2012/10/19
過門香@銀座一丁目 「汁なし担々麺」

週末は、家族と近所で食事の予定でしたが、なぜかどの店も満員で立ち往生。いっそ銀座にでも出るかと地下鉄で移動、銀座一丁目駅に地下で直結している「過門香」へ。

重厚な扉(写真右側)にちょっとビビりますが、結構カジュアルなお店ですので、妙に気構える必要はありません。家族それぞれ一品頼んで、みんなでシェアすることに、私が選んだのは「本場汁なし担々麺」(1,400円・当時=後述)。あと、ビールのアテにTBS「チューボーですよ!」でも紹介された、「青椒肉絲」もいただいていました。

まずは「青椒肉絲」で乾杯~! 牛リブロース肉はフカフカの柔らかさで、噛みしめるほどに溢れる肉汁に、オイスターソース・中国醤油が絶妙に絡んで、いやぁ……幸せ。油通しされたピーマンもシャキシャキで、タケノコにも適度に下味がついており、これがまた牛肉によく合う。揚げた糸唐辛子を絡めれば、また一段と味が引き立ちます。

そして主役の登場。ニラ、青梗菜、モヤシ、ネギといった脇役に取り囲まれて、2種の肉味噌がタップリのって、頂点に卵黄が君臨するという丼姿。本来複数人で取り分ける設定なのか、量も1.5人前ほどはあります。コイツをサックリと混ぜ合わせ、まずは一口いただいてみますと……クッキリと醤油味が引き立った芝麻醤、これが固めの麺にビッシリとまとわりついて、焼きそばのような味のメリハリ。コイツは美味いと悦に入っていると……見た目では分かりませんでしたが、ワンテンポ遅れて襲いかかる、強烈な花椒のインパクト。

花椒が印象的な担々麺専門店に小川町「辣椒漢」がありますが、あそこの「汁なし」のようにザラザラ花椒が入っているといった感じでもないのに、襲いかかる辛さは圧倒的にこちら。よほど細かく花椒を挽いて、辣油に馴染ませているのかしら……しかし、卵黄の甘味で包み込んで、ギリギリ辛味を尖らせ過ぎないところが、さすが「過門香」。

店舗情報は、こちら。
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