2012/07/15
大安らーめん@高田馬場 「みそらーめん」

またしても、週末から働きづめの月曜日、自分に気合いを入れるため、パワフルな一杯を求めて高田馬場の新店「大安らーめん」へ。

馬場口交差点から早稲田通りを少し西に進んだあたり、「天下一品」を過ぎてすぐ。メニューは「みそらーめん」と「つけめん」の2本立て、まずは「みそらーめん」(750円)を、ポチッとな。

カウンター席よりはテーブル席が多い店内、いかにも学生街のお店といった感じです。厨房はご主人一人で切り盛り、製造工程は良く見えませんでしたが、野菜は炒めず、味噌ダレを非常に丁寧にスープに馴染ませておられたのが印象的。丼は約6分で到着、11時半過ぎの入店でしたが、どうやら一番客だったようで「海苔三枚サービスです」とのお言葉。

では、スープを一口……味噌ダレは赤味噌主体、ベーススープが淡白な味わいですので、相対的に味噌が濃いと感じます。赤味噌も、「札幌系」とされるラーメンに多用されるタイプで、大豆的な甘味・風味が強いもの。香辛料などによるヒネリはほとんどなく、この濃さでは味噌のイヤらしさが出てしまうところを、多めのラードで上手く「軟着陸」させています。しかし、脂ではコクの調整はできても調味は難しく、味わいとしては味噌の単調さが否めません。

麺は中太ストレート、中程度の加水率の麺を少し固めにゆで上げてあります。親しみやすい強めの甘さ、スープのホッコリした甘さにも美味くマッチして、ナカナカのバランス。ただし、スープが脂テラテラのため、絡みはイマイチですな。

具材はチャーシュー、味玉、モヤシにネギ、そしてサービス含めて5枚の海苔。特筆は何といっても極厚のチャーシューで、濃い味付けとも相まって、角煮のような仕上がり。ゆでモヤシや多めのネギも、とかく単調になりがちなスープに対して良いアクセント、味玉の仕上がりも悪くありません。

店舗情報は、こちら。
FC2 Blog Ranking