2012/08/12
麺や 多だ屋@野田(阪神) 「醤油つけ麺(太麺)」

久々の大阪出張、しかし日帰りのため予定がギッシリで、通りがかりの店にしか寄れません。仕事も終えて、阪神・野田駅から新大阪に引き上げる前に、当地の「多だ屋」を訪店。2011年5月オープンで、場所は海老江交差点のすぐ近く。

メニューはかなり豊富で写真の通り、つけ麺で「中麺」「太麺」が選べるのが特徴的ですな。とりあえず、筆頭メニュー「醤油つけ麺」(800円)の「並」「太麺」をポチッとな。「並」の麺量は200g。

店内はカウンターとテーブル席が半々程度で、関西らしい小ざっぱりとした内装。この雰囲気なら、生ビール+チャーシュー盛りがワンコインという、「ビールセット」で一息入れたいところですが……ま、それは新幹線のお楽しみ。丼は約7分で到着。

では、つけ汁を一口……うん、これは美味い。鶏ガラ清湯+魚介出汁+醤油ダレというシンプルな構成。シッカリした風味・旨みの鶏ガラベース、魚介出汁も節系をフィーチャーしながら重層的な厚みのある味わいで、これに醤油ダレをビシッと強めにきかせています。塩加減は強めながら、カドが立たずに最後までマイルドなのは、自慢の「天外天塩」のタマモノかも。全体として、ピシッと引き締まった味と、鋭いキレが印象的。

麺は、やや太めの中太ストレート。国産粉を「真空ミキサー」で仕上げたという一品ですが、ピンピン・プリプリとしたビビットな食感と、サクッとした軽快な歯切れで……強いて例えれば、アルデンテに仕上げたパスタのよう。コイツをつけ汁につけ、ズバァ~~ッとイキますと……うん、食感としては珍しいものの、麺のキッパリとした甘味が、つけ汁のスパッと潔いキレによく合って、結構クセになるかも。

具材は、チャーシューが2種と味玉、そしてメンマ、ネギ。チャーシューは鶏と豚の2種で、やや濃いめの味付けが、キレたスープによく合います。味玉のクォリティも問題ありませんが、ややネギが多くてウルサイのと、これで800円とは……これで浪速の相場感に合うかしら。

店舗情報は、こちら。
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