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博多ラーメンセンター@飯田橋 「博多ネギラーメン」

HRC@飯田橋・駅前
 結構ハードだった一週間、「豚骨」で締め括ろうと楽しみにしていましたが、本所某店に見事にフラれた金曜夜……土曜ランチで、その無念を晴らすべく、飯田橋へ。HRC@飯田橋・路上看板

 飯田橋交差点から目白通りを南へ下ると、道端にお目当ての店の路上看板、「博多ラーメンセンター」は、路地を少し入ったところにあります。以前は、名店「しる幸」があった場所ですな。
HRC@飯田橋・店舗
HRC@飯田橋・券売機
 2011年4月オープン、マスコミやネットではあまり紹介されませんが、豚骨ファンの間では、知る人ぞ知る存在とか。限りなく本場に近い博多ラーメンを出すというこのお店、メニューはもちろん「ラーメン」系一本。なかでもイチオシの「博多ネギラーメン」をポチッとな、麺はバリカタでお願いしました。丼は、3分足らずで到着。
HRC@飯田橋・博多ネギラーメン
HRC@飯田橋・スープ
 では、スープを一口……うん、これは結構「通」好みのお味。まさに「シンプル&スマート」な博多豚骨、豚骨は濃すぎず薄すぎず臭すぎず、本来のピュアなホノ甘さ・旨みが、カエシに邪魔されず余すところなく舌に伝わってきます。実にさりげないノビノビとした表現力で、これほど「素性」の良い豚骨は滅多にありません。
HRC@飯田橋・麺上げ
 麺も、これまた素晴らしい。低加水&細ストレートの正当な博多麺、ゆで湯管理もシッカリしており、粉っぽさもなくドンピシャ・バリカタのゆで上がり。ポリポリと軽快な歯切れ、千切れた麺が奥歯でシッカリ咀嚼され、ポクポクとした親しみやすい甘味を口いっぱいに広げます。コイツをポッテリとした豚骨が包み込んで……あぁ、コイツはたまらん。
HRC@飯田橋・替玉 いつもは替玉禁止の身の上ですが、今日はたまらずハリガネで注文(150円)。コイツもドンピシャ・ハリガネのゆで上がりで、技術の高さを見せつけられます。HRC@飯田橋・アレンジ

 後半、卓上の辛子高菜やクラッシュ・ニンニクを投入。この辛子高菜がなんとも絶品で、二流品に多い金属的な風味は一切なく、実に旨みが豊かな上に辛味含めて味付けも適度。ニンニクともあいまって、ドンドンとスープにコクが増していき……あぁ、コイツもたまらん。もちろん、その「全編」を盛り上げるのは、なんといってもこの「博多ネギ」。本場博多の「鴨頭ネギ」を福岡から空輸して使っているそうですが、九条ネギのようなザックリとした食感と、甘味・辛味が両立した味わいで、「全編」の全てのシーンで、キッチリ脇役をこなします。デフォの「ラーメン」(580円)に170円ほどプラスとなりますが、コイツは断固としておススメです。

HRC@飯田橋・口上
 昨今流行りのドロドロ系「濃厚豚骨」でもなく、関東人が好むキレ重視の「(醤油)豚骨」でもありませんが、博多豚骨の「醍醐味」を最大限に伝えきっている一杯。私は出張で食べる程度ですのでエラそうなことは言えませんが、本場博多や小倉で食べた味、特に昼にも店を開けているような店で食べた味に、極めて近いと感じます。なんでネットやマスコミでは取り上げられないのかしら……あまりに本場そのままで、「独創」がないから?なのかな。それを言うなら、本場の良さを再現できる前提で、さらに「独創」を加えられるお店など、ほとんどないと思いますが……むしろ、その「前提」すらクリアしていないお店が、ほとんどかと。そういった意味では大変貴重なお店、機会があれば是非。

 店舗情報は、こちら

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プロフィール

miles

Author:miles
 千葉南西部や都心のラーメンを食べ歩きながら、某サイトへ5年にわたりアレコレ書いてきましたが、都心に引越し連載も1,000回を越えたあたりでこちらへシフト。他の話題についても「So What?」な気分で、アレコレ書いていこうと思います。
 とはいえ、ほとんどラーメンの話題になってしまうのか……

年齢:マジ・オッサン
仕事:銀座・新橋から離れ、今は世田谷系・半フリーランス
オッサンゆえの自己ルール:
 ・6人以上の店外行列はパス
 ・週3杯以内、日1杯以内
 ・連食・副食・大中盛NG
 ・移動は電車&徒歩
 ・移動時間30分以内
 ・飲み後のシメNG

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