/12/24
-
ソラノイロ salt & mushroom@麹町 「味玉塩煮干ソバ」 2013/12/17
-
中華そば 時翁@神田 「味玉入り中華そば」 2013/12/12
-
スポンサーサイト
コメント
オペラのくだり
フルえる一杯
シビれる一杯
2014/03/08 09:56 by nonch URL 編集