2012/09/30
銀座 ほんじん 銀中店@東銀座 「鶏つくねラーメン」

先日、東銀座を移動中に、もつ鍋・博多水炊き鍋の店「銀座 ほんじん 銀中店」が、ランチにラーメンを出していることに気付きました。その日は忙しくて寄れませんでしたが……日本をかすめた台風により、乱れた秋の風が吹く木曜に訪店。お店は、東銀座駅から旧日産本社と新橋演舞場に挟まれたご覧の通りを真っ直ぐ進むか、大江戸線の築地市場駅が最寄りです。


店内は4~6人がけのテーブル席がほとんどで、サラリーマン・OLのグループがワイワイ楽しく食事中。一人ではちょっと入りにくい雰囲気ですが、2人がけの小テーブルもわずかにあって、そこが空いていればなんとか。丼は約5分で到着。

では、スープを一口……おぉ、コイツはなかなか。鶏と野菜がジックリと炊きこまれた、まさに「博多水炊き」感満載のこの風味。さらに、生姜を結構きかせてあって、鶏の豊かな香りと生姜独特の香りが混じり合い、何ともいえぬ芳しさ。胡麻が加える香ばしさや、ネギがくわえる薬味も適度で、非常にバランスのとれたスープです。飲み進むうち、生姜が体をポカポカと温めて、これからの季節にはもってこい。

麺は、博多麺風の細麺ストレート。しかし、鍋のシメ用に調整された麺なのか、しなやかな口あたりなのにプリッとビビットな食感で、しかもアツアツスープの中で最後までダレません。甘みはやや弱めですが、それだけに味わいがスマートに感じられ、豊かな風味と切れ味鋭いスープにピッタリです。

具材は、ツクネ、鶏肉、味玉半個に、胡麻・ネギといった薬味類。ツクネはご覧のようなミディアム・レア的な仕上がりで、こちらにも生姜がきいており、スープの生姜と上手にコラボ。鶏肉も、ゴロンと大きなもので食べ応え十分です。

店舗情報は、こちら。
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