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つけ麺ダッシュ トリンピッグ@秋葉原 「つけ麺 チャーシュー・メンマ入り」

トリンピッグ@秋葉原・駅前
 休日出社の代休が、ようやくとれた金曜日。そのかわり、また土日は連続出社なのですが……ずっと行きたいと思いつつ、なかなかチャンスがなかった秋葉原の新店「トリンピッグ」へ。
トリンピッグ@秋葉原・店舗
トリンピッグ@秋葉原・券売機
 かつて「きび」系のお店「松風」があった場所、その「松風」のリニューアル・オープンとのことですので、やはり「きび」系のお店なのかも。20時閉店のため仕事帰りには寄りづらく、土日この近辺は大変な人混みなので近寄りがたい。そんな訳で、ようやくの訪店と相成りました……メニューは「つけ麺」一本で、あとは具材のバリエーション。動物系スープと聞いていますので、「チャーシュー・メンマ入り」(800円)を選択、丼は約8分で到着。
トリンピッグ@秋葉原・つけ麺
 では、つけ汁を一口……ん? 動物ドロ系スープなのに、なんとなく不思議な「和」の雰囲気が漂います。豚・鶏をガッツリ炊きだした動物系スープ、油分もタップリでクドいほどに濃厚ですが、この一品を特徴づけているのは、何といっても醤油ダレ。私の貧相な味覚では、和蕎麦の「カエシ」に非常に似通った味に感じられ、かなり飛躍はあるものの、鶏南蛮・豚南蛮の延長線上にある味とも思えたり。この「カエシ」、かなり多めに使っており、かなり強めの醤油味。
トリンピッグ@秋葉原・麺上げ
 麺は、村上朝日製麺製の太縮れで、レモン皮をすりおろしたものが振りかけられています。麺の味わいとしては淡白な部類、一方でつけ汁の粘度が高く、脂っ濃く味も濃いため、ドップリ浸すと上手くバランスがとれません。ガッシリ感・プリプリ感が半々といったゆで加減、つけ汁には3分の2くらいつけ、食感を楽しみながら咀嚼すれば、ちょうど程よいバランスに。多量の脂分に対して、レモンがなかなか効果的。
トリンピッグ@秋葉原・チャーシュー
 具材は、チャーシューが端肉も含めて4, 5枚とメンマ、つけ汁にはタマネギがタップリ入っています。チャーシューは、濃い味付けでバラ肉を仕上げたもの、脂身のコッテリ感も相まって、単体として上々の出来栄えですが……キャラがつけ汁と完全にカブっており、ハッキリいって相当クドい。メンマも太め2本で100円分というのは、満足感としてやや低め。
トリンピッグ@秋葉原・カレー粉
 後半、卓上のカレー粉で風味付けしてみますと、ハッキリと「カレー南蛮」ぽくなっていき、このつけ汁の方向性が鮮明に。スープ割をお願いすると、煮干しなど魚介の風味でサッパリ感が増し、もはや完全なる「和」の世界で締めくくられます。

トリンピッグ@秋葉原・卓上
 前店「松風」が、動物系を排し野菜のみを炊き込んで、コーンポタージュのような「洋」の雰囲気を醸したのに対し、今度は魚介系を排し動物系に集中しながら、カエシを使って「和」を演出する。やることがイチイチ極端ですが、「実験作」的な面白さはありますな。しかし、最後のスープ割の出来栄えを見れば、ここまで魚介系を避ける必要もないと思いますが……「味よりも話題作り」ということかしら。前店「松風」と同様、なんとなく「社会実験」的なニュアンスが、ちょっと気になったお店でした。

 店舗情報は、こちら

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プロフィール

miles

Author:miles
 千葉南西部や都心のラーメンを食べ歩きながら、某サイトへ5年にわたりアレコレ書いてきましたが、都心に引越し連載も1,000回を越えたあたりでこちらへシフト。他の話題についても「So What?」な気分で、アレコレ書いていこうと思います。
 とはいえ、ほとんどラーメンの話題になってしまうのか……

年齢:マジ・オッサン
仕事:銀座・新橋から離れ、今は世田谷系・半フリーランス
オッサンゆえの自己ルール:
 ・6人以上の店外行列はパス
 ・週3杯以内、日1杯以内
 ・連食・副食・大中盛NG
 ・移動は電車&徒歩
 ・移動時間30分以内
 ・飲み後のシメNG

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