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大安らーめん@高田馬場 「みそらーめん」

大安らーめん@高田馬場・交差点
 またしても、週末から働きづめの月曜日、自分に気合いを入れるため、パワフルな一杯を求めて高田馬場の新店「大安らーめん」へ。
大安らーめん@高田馬場・店舗
大安らーめん@高田馬場・券売機
 馬場口交差点から早稲田通りを少し西に進んだあたり、「天下一品」を過ぎてすぐ。メニューは「みそらーめん」と「つけめん」の2本立て、まずは「みそらーめん」(750円)を、ポチッとな。大安らーめん@高田馬場・店内

 カウンター席よりはテーブル席が多い店内、いかにも学生街のお店といった感じです。厨房はご主人一人で切り盛り、製造工程は良く見えませんでしたが、野菜は炒めず、味噌ダレを非常に丁寧にスープに馴染ませておられたのが印象的。丼は約6分で到着、11時半過ぎの入店でしたが、どうやら一番客だったようで「海苔三枚サービスです」とのお言葉。
大安らーめん@高田馬場・味噌
大安らーめん@高田馬場・スープ
 では、スープを一口……味噌ダレは赤味噌主体、ベーススープが淡白な味わいですので、相対的に味噌が濃いと感じます。赤味噌も、「札幌系」とされるラーメンに多用されるタイプで、大豆的な甘味・風味が強いもの。香辛料などによるヒネリはほとんどなく、この濃さでは味噌のイヤらしさが出てしまうところを、多めのラードで上手く「軟着陸」させています。しかし、脂ではコクの調整はできても調味は難しく、味わいとしては味噌の単調さが否めません。
大安らーめん@高田馬場・麺上げ
 麺は中太ストレート、中程度の加水率の麺を少し固めにゆで上げてあります。親しみやすい強めの甘さ、スープのホッコリした甘さにも美味くマッチして、ナカナカのバランス。ただし、スープが脂テラテラのため、絡みはイマイチですな。
大安らーめん@高田馬場・チャーシュー
 具材はチャーシュー、味玉、モヤシにネギ、そしてサービス含めて5枚の海苔。特筆は何といっても極厚のチャーシューで、濃い味付けとも相まって、角煮のような仕上がり。ゆでモヤシや多めのネギも、とかく単調になりがちなスープに対して良いアクセント、味玉の仕上がりも悪くありません。

大安らーめん@高田馬場・路上看板 実は、外観が非常に良く似た味噌ラーメンに、両国小伝馬町で出会ったことがあります(リンク先の写真参照)。それぞれスープは多少異なるものの、具材構成はそっくりで、お互い何か関連があるか、あるいは個々に「何か」をインスパイヤしているのかも。ただ、そんな「同スタイル店」の中でも「味噌+ベーススープ+脂」のコンビネーションが一番「ポピュラー」に感じられ、ある意味「ど○ん子」的なニュアンスすら漂いますが……ま、安心してガッツリ食べられる一品です。学生さんの多い街で終日「麺大盛無料」、加えてランチタイムは「ライス無料」、他の街で試されてきたスタイルが、この街だからこそ花開くかもしれません。

 店舗情報は、こちら
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プロフィール

miles

Author:miles
 千葉南西部や都心のラーメンを食べ歩きながら、某サイトへ5年にわたりアレコレ書いてきましたが、都心に引越し連載も1,000回を越えたあたりでこちらへシフト。他の話題についても「So What?」な気分で、アレコレ書いていこうと思います。
 とはいえ、ほとんどラーメンの話題になってしまうのか……

年齢:マジ・オッサン
仕事:銀座・新橋から離れ、今は世田谷系・半フリーランス
オッサンゆえの自己ルール:
 ・6人以上の店外行列はパス
 ・週3杯以内、日1杯以内
 ・連食・副食・大中盛NG
 ・移動は電車&徒歩
 ・移動時間30分以内
 ・飲み後のシメNG

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