2012/07/04
からくさや@両国 「焼ラーメン」

週末ヌキで働きづめ、さすがにエクゾーストしてしまった金曜日。豚骨で元気つけるかと、蔵前駅から厩橋を渡って、本所の新店を目指しましたが……あえなく満席。そのまま、清澄通りを南下しつつ、どうするか考えていましたが、ダメモトで「からくさや」をのぞいてみることに。

このお店のご主人は、本場博多でも焼ラーメンで有名な「KENZO」出身、これまで何度もこの店の前を通っていますが、夜は基本的に飲み屋モードで、「金曜夜=団体客で超満員」が通例。しかし、この日はなぜか客が少なく、「一人&ラーメンのみ」でも入店できました。注文はもちろん、「焼ラーメン」(750円)。調理は非常に早く、4分も経たないうちに鉄板到着。

ジュウジュウと盛大な音がなんとも食欲をそそります。では、まずは一口……いやぁ、ヤミツキになりそう。豚骨スープにタレを加えて、熱した鉄板で煮立たせ、固めにゆでた博多麺をのせただけ。敢えて麺にタレを絡ませてない分、「焼きそば」のような味の「押しつけがましさ」がなく、自分でタレと絡ませながら食べられるので、味に強弱もつけられ食べ飽きしません。また、パラリとのせられたベビースターが麺にからんで、食感の変化も面白い。

具材は、豚バラ肉と、キャベツ、ニラなど野菜類。具材はすべて薄味ですが、タレと絡んだ麺はそれなりに味が濃いので、むしろこの方が食べやすい。キャベツも思い切ったザク切りですが、全体のリズムにシンコペーションを与えるような効果があって、ベビースターの小刻みなリズムと、絶妙のやり取り。

さらに後半、鉄板に近い麺が少し焦げき、微妙にサックリ感もでてきて、これがまたいいリズム。しかも、タレが焼きついた麺は、少し「豚骨ベビースター」的なニュアンスもあって、なにげにトッピングとも合っていくという「予定調和」……

店舗情報は、こちら。
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